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tittle‐tattle~徒然のままに記す

基本的にコラムというか雑文をつらつら書いております。ジャンルは料理やら映画やら小説やらアニメやらゲームやら漫画やら音楽やら料理やら猫やらと、無尽蔵にキリがないので暇つぶしにでもどうぞ。ではでは。

ちなみにそんなに面白くはないです。

映画の話。俺は映画が好きだ。それは理由は簡単で時間が決まっているから。2時間中2時間できちっと終わる。まとまりがよい。本もたくさん読むがそれとは楽しみを使い分けている。映画はよい、とても素敵だ。ということで映画の話をしよう。

まずはオススメの映画でも上げるべきなのだろうかね? 漁師たちが嵐に巻き込まれる大人気映画『パーフェクト・ストーム』くらいしかないけどいいかしら。欲をかいたマグロ漁師(ジョージ・クルーニーが代表)が3つのでかい台風にぶち当たり全滅するだけの映画ですが。途中、浸水した船室での漁師たちの恋話などもありますが。実話を元にしているのがさらに救いがありませんが。俺は大好きですがいかがか? 

あとなんでしょう、雑にオススメていこう。邦画ながら『Lie lie Lie』という作品がなかなか。原作は中島らもの『永久は半ばも過ぎて』。演者が佐藤浩市に豊川悦司、鈴木保奈美となかなかに豪華。監督は『櫻の園』『12人の優しい日本人』の中原俊。すごくよい作品なのに埋もれてて残念。豊川悦司が睡眠薬中毒の詐欺師で佐藤浩市が孤独な写植屋。この写植屋が睡眠薬を飲んだら、今まで頭に流れ込んだ文字が溢れだし、ひとつの文学を書き記す。それが原作のタイトル『永久も半ばを過ぎて』だ。これを、詐欺師の豊川悦司が幽霊の書いた文学だとひと芝居打って金儲けを企む、その持ち込んだ編集部の担当者が鈴木保奈美という流れ。まあ、これから二転三転あってアレやアレやと。本田博太郎とか上田耕一なんかが出ていて安定してよい。ちなみにボニー・ピンクのテーマソングはアルバムに入ってない、この映画だけの曲。

『ブレード・ランナー』とか好きなら『サルート・オブ・ジャガー』を見て欲しいかも、荒廃した未来を舞台にした架空のスポーツでのし上がる映画。荒廃した未来の描き方としては『マッドマックス』よりもいいビジュアルだと思う。脚本はブレランの人。主演はレプリカントのルドガー・ハウアー。マイナー作品ながら、なかなか美術もよいので探してみるといいですよ。

『ロスト・イン・トランスレーション』という映画もよい。フランシス・フォード・コッポラの娘さんの、ソフィア・コッポラの撮った作品なんだが、ミスター仏頂面ことビル・マーレーが東京にCM撮影に訪れる、しかし言葉も通じず勝手の利かない異国の街で右往左往するうちに、一人のこれまた夫の出張に付き合わされて東京で退屈をしている白人女性の人妻と出会う……ってな内容。まあ、文字で起こすと昼ドラみたいですな。でも、俺はなんだか好きなんですな。ビル・マーレーのいいハゲ方と人妻役のスカーレット・ヨハンソンの抜けるような白い肌がたまらないのかなんなのか。最後、雑踏で二人が抱き合うシーンがあるのですがそこがなんだかすごくよい。まあ、すごく面白くもないのですが、オススメですな。

『バタリアン』とか『ゴーストバスターズ』、『キック・アス』なんかは当たり前すぎるからやめにしよう。

『ドニー・ダーコ』
これも、オススメするにはちょっとあれだけれども、まあ、観て文句言わないなら観てみればいいんじゃないかね。『メメント』とか、いわゆる逆回転ムービーが流行ってた頃に公開された映画なんだが、これはちょっとぶっ飛んでいて、なんでしょ、主人公は頭のネジが外れた思春期の少年。精神科で薬とかもらってる。眠る時に地球の終わりまであと何日と何時間と知らせる黒いうさぎの幻覚を見るのが日課。好きな女の子がいるのだけれど、その女の子は死んでしまう。それが現実化夢かわからないままに、それを停めるために右往左往する。そんな話。でも主人公は頭がオカシイので色々ややこしい。どうだい? 観たくない感じだろ? サンダンス映画祭で絶賛された作品で、俺も絶賛したが、正直、あんまりデートとかで恋人と観るべきではないと思う。まず盛り上がりないことこの上ない(笑)。

アニメでも書いておこうか。
『銀河鉄道の夜』はとりあえず観ておこう。宮沢賢治原作の童話なのはご存知だろうが、アニメ映画は杉井ギサブロー監督のキャラデザインがますむらひろしとスキがない。オリジナルエピソードを挿入しているがうるさくないし、後半、田中真弓演じるジョバンニさんが叫ぶ「カンパネルラ~」のセリフは泣ける。透過光の使い方など当時のアニメの真骨頂だと思う。音楽は細野晴臣、これがまた泣けます。日本のアニメーションの一つの頂点だと思う。

