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tittle‐tattle~徒然のままに記す

基本的にコラムというか雑文をつらつら書いております。ジャンルは料理やら映画やら小説やらアニメやらゲームやら漫画やら音楽やら料理やら猫やらと、無尽蔵にキリがないので暇つぶしにでもどうぞ。ではでは。

ちなみにそんなに面白くはないです。

この間、知り合いが焼肉屋に行ったそうな。まあ、チェーン店で高くもなく肉もそれなりという店なのだが、とにかく店員が少ないのか、注文に対してのレスポ ンスが悪かったそうだ。ファーストドリンクで15分待ち、追加注文のサラダは30分待って問い合わせたら作ってもいないという始末だったそうな。

店 員さんが少なかったようで、それは予算削減だろうと多少理解できるのだが、それだけ待たせたのに店員さんからはお詫び的なものもなかったようで、かろうじ て帰り際に店舗のマネージャーらしき女性が「おまたせして申し訳ありませんでした」というようなことを言ってくれたそうな。

ホールとキッ チンの連携が取れずに、料理の提供がままならないのは仕方がない。スタッフが足りないのも、店の方針として予算を絞り込んでいるのだろうから、働いている スタッフには関係ないといえば関係ない、だけどお客さんにとってはさらに関係ない。とはいえ、接客に対してのスタンスはスタッフ個人の裁量ではないかとも 思う。料理やドリンク、お肉の提供が滞り、お客さんが多少苛ついてるくらいは感じられるはずだ。もちろん、ホールスタッフもイライラしていると思う。けれ ど、だからこそ遅くなって料理を提供する際に一言「遅くなって申し訳ございませんでした」と声をかけるというのが重要なのではないか。マニュアルに書いて ないにしても、その一言でお客さんは多少イライラしていた気持ちがほぐれるし、楽しく食事が出来る。夏休みなのか学生の新入りバイトが多かったのかなぁ、 とも思うがそれは店の都合であり、客には関係ない。チェーン店ということできちんとやってる店もあるだろうし、1店舗の対応が悪いことで悪い評判が伝播す ると気の毒だ。バイトだろうが正社員だろうが関係なく、ネット社会の今はしっかりしなきゃいけないと自覚しなければいけない。

まあ、俺がこんなこと書くのも変なんだけどね。当事者じゃないし。ただ接客業の人は接客するということにプライドをもって欲しい。人とあんなに関われて勉強になる機会なのだから。そんなことを、水商売と電気屋さんをやってた俺は思いましたとさ。

それはそうと、さっき夜中のイトーヨーカドー行ったら、レジの女の店員さんがブチギレてた。俺にはキレてないが、そのへんの袋とかぶん投げてた。うむー、ストレスというか、接客向いてないと思う。

以上。

『ローリングストーン』誌で、男性が見るべき恋愛映画15本というのをピックアップしたそうな。

15本は以下の通り。
「カサブランカ」
「アニー・ホール」
「愛と青春の旅だち」
「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」
「プリンセス・ブライド・ストーリー」
「セイ・エニシング」
「ザ・エージェント」
「チェイシング・エイミー」
「ウェディング・シンガー」
「メリーに首ったけ」
「ラブ・アクチュアリー」
「エターナル・サンシャイン」
「ONCE ダブリンの街角で」
「(500)日のサマー」
「ラブ・アゲイン」

──というチョイスらしい。

まあ、ベタといえばベタだし、まあ、男性向けチョイスというのもわかるが、色々おかしい気がする。
男性向けなら『ワイルド・アット・ハート』と『トゥルー・ロマンス』が入ってないのはおかしいでしょうに。そら名の知れた恋愛映画と比較したらマイナーかもしれんけど、男の子の恋愛映画なら外せないでしょうに。あと、『ハイ・フィディリティ』すら入ってないのはおかしい。アレこそ男の恋愛映画でしょうよ。『ナポレオン・ダイナマイト』もぶっこんでおくべき。そりゃ古典とか名画とされるものをランキングに入れていくと、外さなきゃいけない作品が出てくるのはわかるが、個性の欠片もないランキングなら発表する必要あるんかね。定番作品は映画専門誌でがっちりやるから、それ以外の斬新なものをを期待してると思うんだけどねぇ。

