ということで、今回も一口コンロとフライパンがアレば作れる独身男性向けのレシピでござい。栄養満点の野菜たっぷりな味噌ラーメンでございますな。ということで、まずざっと材料から。
○材料(例によって、細かな分量や基本調味料なんかはわりと書きません。材料の抜けは本文で補足)
生麺(スーパーで入手できるものでいうと太麺派なら、山岸一雄監修つけ麺専用中華麺4玉入り。中太縮れ麺なら北海道の菊水製麺の4玉入りの物が安くて買いやすいと思う。2百円くらい)。
野菜類:もやし、きゃべつ、タマネギ、ニンニク、生姜、(人参やらピーマンがあってももちろんよし、ようはタンメンに入れるような野菜ですわ)。
肉:今回は豚牛の合い挽き肉。豚バラ肉の薄切りなんかでもガッツリしてて美味しいです。冷蔵庫にあるものでいいけど、牛よりは豚のほうが脂の味の相性が味噌と良い。
味噌:今回は赤味噌。まあ、あなたの育った環境のお味噌で白でも豆味噌でも八丁味噌でも何でも。
調味料;基本調味料に加えて、味の素と中華味(味覇)、位がアレばまあいいです。というか、このくらいは独身男性でも置いとけば肉でも炒めて飯炊いて暮らせます。
さて、調理に取り掛かるとしようかね。今回はつけ麺の麺を使用する場合の流れを基本で説明する。後で、普通の麺使用時の麺のフォローもしますよ。では、まずフライパンで湯を沸かす。その間に野菜を切っとくとしよう。キャベツをあらみじん切りにザクザク切ってザルで洗う。ニンニクはあらみじん切り、しょうがは正直チューブでもいい。もやしは洗いたきゃ洗え。でも、もやしは基本無菌栽培なので洗う意味は無いんだけどね。火も通すし。きのこ買ってきて丁寧に洗うバカいるけど、アレは味落ちるだけだからやめとけ。石づきだけ切り落として、そのまま鍋に放り込めば食えるから。
湯が沸いたら、麺を一玉でも二玉でも二玉でも好きなだけ時間通り茹でて、水で締めてザルで一旦置いておく。できたら盛り付ける丼の用意もしておくと流れがスムーズかもしれん。狭いキッチンかもしれんが頑張れ。
湯を捨てたフライパンにサラダ油大さじ1とごま油少々を加えたら、弱火で熱して、ニンニクと生姜投入。量はお好みで。まあ、こういわれるのが料理せん人には困るのだろうが、お好きにしなされってこった。それが自炊の醍醐味だ。火をほんの少し強くして、ひき肉投入。多分、みなさんはテフロン加工かなんかのフライパンを使っていると思う、で変なプラスティップのヘナヘナのヘラを使っちゃっていると思うが、安いのでいいから木べらを買っておいてくれ、マジで料理の捗り方が違うぞ。で、そいつでひき肉をつぶしながら炒めてばらしていく。そこそこほぐれたらタマネギ投入、中華味、味の素、コショウで軽く味付け。あくまで軽くでよし。
タマネギがちょい炒まったら、湯か水を200ccくらい、もうちょい少なくていいかな? フライパンに加える。味噌を溶くための量あればいいので、各自調整してくだされ。味噌は塩気が物によって違うので、とりあえず味をみつつ、溶いてみて調節してみてとしかいえんかなぁ。泡立て器とか使って味噌溶いてもいいけど、洗い物が増えるので木べらで潰して溶けばいいよ。とはいえ、この時点で味はしょっぱくていい。なぜならこの後にさらに、スープを足して濃度調整をするから。
炒めたひき肉とタマネギに少なめの水に味噌を溶かしたら、そこにみりんを多めに入れるとしよう。気持ち甘めに仕上げる。甘いのが苦手なら減らせばいいだけだ。ただ、家で作る味噌ラーメンは甘めに仕上げたほうが本格的な味になるから不思議。で、一旦、コンロの火をやや強火にして一度味噌を沸き立たせる。味噌の香りが飛ぶだろうって? 今回は札幌味噌ラーメンの技法をとっているので味噌をあえて焼く。香ばしさを少し出そうというこった。味噌のフレッシュさが欲しけりゃ、また味噌を追えばいい。
それなりに味噌が湧いたら、またお湯か水を足す。これでスープの量。おかわりするとか考えたら少し多くてもいいかもね。で、中華味(味覇でも可)と味の素を入れて、味見をしつつ、味のバランスをみておくれ。トドメにもやしをドカンと入れて、ひと煮立ちさせたらスープは完成。文字量的には、そこそこ多い感じだが、やってることは実は大した事なかったりする。だれでも出来る。味噌汁と変わらん。