ほかにも書きたいけど一旦中断。追加するかも。


○追記

『犬、走る DOG RACE』

邦画ですね。16年とか前の邦画かな。監督は崔洋一。新宿歌舞伎町を舞台にした、不良刑事と不法滞在の中国人やら韓国人を扱ったカオスな映画。あの頃は『新宿鮫』とか流行ってたからね。
とにかく、破天荒な刑事の岸谷五朗がカッコいい。ボッタクリバーにカチ込んで女は犯すは中国人はボコるはメチャクチャだ。部下の香川照之は最初こそ真面目なんだが、押収したシャブを岸谷に煽られて打たれてからはタガが外れてたちが悪い。ヤクザや裏社会のテンヤワンヤの出来事の2日間位を凝縮した映画なんだが、岸谷に付いて回るホモの情報屋の大杉漣が憎めなくてかわいい。ヤクザに追い掛け回されて、ボロいアパートの屋根の上を逃げまわるシーンは萌える。
なんだかんだ事件にカタがついて、ようやく岸谷は眠りにつく。ずっと眠れないまま事件というか、ややこしい出来事に振り回されていたのだ。眠れない刑事という設定って、同じ公開の年なんだけど、一ヶ月前だけど『踊る大捜査線』よりこっちの方が先なんだよね。まあ、いいけど。下品なシーンも多いけども、なかなかの佳作だと思う。

以上。
テキスト系。はい。インターネットのお話に戻りましたよ。訳も分からず、とにかくホームページとやらを自分はやっておったわけですな。勝手に有名人にインタビューしたり、一人で会議する感じの。まあ、どうしたらいいかよくわからんから、勢いでやるしかない時代だったんだよ。まだ、ワールドトレードセンターも健在だし。世紀末に至ってなかったんだね。そんなこんなで、カチャカチャと、ホームページビルダーの本とかとにらみ合いながらがんばってたら、色々サイトをやっている人から掲示板に書き込みが来るようになってきた。最初は嫌がらせかと思ったが、返してみるとそうでもないようなので、そこそこ仲良くなったりした。

この関係はあれだ、例えるならコミケなんかの同人誌サークルのつながりなんかな。近いような遠いような。同好の趣味のみで繋がる感じというか。もちろん、普通に友だちになって遊んだり、女の子と仲良くなったりもしたが、まあ、わりと瞬間風速的な徒花的なものだったように思う。思うって書いてから書くものアレだが、テキスト系という文化が一応ネットにあったんです。文章主体で、達観主義で日常のことを垂れ流す感じのスタイルのサイトと説明していけばいいのかしら。まあ、今のブログの前身ですね。そんな時代もあったねとと、中島みゆきも言っております。

さて、本当はテキスト系は色々書くことがあったのですが、さらっと流しました、個人的に面倒臭いことが多すぎるので。以降、ブログに始まり、mixi、Twitter、LINEなどなど、みなさんインターネットを自由に活用されていることでしょう。僕はあまりしておりませんがね。というか、だーっと、書いてきて、面倒くさくなってきている自分もいるし、インターネットってなに? と疑問を持っている自分もいる。分からない単語や場所をGoogleで検索してしたり顔。脳みそなんにも使ってないよな。

──インターネットに使われるな。

以上

新年二日目ということで、麻婆豆腐の作り方でも書きます。年の始まりは四川料理で祝うというのは昔からのしきたりではないですけど勢いで。特に書くこともないので。本当は懐かしのインターネットの話を書こうかと思ったのですがややこしい上、整理したいのでまた今度。

みなさん、家庭で麻婆豆腐を作られる場合はやはり、丸美屋の麻婆豆腐の素ですかね。あの、甘めのやつ。あれはあれでたしかに美味しい。俺も好きです。ごはんにも合うし、挽肉もちょっぴり入ってるし。
しかしですな、ちょいと、その源流となる四川料理の麻婆豆腐からすると、甘すぎやしないかと、そして辛くもないじゃないかというお叱りがあったりなかったり。ということで、丸美屋さんに頼らずにお手軽に本格麻婆豆腐を作るレシピを教えまする。材料とかも一応書くことにする。








材料(量は想像で考えれ、あと基本の調味料は書かない)

豆腐 

ネギ 

粉唐辛子(粗挽き)

山椒(花山椒の方がいいかも)

豆板醤

ニンニク

生姜

豚ひき肉


豆腐を熱湯で3分湯通し。

中華鍋(フライパンでもよい)にサラダ油を入れて、弱火で低温から刻んだ生姜とニンニクと豆板醤を炒める。油が泡立ってきたらひき肉と粉唐辛子を加え炒める。

中華鍋ではひき肉炒めが出来上がっているので、ここに湯または水を足す。本来は、鶏肉でとった上湯スープを足したりしたいところだが、家庭ではそうもいかんので、家にあるウェイパーなり中華味なりを入れるしかない。ひき肉の入った鍋に豆腐が浸かっていいくらいの液体を入れて、あとは調味料を加えればOKさ。醤油と味醂、あとは中華料理に欠かせない味の素も忘れるな! お豆腐を賽の目に切って追加して強火で行け。豆腐がゆらゆら動き出したら火が通った証拠だ。 

みじん切りにした長ネギをばっとまぶしたら一旦火を止めて、とろみ付けの水溶き片栗粉を加える。説明していなかったが、水溶き片栗粉はあらかじめ作っておいた方がいい。1時間前くらいに1・1くらいの割合で混ぜ合わせて、分離はするがおいておくといい感じになる。お試しあれ。で、それをまぜまぜしてさっと加えて、火を付け直して再加熱。沸騰するまでちゃんと加熱しないとダメだぞ。中途半端に加熱するとトロミが緩むのだ。で、お皿に盛る。最後に山椒をパパパっとかけて完成。本当はにんにくを炒めるところで、山椒を一緒に炒めてもいいんだけれどもご家庭にはハードコアすぎるかなと。なにはともあれ、簡単かつ、さして材料費もいらんのでよろしいかと。ラー油を追加するとなおよし。山椒の痺れと唐辛子の辛さがクセになるんじゃないかね。

──やべえ、『レタスクラブ』みたいになってる。

以上。