最近、本いわゆる書籍を読んでいない。ななめ読みや資料調べに目を通す程度で、小説本をまるまる一冊読んだ覚えがとんとない。最後に読んだのが伊坂某かの何かだった気がする。というか、タイトルすら失念ってヒドいにも程があるな。なんか探偵だかギャングだかみたいなヤツだったような。
ネットが発達したおかげで、ちょっとした情報はそこから掬い取れるようになったのも確かにある。事実、若い層は本を一切読まずに情報は基本ネットで入れる状況にあるようだ。それが良いか悪いかは置いておいて、それは仕方がない流れだし、世界がそのベクトルに進むということは、とうの昔にオカマでジャンキーのSF小説家ディックですら予見していた。まさにモナリザ・オーバードライブだ。例え違うが語感で。
とはいえ、そんなことを書きつつ、ネットを死ぬほど活用しながらも、あまりネットから知識を吸収しているという実感はなかったりする。口に糊するためにどうでもいいような原稿を書く仕事に身をやつしているのだが、ネットはあくまで、自分の中にある情報やら知識の、細かな部分での確認(スペルやら固有名詞)だとか補足情報の調べに利用する程度で、新たな発見など思いのほかない。まあ、Wikipediaなどのおまかせ検索なんかで、意味なくウロウロ要らない情報を読んで暇つぶししたりはするが、基本はやはり補助的なものにしか過ぎないように思う。
そう考えると、俺が本をあまり読まなくなったのは、ネットが発達したからというせいでもなさそうだ。
俺はGoogleもWikipediaも利用させてもらっているし、便利なものだなと思って感謝している。しかし、同時に極力利用しないようにしていたりする。矛盾しているように思うが、自分の頭のなかにあるであろう知識に関しては、極力限界まで脳みそを引っ掻き回して、シナプスとニューロンの奇跡を信じて、その求める答えにたどり着きたかったりする。思い出せないこととか、考えが至りそうで至らないことを、安易にネットに頼ると、脳みそが腐っていく気がするのだ。まあ、実際にぬか味噌は常に引っ掻き回してないと、ぬか床と一緒でジクジクと傷んでいくものだからねぇ。例えがぬか床というのもどうかと思うが。
大前提として、書き忘れていたが、というか忘れている方が構成としてどうかしてるのだが、俺は十代から二十代前半にかけて、無意味にアホほど本を読んだ。もうジャンルも何も関係なしに、気になったら片っぱしから読む勢いで。もちろん好きな小説家やら学者やらもいるのだが、そういうのはどうでもいい感じで古本屋に入り浸っては本を買い漁り、とにかく読んだ。学校をサボって毎日、神田古本屋街巡りだ。ってか、教科書をまず読めお前。そして、学校に行け。ちなみにエロいのも人一倍読んだが、それは内緒だ。
その結果、死ぬほど役に立たない知識が膨大に脳に蓄えられた。さらに成人する頃にひょんな事から、物書きの仕事に関わることになり、そこからどんどん知識の枝葉(無駄)が広がり、それがどんどん肥大化したようだ。もはやGoogleいらずというか俺Google状態なので、本当に「まったく知らない知識を調べよう」とかそういう時以外、Google先生やWikipediaさんは不必要だったりする。
しかし、ひどく適当に書いているので文脈も何もあったものじゃないが、結局のところ本を読まなくなった理由はネットのせいではない。さらに確信に迫ると、ここ数年刊行されている小説やら物語は、ネットからフィードバックされた情報をネタに想起されたものが多い印象を受ける。言いがかりです。けれども、ネットに流れている情報の元ネタは俺が読んでしまった書籍たち。よって、あまり読んだところで意味が無い。意味はあるのだろうが面倒くさい。いや、もう理由は関係なく面倒くさい。くさい。
あ、ここまでつらつら書いたが、単に面倒くさいという俺の怠惰な性格なせいだ。それかぁ~。ギャフン。
──でも、『苦役列車』は面白かったよ。なにも脳のない『真剣師・小池重明』って感じで。俺がクズなので全てのクズが愛おしい。
以上。
高橋のぼるの『土竜の唄』が主演・生田斗真、監督・三池崇史、脚本・宮藤官九郎で映画化されるそうな。生田くんって、ジャニーズ事務所の子だよね、どこへ向かっているのだろう。
原作者の高橋のぼるにどこかピンとくるものがあり、調べると『リーマンギャンブラーマウス』の人だった。読んでたし、単行本も買ってた。ついでに、その前に描いてた『駅員ジョニー』も大好きだった。クセのある絵柄で話も妙な雰囲気だが、なんだか好きだった。でも、あんまり話は覚えていなかったりする。とにかく『モーニング』らしい変な漫画だったのは覚えている。もちろん友人は誰ひとり読んではいなかった。まあ仕方なし。
こう考えると、自分は昔から、あまり同年代が支持するような漫画読んでいなかったように思う。みんなが『ドラゴンボール』や『北斗の拳』に夢中だった時、俺は同じ『少年ジャンプ』でも『バオー来訪者』やら『飛ぶ教室』で、大盛り上がりだ。このへんの漫画の話ができるのは、成績が良くて画の上手な斎藤くんくらいしかいなかった。
あれですよ、今『ジョジョの奇妙な冒険』が何やら流行ってますが、こちとら当時、連載予告の時点で斉藤くんと二人で盛り上がってますから。あとの同級生は全く盛り上がってませんけど、『魔少年ビーティー』のモノマネを斎藤くんと二人きりでやってたこっちとしては、、今のブームに一家言ありますから。友達の嫁がカメラマンのアシスタントしてて、撮影に付き添って荒木先生に軽くセクハラされたりしてますから。それは言わなくていいやつだ。
とはいえ、『ジョジョの奇妙な冒険』が再評価されたおかげで、荒木先生にもお金が入るのでいいことだと思います。『ゴージャス☆アイリン』とか『バオー来訪者』って、ハリウッドとかで映画化しやすそうなのになんでやらんのかね。ちなみに俺は友達からディオってアダ名つけられた。なんでだろう?