あとは、俺の場合はものぐさなので湯沸し器で先にゆでた麺をまた湯通しして温めなおして、それを丼に入れてスープを注いで、具を盛って完成。野菜も取れるし材料費もかからんし、何より簡単なのにその辺のタオル鉢巻のラーメン屋より喰えるかもしれんよ。ちなみに、味噌入れないで作ると、タンメンになったりする。洲崎『来々軒』を出前時代から喰ってた俺が言うんだから間違いない。
あ、忘れてた。つけ麺の麺じゃない、普通のラーメン葉の生麺の場合は、先にスープ作った後に茹でたほうがいいとかそんな普通の話です。菊水製麺の麺は縮れ麺で安いのでなかなか良いですよ。
以上。
近所のでかい公園で、夕飯がてらケンタッキー食いつつ、ビールを飲んでいると近くのベンチで語り合っている男子中学生の話が聞こえてきた。3人がベンチ
に腰掛け、ひとりは座ったり立ったりして声高にしゃべりまくっている。耳をそばだて、しばらく観察していると「女子にどうしたらモテるのか?」ということ
を必死に語り合っているらしい。
○青空しゃべり場メンバー
中学生A(立ったり座ったりして、ハイテンションでしゃべりまくる)
中学生B(ベンチに座り、ユッタリした物腰)
中学生C(よくわからんが多分イケメン。わりとしゃべる)
中学生D(たまに立ったりする。激しく携帯をいじる)
B:「だから、言うほど人気ないって」
C:「Aもこないだ、○○子といいかんじだったじゃん。あれはだめなの?」
中学生A、椅子からすっと立ち、座ってる連中に向かって声高にまくし立てる。
A: 「だから、俺はいつでも一生懸命だ、なのに女子はおまえらが大好き、俺は一生懸命キャラ作ろうってしてるのに、できた頃にはおまえらに女子は夢中、困る、 俺はなんのためにやってんだ、キャラ作ったりしたいのに、キャラ作れば、いい人とか言われるはずなのに、おまえらがうまいこと女子にモテちゃうせいで俺ダ メじゃん、意味ない!!」
中学生A、本人は早口でまくし立ててるつもりながらも、端から聞いていると絶妙なライミング。そして魂こもりまくり。リズミカルかつハイテンションに、彼のライムは続く。
A:「ってか、C!! いろんな女子に声かけすぎ、だからみんなおまえに注目したり、で、そんでつきあい始める、けどおまえなんだかんだで浮気でダメすぎ、マジ非道い、いい人ぶってるのに、マジ非道い、いい人とか言われてるのに、女子に!!」
ねらってないんだろうけど、まじでこのライミング。ぴょんぴょん跳ねながら激しくモテ連中に対してたたみ込む。
A: 「俺は一生懸命がんばってる、ギターとかも弾いたりで、とにかくがんばってる、なのにBとかCとかはうまいことやって、超人気じゃーん。女子から、いい 人、性格いいよね、かっこいいよねとかさんざん言われて、俺だってキャラ作ろうってがんばってるのに、まったく女子にも見向きもされない」
まじで、走ってますヤツのラップ。意識せずにまくし立ててるだけなんですけど、激しくかっこいい。ナチュラルボーンラッパーの誕生ですわ。
A:「Cなんか、俺を悪者にすることで、女子に人気を得たりしてる、めっちゃずるくねー? おまえはうまいことやりすぎじゃん、俺がキャラ作りたいのにうまく利用しただろう!! 怒ってないけど、ずるくない。○○子とつきあってるしさ!!」
も うブチ切れ。とにかく無意識ラップでブチ切れ。で、まあそれに対しての仲間の相づちとか返事はB:「キャラ押しすぎなんじゃん?」とかD:「アピールする タイミングがさ」、B:「大げさすぎるのかな?」など至極タイトなものですな。今の中学生って侮れないね。クールすぎ。
そんなボルテージあがりまくりで『SNL』のエディ・マフィーばりのマシンガントークでしゃべりまくる中学生A。しかし、彼の突然携帯電話が鳴り響く。おののきつつ電話に出た彼は……。
A:「……ん、あ。うん。いいよ。コロッケでしょ? 3個くらいでいいよ。あげといていいから、うん。遅くならないって!!」
うーん、さすが中学生。夕飯はコロッケかい? 育ち盛りだね3個も食うのかい? ってか、お母さんにひどい言葉づかいとかしてないから安心したよ、俺は。うん。
ということで、いずれシーンを釘付けにするに違いないラッパー中学生Aがモテるのを願いつつ、帰宅した俺でした。がんばれA!!