なにより『リービング・ラスベガス』が入ってないってどういうことだ? あんなもんまさに男の恋愛映画だろうに。

上の3本が名画なのにいきなり『ロマンシング・ストーン』とか入れてる暇あったら、もうちょいちゃんと映画観ろ。やっつけがひどすぎ。あと『エターナル・サンシャイン』入れときゃいいだろみたいなのもいかがか。それ入れるセンスあるなら、他の作品のチョイスも同じレベルにしなさいな。

はい愚痴でしたー。

──以上。
記憶力というか物忘れというか、とにかく物事を覚えるという能力というのはあやふやなものだ。

自分の場合は、映画だったり、古い小説だったり、はてさてMSXのソフトだったり、ほんとにどうでもいい情報は無駄に記憶としてストックされており、ほいほい引き出せたりする。しかし、ほんの少し前に飲み会で肩を抱いて飲んだ奴の名前などはすっかり忘れたり、というかそもそも覚えていなかったりする。
その優先順位は自分でもよくわからないのだが、本当に仲良く飲んでいたはずなのに、一晩明けたら忘れてしまっていたりする。忘れているだけならいいのだが、また別の飲みの席などで同席した際に、名前が出ないので探りさぐり他の人がソイツの名前を呼ぶのを聞き耳立てつつ、のらりくらりと話さねばいけなかったりして面倒くさい。まあ、結構忘れる率が高いので、開き直って普通に「名前忘れちゃった、すまん」と聞くようになってるので問題はあるようでなかったりもするのだが。

自分としては、あらゆることは脳に蓄積しておきたい。それもどうでもいいことなら、どうでもいいほどいい。Googleで検索してもヒットしないほどどうでもいいことを、スッと引き出せるのが理想だ。
記憶というのは、引き出す頻度が多いものほど、忘れないように脳の中で結びつきが強くなる。だから、子供の頃の記憶や生活の上であまり思い出さないことは結束力が薄くなり、やがて思い出せなくなるわけだ。
俺は、それがどうもおかしいらしく、記憶の優先順位というか、あらゆる記憶が並列でならんでいるらしい。らしいというのは、あくまで自分でそう感じているだけだからだ。だから、子供の頃の記憶も昨日の記憶も同じような鮮やかさで思い出せる。ほんとにどうでもいいことも、検索エンジンより早く引き出せる。「バオーリスキニハーデンセイバー!」ほらすぐ出る。しかし、同時に覚えていない、というか覚える気がない、いや入力されたようでされていない情報は全く思い出せない。前述の飲んだ相手のことが思い出せないなどは最たる例で、悪気はないのだが脳がそもそも覚えようというのを拒否しているのだろうかと思う。記憶というのはややこしいものだ。そんな言葉で、物忘れが激しいことをごまかそうとするのもいかがなものかと思うが。

話は変わるが、まあ記憶つながりで。退行催眠という精神療法がある。催眠術をかけて、かけられた人間のかこの記憶をどんどん辿るという療法で、主にトラウマなどをさぐる際に使われる。この療法は非常にデリケートで、場合によるとややこしいことになることがある。ややこしいというのは、退行を進め、若返らせすぎると、ある瞬間に前世に記憶が戻る場合があるのである。これは稀なケースではなく、かなりの頻度で確認されている。現在は退行催眠は極力療法として使用されることはない。

シニシズムを気取るわけではないが、思い出はあまり必要ないように思う。未来に希望を馳せる必要もないように思う。呼吸している今と、ほんの少し先くらいの予定だけで全ては完結する。とりあえず俺に関しては、猫に餌をやる時間くらいしか気にすることはない。

──とはいえ、道で偶然あった女性に話しかけられ、しばらく話を合わせていて、10分位たって「あ、昔瞬間付き合ってたというか仲良くしてた人だ」と気がつくのはヒドいというか、クズだと思います。