漫画の話を続けよう。俺は自分より年長の人が好きな漫画が、子供の頃から好きだったようで、永井豪とか松本零士を好んで読んでいた。小学生の頃は『キン肉マン』が全盛だったので、少しずれたセンスだったと思う。20代の叔父さんがいて、よく漫画を読ませてもらったのが影響しているのだろう。特に『デビルマン』は衝撃だった。話はもちろん、途中で主人公・不動明がおもむろに読者に向かって「この話は嘘の話じゃない。現実でも起こる話だ」的なことを言い出すシーンがあって、ほんとに震えるほど怖かった。『デビルマン』は、どうしても映画のせいでネタにされがちだが、ぜひとも読んでみてほしい。永井豪が何かに取り憑いたように描き上げた名作だ。ちなみ資金難で途中までだが、OVAにもなっている。スタッフにジブリの人が覆面で入っていて、虐殺されるモブがジブリ顔でショッキング。ぜひ探してみてほしい。
『銀河鉄道999』の話もしたいが、それはまた後ほど。書いてたらきりがなさそうなので。では。
以上。
原作者の高橋のぼるにどこかピンとくるものがあり、調べると『リーマンギャンブラーマウス』の人だった。読んでたし、単行本も買ってた。ついでに、その前に描いてた『駅員ジョニー』も大好きだった。クセのある絵柄で話も妙な雰囲気だが、なんだか好きだった。でも、あんまり話は覚えていなかったりする。とにかく『モーニング』らしい変な漫画だったのは覚えている。もちろん友人は誰ひとり読んではいなかった。まあ仕方なし。
こう考えると、自分は昔から、あまり同年代が支持するような漫画読んでいなかったように思う。みんなが『ドラゴンボール』や『北斗の拳』に夢中だった時、俺は同じ『少年ジャンプ』でも『バオー来訪者』やら『飛ぶ教室』で、大盛り上がりだ。このへんの漫画の話ができるのは、成績が良くて画の上手な斎藤くんくらいしかいなかった。
あれですよ、今『ジョジョの奇妙な冒険』が何やら流行ってますが、こちとら当時、連載予告の時点で斉藤くんと二人で盛り上がってますから。あとの同級生は全く盛り上がってませんけど、『魔少年ビーティー』のモノマネを斎藤くんと二人きりでやってたこっちとしては、、今のブームに一家言ありますから。友達の嫁がカメラマンのアシスタントしてて、撮影に付き添って荒木先生に軽くセクハラされたりしてますから。それは言わなくていいやつだ。
とはいえ、『ジョジョの奇妙な冒険』が再評価されたおかげで、荒木先生にもお金が入るのでいいことだと思います。『ゴージャス☆アイリン』とか『バオー来訪者』って、ハリウッドとかで映画化しやすそうなのになんでやらんのかね。ちなみに俺は友達からディオってアダ名つけられた。なんでだろう?
