ちょこっと猫部　幸せ報告　12月第9弾

今年携わったTNRの現場、水産加工工場の最後に生まれた５匹の仔猫。

基本的には保護はしない、TNR-elease。それが野良猫を減らすための一番効果的な手段だし、全猫を保護することは不可能。それは分かっていたしその時の保護猫の数も21匹と多く、いろいろ悩みましたが、保護・譲渡することにしました。現場にいた目の悪い茶トラの仔猫がTNR中に車にひかれてなくなってしまったり、成猫が側溝で倒れて死んでいるのを見てきたからです。

5兄弟（ちゃー♂、しゅー♂、はん♂、はる♀、まき♀）。兄弟の中でもひときわ困り顔しゅーくんの物語。

しゅーくんは兄弟の中でもはやく人慣れ猫慣れ犬慣れ、そして環境慣れしました。ほかの兄弟たちはそんなしゅーくんをみて、少しづつ人と暮らすことに慣れていきました。そんなお利口さんなしゅーくん、新しいご家族にチャオズ君と名付けていただき、正式譲渡となりました🎉

新しいお家には少しだけ先輩の先住猫のヤムチャ君がいました。
ヤムチャ君も、ある日突然縁の下でミャオミャオ聞こえ、覗いてみると野良ママが生んだ仔猫達が💦
野良ママは交通事故で亡くなってしまい、残された子にゃんずは保護されもらわれていったそうです😭ヤムチャ君は残った１匹。
トライアル開始後、今まではお兄ちゃん役をやっていたチャオズ君、今度は行った先のお兄ちゃんヤムチャ君の指導の下、すぐに新しいご家族と環境になれたそうです🥰

『ヤムチャの事が大好きになってくれた様で、くっついて歩いてます♡』とうれしいご報告を頂きました。先住猫ちゃんとの相性は重要。いつもドキドキしながら報告を待ちます。
頂いた写真をみて安心しました。と同時に、現場にリリースされたママ猫さんにも報告したい気持ちでいっぱいです。私のことぜったい猫泥棒だと思ってます💦