以上
○青空しゃべり場メンバー
中学生A(立ったり座ったりして、ハイテンションでしゃべりまくる)
中学生B(ベンチに座り、ユッタリした物腰)
中学生C(よくわからんが多分イケメン。わりとしゃべる)
中学生D(たまに立ったりする。激しく携帯をいじる)
B:「だから、言うほど人気ないって」
C:「Aもこないだ、○○子といいかんじだったじゃん。あれはだめなの?」
中学生A、椅子からすっと立ち、座ってる連中に向かって声高にまくし立てる。
A: 「だから、俺はいつでも一生懸命だ、なのに女子はおまえらが大好き、俺は一生懸命キャラ作ろうってしてるのに、できた頃にはおまえらに女子は夢中、困る、 俺はなんのためにやってんだ、キャラ作ったりしたいのに、キャラ作れば、いい人とか言われるはずなのに、おまえらがうまいこと女子にモテちゃうせいで俺ダ メじゃん、意味ない!!」
中学生A、本人は早口でまくし立ててるつもりながらも、端から聞いていると絶妙なライミング。そして魂こもりまくり。リズミカルかつハイテンションに、彼のライムは続く。
A:「ってか、C!! いろんな女子に声かけすぎ、だからみんなおまえに注目したり、で、そんでつきあい始める、けどおまえなんだかんだで浮気でダメすぎ、マジ非道い、いい人ぶってるのに、マジ非道い、いい人とか言われてるのに、女子に!!」
ねらってないんだろうけど、まじでこのライミング。ぴょんぴょん跳ねながら激しくモテ連中に対してたたみ込む。
A: 「俺は一生懸命がんばってる、ギターとかも弾いたりで、とにかくがんばってる、なのにBとかCとかはうまいことやって、超人気じゃーん。女子から、いい 人、性格いいよね、かっこいいよねとかさんざん言われて、俺だってキャラ作ろうってがんばってるのに、まったく女子にも見向きもされない」
まじで、走ってますヤツのラップ。意識せずにまくし立ててるだけなんですけど、激しくかっこいい。ナチュラルボーンラッパーの誕生ですわ。
A:「Cなんか、俺を悪者にすることで、女子に人気を得たりしてる、めっちゃずるくねー? おまえはうまいことやりすぎじゃん、俺がキャラ作りたいのにうまく利用しただろう!! 怒ってないけど、ずるくない。○○子とつきあってるしさ!!」
も うブチ切れ。とにかく無意識ラップでブチ切れ。で、まあそれに対しての仲間の相づちとか返事はB:「キャラ押しすぎなんじゃん?」とかD:「アピールする タイミングがさ」、B:「大げさすぎるのかな?」など至極タイトなものですな。今の中学生って侮れないね。クールすぎ。
そんなボルテージあがりまくりで『SNL』のエディ・マフィーばりのマシンガントークでしゃべりまくる中学生A。しかし、彼の突然携帯電話が鳴り響く。おののきつつ電話に出た彼は……。
A:「……ん、あ。うん。いいよ。コロッケでしょ? 3個くらいでいいよ。あげといていいから、うん。遅くならないって!!」
うーん、さすが中学生。夕飯はコロッケかい? 育ち盛りだね3個も食うのかい? ってか、お母さんにひどい言葉づかいとかしてないから安心したよ、俺は。うん。
ということで、いずれシーンを釘付けにするに違いないラッパー中学生Aがモテるのを願いつつ、帰宅した俺でした。がんばれA!!
