13年前か。

「ショートプレミアム興行〜スケ番ロック」名古屋&大阪公演に来てくれた犬っ子たちありがとう！

スケ番ロックはメジャーから出した唯一のフルアルバムなんだ。だからレコーディングにも時間とお金がかかってる。

山中湖畔にあるレコーディングスタジオに1週間泊まり込みで録音したんだ。

夜中に作業してると窓に大量の虫が貼りついてさ、それもオオミズアオ（蛾）がびっしりと。俺はテンション上がったけどね。

スタジオに横須賀ゆめなちゃん姉妹が遊びに来てくれたんだけど、カマドウマに逃げ惑ってたっけ。

先行シングル「都合のいい女/ほんとにほんとにご苦労さん」の曲もこのとき同時に録音したので、けっこうな曲数だったよ。

MCでも言ったけどね、このとき若いアシスタント・エンジニアに

「俺、いくつに見える？」って訊いたら

「27か28歳くらいでしょうか」と！

ちなみに当時、俺は39歳。

もうね浮かれたね！あんときは浮かれたわ！ジュース奢ったもんね！

何曲かの歌詞もレコーディング中に書いたんだ。「ほんとにほんとにご苦労さん」にラップを入れようって思いついたんだ。ラップって韻を踏むもんじゃん？

んでプロデューサーのマーシーさん（アースシェイカー）に

『もう沢山、かなり悲惨、マジご苦労さん！もう散々、要発散、ヒア・カムス・ザ・サン！』って、どうすか？と訊いたら

「なんやそれ？ヒア・カムス〜は合わないやろww」ってことでビートルズネタはボツになった！

スケ番ロックのレコーディングは楽しかったな。