初めての方へ 英語は名詞もSVOのVに入れてどんどん動詞にしてしまうんです
最初に気づいたのがdogなので、そんな動詞を「犬でも動詞」って呼んで
見つけるのが楽しくなってしまいました
「犬でも動詞」になじむと、英語で難しいパートが楽になってきます
あれも?これも!とまずは気楽に読んでみてくださいね
「モデル」も動詞になってます~ついでに英語力が伸びるクセもつけちゃおう
美人敏腕刑事 ベケットが、高校生の時に雑誌のモデルをしていた写真を見つけて
大喜びする部下に、「ふんっ!」っていう感じでひとこと
I thought that
modeling would be easier way to make money than waitressing.
…no big deal!
「ウエイトレスするよりモデルの方が楽に稼げると思ったのよ。
・・・騒ぐようなことじゃないわ」
ingがつくってことは動詞のあかし!
a model= 「モデル」 も a waitress= 「ウエイトレス」も動詞になってます~!
動詞のmodel=「モデルをする」(原型を作る・模範とするとかもあります)
動詞のwaitress=「ウェイトレスをする」
動詞のmodelにingをつけるとmodelingっていうおなじみing形ができるんですけど
ing形の意味は、これまた単独ではとってもあいまい
ぽつんとひとりぼっちのingは
「今は意味は動詞の意味なんやけど、SVのVではないねん。他の品詞やねん」って
言うだけで「で、どれなん?形容詞・副詞・名詞、え、まさか接続詞にはならへんよね」って聞いても「わしにもわからん。なるかもしれへん。モデルしている、モデルしてるとき、モデル業の、モデル業、モデルすること・・・とかの可能性あるんやけどな自分じゃ決められへんねん」
なんと
単語とおんなじこと言いだします!
とりあえず、英単語の他力本願っぷりといえば・・・
modelも冠詞aをつけてもらって初めて胸を張って👇名詞になれますけど
modelだけポツンとあるときは形容詞「模範的な~」とか動詞「型をつくる」とかにもなる
日本語ネイティブからすると、すごくあやふやな存在
modelingもはっきりしているのは今はSVのVじゃないということぐらいで意味も、どの品詞かもやっぱり単独じゃきめられないあいまいな存在
というわけで、受験でも、ing句がたくさん出てくる問題は案外難易度高いんです
でも、Ving(句)も場所で品詞も意味もかわることになれていれば案外大丈夫
習うより慣れろっていいます~
Modeling would be an easier way to make money.
👆はSだから名詞。あいまいだったmodelingは「モデル業」と胸を張れます!
Were you really modeling when he entered the room?
「あなた、彼が部屋に入ってきたときほんとにモデルをしていたんですか?」なら
This is beautiful. のbeautifulと同じだから形容詞
Modeling for Leonardo da Vinci, what was she smiling at?
「レオナルド・ダ・ビンチのモデルをしながら、彼女はなにに微笑んでいたんだろう」なら
「これは○○だから名詞」
「これは△△だから形容詞」
「こっちは◇◇だから副詞」
そいでもって、
「これは☆☆だから意味は動詞だけど、ingついてて、〇〇だから今は名詞役」
自信をもって読むには👆のように「?」と思ったら「~だから品詞は・・・で意味はこれこれ」と根拠を言葉にするクセをつけるといいんです。最初のうちはちょっとめんどくさいかもしれないけど、確認しながら読むようにしていると、よくしたもので、だんだん頭の中に英語ネイティブっぽい回路もできてきて、そのうちいちいち「~だから・・・」と意識しなくても無意識で根拠をチェックしながら読めるようになっていきます~
たとえば、まえにご紹介した名詞なら電車でおなじみのa trainでも
I trained Dr. Strange. では、冠詞もないし、SVのVだから動詞で「訓練する」
「私がドクターストレンジを訓練したのよ」
でも、My training was a bit hard for him at first. のtrainingはing形で
意味は動詞だけど、もうSVのVじゃなくて、Sの場所にあるから「名詞役」
なので「訓練・訓練すること」だから「私の訓練は最初は彼にはちょっと厳しかったわよ」
こんな感じです
英語ネイティブはこの回路がバブバブしながら自然に構築されております
それは日本語ネイティブには「てにをはの使い方」や「動詞はウ行でおわる」ことが意識しなくてもやっぱりバブバブしてるときに、勝手にインストールされるのといっしょ
ややこしい文に出会ったときには、またこの「~だから・・・」モードを発動すればOK
誤読少なく速く読めるようになる第一歩には「~だから・・・」モード!
おすすめです~