以上
今日はコミケの話でも書こうか。古く晴海国際見本市会場、現在東京ビッグサイトで開催されている日本最大の同人誌即売会、正式名称コミックマーケットですな。
今は、えーと、三日間開催ですかね。すごいね。で、人数もすごい。というか、ネットが発達したせいで同人誌とか興味ない人も来よるので、なんかお盆と年末のお祭騒ぎというか乱痴気騒ぎというか。昔からそうだが、最近はそれが度を越していてちょっと怖い。
なんだかんだで、もう始まって40年近く経つのかしら。そこまでいかんか。俺が行きだした頃は、まだ晴海開催だったなぁ。幸いというか不幸というか、実家が自転車で行ける距離だったのでバイクやら自転車で気楽に行っていたもんだ。今は車屋さんになっちゃったけど、晴海会場には東館という丸いドーム型の建物があって、ヲタの間ではガメラ館などと呼ばれていた。ちなみにコスプレはなに館だったっけな、2階建ての小さいとこ。一階が歴史系の。そこの二階が更衣室だった。今はほぼ規制ないようなもんで裸同然のコスプレOKだけども、当時はかなり厳しくてお腹とかの肌露出ダメだったから、薄いレオタードみたいなの着たり、武器も長物はダメだったのですよ。今は何でだかものすごく緩いよね。
この頃も、やっぱり徹夜組というのはいて、そういう人たちは西館というほぼ箱みたいな建物に閉じ込められてた。みんな、そこに体育ずわりとかして朝まで時間を潰してた。一応、運営も鬼ではないので電気はつけてくれてたから本読んだりだべったりして時間を何とか潰してたもんだ。ネットなどはもちろんない。打ちっぱなしのコンクリートの床なので冬は底冷えがハンパではない、素人は防寒が甘いのでそれだけで十分死ねた。
まんじりともせず夜を超え、朝になり、開場時間を迎えていよいよ扉が開くと、一斉に徹夜組が拍手。本当は禁止なんだけどね。大らかな時代だ。この頃、というか、ビッグサイトに移ったあとも途中まではそうだが二日開催で、二日が男性向け創作の日だった。やはりその日の会場は男臭いというか汗臭いというか。まあ、アレな感じだったな。
サークル参加も数度したことがある。初めて参加した時は当時流行っていた格闘ゲームの本だった。友人が某パソコン雑誌の編集者だったのもあり、そこのイラストレーターの人も参加してくれて、それなりに体裁が整った本になった気がする。俺は、主にゲームに出てくるおっさんキャラしか出てこない気持ちの悪い4コマ漫画を書いた。その後は知り合いの本を手伝ったりちょこちょこして参加した。ガンダムの本を作った時はそれなりに売れて、儲かっておこぼれを結構頂いた。ああいう同人誌制作的な一体感はなかなかよいものだと思う。
最近のコミケもたまに行くことは行く。まあ、ずっと東京に住んでいるし、会場の近くに住んでいることが多いし。けれど、人が多すぎて、会場についてもコスプレ広場あたりで挫けてしまう。欲しい本もさしてなかったりするしなぁ。それこそ、いまはまんだらけなりとらのあなで買えちゃうでしょ。俺が欲しい本は、そもそもそういうのでもないし。コミケ自体がものすごく肥大しているのは仕方ないと思う。それは、やはりネットの力がでかい。同人誌即売会、ではすでにないのだとも思う。ただ、それを上手く御せるのか否かは米澤さんも亡くなっているし、現在の運営スタッフの理念にかかっているのだと思う。東京オリンピック開催によって、この街は大きく変質する。きっと古いものは淘汰され、新しい異質なものが街を覆うのだと思う。その中でコミケも噂には聞くがビッグサイト開催はもうできなくなるのかもしれない。ものすごく話は飛ぶが、コミケは晴海を追い出され、幕張も追い出され、やっとビッグサイトに落ち着き、そこも追い出されるんだとしたら、この国に創作を許す場所などないのではないだろうか。児ポだワイセツだなんだと、がなる連中がいるが、お前らだって学生の頃は親に隠れてビニ本の墨を砂消しで必死で消したりしてたんだろうが。バカみたいな倫理を並べる前に横入りしたオリンピックに対して周りが潰されないように対応するように政府はするべきだろうに。もともとあるのはコミケであり、この東京という街だ。スカイツリーが建った時も下町が再開発されて、多くの古い個人商店や飲み屋が潰れていったのをみた。まあ、取り留めもない文章なのでこのへんでやめておこう。