漫画の話を続けよう。俺は自分より年長の人が好きな漫画が、子供の頃から好きだったようで、永井豪とか松本零士を好んで読んでいた。小学生の頃は『キン肉マン』が全盛だったので、少しずれたセンスだったと思う。20代の叔父さんがいて、よく漫画を読ませてもらったのが影響しているのだろう。特に『デビルマン』は衝撃だった。話はもちろん、途中で主人公・不動明がおもむろに読者に向かって「この話は嘘の話じゃない。現実でも起こる話だ」的なことを言い出すシーンがあって、ほんとに震えるほど怖かった。『デビルマン』は、どうしても映画のせいでネタにされがちだが、ぜひとも読んでみてほしい。永井豪が何かに取り憑いたように描き上げた名作だ。ちなみ資金難で途中までだが、OVAにもなっている。スタッフにジブリの人が覆面で入っていて、虐殺されるモブがジブリ顔でショッキング。ぜひ探してみてほしい。
『銀河鉄道999』の話もしたいが、それはまた後ほど。書いてたらきりがなさそうなので。では。
以上。
年明けそうそう聞いたいい言葉。
「初詣って、なんなの?」
初詣がてらぶらぶらしている時に、俺を追い越していた二人乗り自転車の漕ぎ手男子がハキハキと彼女に聞いていた一言。
お前はならば今から何をしに行くのだ? と問いたいが、それは野暮というものだろう。やがて少年は大人になるのだ。そう銀河鉄道999の鉄郎のように。でも、荷物の彼女と姫始めなんだろうな、けっ。
そんなことは、どうでもいい。というか、どうでも良くはないというか”初詣”について、やや気になっていることをつぶやいてみたり。
まず、初詣に行く。と皆さんおっしゃられて、三が日にぶらりと有名神社やら寺に赴き、帰りに出店でじゃがバターとか食って大はしゃぎですが、あんたら、初詣以外、ほぼ神社にも寺にも行かねえだろと。
だから、初詣も何も、詣でだよ常に、と。詣納めでもある、と。
一般的には三が日の参拝が初詣ととられているようだが、厳密にはその年初めての参拝を初詣と呼ぶ。まあ当たり前ですな。ということで、年に一度しか参拝しない時点で初詣も何もねえと。いや初詣なんだけど、なんだかなぁと。俺もべつに信心深いわけではないが、神社なんかの前を通ると、とりあえずお参りしに行く人なので。あれですね、愚痴ですね。
あと、あれなに? 鮎の塩焼き。何年前からか知らんが、縁日なんかでちょくちょく見かけるんだが、あれって出店向けなの? というか食ってるやつ見たことがほぼない。そういっちゃうと、ドネルケバブの台頭ぶりも突っ込まなければいかないが、あれはもう、あれだし。美味いし。お正月に見かけたケバブ屋のトルコ系のお姉さん可愛かったし。でも、傾向として、屋台は焼きそばやらたこ焼きなんかはもちろん人気だけれど、意外にじゃがバターとかからあげとか売れてますな。あと、無駄に人気のちっちゃいカステラ。臭いはものすごく美味しそうだが、買うとボソボソでまずいので気をつけろ!
はい、そんなこんなで新年らしさで、愚痴をさらっと。あとでなんかちゃんと書きます。
以上。
「初詣って、なんなの?」
初詣がてらぶらぶらしている時に、俺を追い越していた二人乗り自転車の漕ぎ手男子がハキハキと彼女に聞いていた一言。
お前はならば今から何をしに行くのだ? と問いたいが、それは野暮というものだろう。やがて少年は大人になるのだ。そう銀河鉄道999の鉄郎のように。でも、荷物の彼女と姫始めなんだろうな、けっ。
そんなことは、どうでもいい。というか、どうでも良くはないというか”初詣”について、やや気になっていることをつぶやいてみたり。
まず、初詣に行く。と皆さんおっしゃられて、三が日にぶらりと有名神社やら寺に赴き、帰りに出店でじゃがバターとか食って大はしゃぎですが、あんたら、初詣以外、ほぼ神社にも寺にも行かねえだろと。
だから、初詣も何も、詣でだよ常に、と。詣納めでもある、と。
一般的には三が日の参拝が初詣ととられているようだが、厳密にはその年初めての参拝を初詣と呼ぶ。まあ当たり前ですな。ということで、年に一度しか参拝しない時点で初詣も何もねえと。いや初詣なんだけど、なんだかなぁと。俺もべつに信心深いわけではないが、神社なんかの前を通ると、とりあえずお参りしに行く人なので。あれですね、愚痴ですね。
あと、あれなに? 鮎の塩焼き。何年前からか知らんが、縁日なんかでちょくちょく見かけるんだが、あれって出店向けなの? というか食ってるやつ見たことがほぼない。そういっちゃうと、ドネルケバブの台頭ぶりも突っ込まなければいかないが、あれはもう、あれだし。美味いし。お正月に見かけたケバブ屋のトルコ系のお姉さん可愛かったし。でも、傾向として、屋台は焼きそばやらたこ焼きなんかはもちろん人気だけれど、意外にじゃがバターとかからあげとか売れてますな。あと、無駄に人気のちっちゃいカステラ。臭いはものすごく美味しそうだが、買うとボソボソでまずいので気をつけろ!
はい、そんなこんなで新年らしさで、愚痴をさらっと。あとでなんかちゃんと書きます。
以上。