夏コミはとりあえず、あんまり暑くなさそうなら行くとするかな。
以上。
今は、えーと、三日間開催ですかね。すごいね。で、人数もすごい。というか、ネットが発達したせいで同人誌とか興味ない人も来よるので、なんかお盆と年末のお祭騒ぎというか乱痴気騒ぎというか。昔からそうだが、最近はそれが度を越していてちょっと怖い。
なんだかんだで、もう始まって40年近く経つのかしら。そこまでいかんか。俺が行きだした頃は、まだ晴海開催だったなぁ。幸いというか不幸というか、実家が自転車で行ける距離だったのでバイクやら自転車で気楽に行っていたもんだ。今は車屋さんになっちゃったけど、晴海会場には東館という丸いドーム型の建物があって、ヲタの間ではガメラ館などと呼ばれていた。ちなみにコスプレはなに館だったっけな、2階建ての小さいとこ。一階が歴史系の。そこの二階が更衣室だった。今はほぼ規制ないようなもんで裸同然のコスプレOKだけども、当時はかなり厳しくてお腹とかの肌露出ダメだったから、薄いレオタードみたいなの着たり、武器も長物はダメだったのですよ。今は何でだかものすごく緩いよね。
この頃も、やっぱり徹夜組というのはいて、そういう人たちは西館というほぼ箱みたいな建物に閉じ込められてた。みんな、そこに体育ずわりとかして朝まで時間を潰してた。一応、運営も鬼ではないので電気はつけてくれてたから本読んだりだべったりして時間を何とか潰してたもんだ。ネットなどはもちろんない。打ちっぱなしのコンクリートの床なので冬は底冷えがハンパではない、素人は防寒が甘いのでそれだけで十分死ねた。
まんじりともせず夜を超え、朝になり、開場時間を迎えていよいよ扉が開くと、一斉に徹夜組が拍手。本当は禁止なんだけどね。大らかな時代だ。この頃、というか、ビッグサイトに移ったあとも途中まではそうだが二日開催で、二日が男性向け創作の日だった。やはりその日の会場は男臭いというか汗臭いというか。まあ、アレな感じだったな。
サークル参加も数度したことがある。初めて参加した時は当時流行っていた格闘ゲームの本だった。友人が某パソコン雑誌の編集者だったのもあり、そこのイラストレーターの人も参加してくれて、それなりに体裁が整った本になった気がする。俺は、主にゲームに出てくるおっさんキャラしか出てこない気持ちの悪い4コマ漫画を書いた。その後は知り合いの本を手伝ったりちょこちょこして参加した。ガンダムの本を作った時はそれなりに売れて、儲かっておこぼれを結構頂いた。ああいう同人誌制作的な一体感はなかなかよいものだと思う。
最近のコミケもたまに行くことは行く。まあ、ずっと東京に住んでいるし、会場の近くに住んでいることが多いし。けれど、人が多すぎて、会場についてもコスプレ広場あたりで挫けてしまう。欲しい本もさしてなかったりするしなぁ。それこそ、いまはまんだらけなりとらのあなで買えちゃうでしょ。俺が欲しい本は、そもそもそういうのでもないし。コミケ自体がものすごく肥大しているのは仕方ないと思う。それは、やはりネットの力がでかい。同人誌即売会、ではすでにないのだとも思う。ただ、それを上手く御せるのか否かは米澤さんも亡くなっているし、現在の運営スタッフの理念にかかっているのだと思う。東京オリンピック開催によって、この街は大きく変質する。きっと古いものは淘汰され、新しい異質なものが街を覆うのだと思う。その中でコミケも噂には聞くがビッグサイト開催はもうできなくなるのかもしれない。ものすごく話は飛ぶが、コミケは晴海を追い出され、幕張も追い出され、やっとビッグサイトに落ち着き、そこも追い出されるんだとしたら、この国に創作を許す場所などないのではないだろうか。児ポだワイセツだなんだと、がなる連中がいるが、お前らだって学生の頃は親に隠れてビニ本の墨を砂消しで必死で消したりしてたんだろうが。バカみたいな倫理を並べる前に横入りしたオリンピックに対して周りが潰されないように対応するように政府はするべきだろうに。もともとあるのはコミケであり、この東京という街だ。スカイツリーが建った時も下町が再開発されて、多くの古い個人商店や飲み屋が潰れていったのをみた。まあ、取り留めもない文章なのでこのへんでやめておこう。
夏コミはとりあえず、あんまり暑くなさそうなら行くとするかな。
以上。
