犬吠埼観光ホテル☆ブログ -58ページ目

「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」(香取市)

「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」(香取市)


 本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「香取市」「町並み観光駐車場特設会場」「小野川」で4月6日(土)・7日(日)に開催されます「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」です。

 「佐原の町並み」は、「香取市」「佐原」の「市街地」にある「歴史的」な「建造物」が残る「町並み」で、「商家街」の「歴史的景観」を残す「町並み」は「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されています。
 「水運」を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていた「佐原」では、「江戸」の「文化」を取り入れ、更に「独自」の「文化」に昇華していました。
 「お江戸見たけりゃ佐原へござれ 佐原本町江戸優り」
 と「戯歌」に唄われるほど「隆盛」を極めた「佐原の町並み」は、「商都」の「面影」を今に残し、「北総の小江戸」と称されています。

 上記のように「佐原」は、江戸時代に「利根川東遷事業」により「舟運」が盛んになると「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)沿いなどが「物資」の「集散地」として栄え始めました。
 そして、「小野川」には「物資」を「陸」に上げるための「だし」と呼ばれる「河岸施設」が多く作られました。
 その後、明治以降もしばらく繁栄は続き、「自動車交通」が発達し始める昭和30年頃までにかけて、「成田」から「鹿嶋」にかけての「広範囲」な「商圏」を持つ「まち」となっていたそうです。
 「佐原の町並み」は、「佐原」が最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた「木造町家建築」、「蔵作りの店舗建築」、「洋風建築」などから構成されています。
 「佐原の町並み」は「重要伝統的建造物群保存地区」内の、「市街地」を「東西」に走る通称「香取街道」、「南北」に流れる「小野川」沿い、及び「下新町通り」などにその「町並み」を見ることができます。

 「小野川」は、「香取市」を流れる「一級河川」で、「利根川水系」「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)の「支流」です。
 「小野川」は、「香取市」「織幡」付近に「源(みなもと)」を発し「北西」に流れ、「香取市」「牧野」で「香西川」を合わせ、「佐原市街地」を北上し、「香取市」「佐原」で「利根川」に合流します。
 「佐原市街地」では「大雨時」にたびたび冠水し「被害」をもたらしたことから、「小野川放水路」が「市街地」を迂回するように造られています。

 「小野川」「下流部」の「忠敬橋」付近の「佐原の町並み」には、上記のように「伝統的建造物」が多数残り、「河岸(かし)」の「歴史的景観」が残ることから「香取市佐原伝統的建造物群保存地区」の「名称」で「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されています。
 「小野川」の「流れ」と「歴史的」な「町並み」の「風情」が「評価」され多くの「観光客」が訪れています。
 「小野川」は「香取市」「佐原」の「市街地」を二分して流れており、その「右岸」(東)を「本宿」、「左岸」(西)を「新宿」と呼び、「祭礼行事」「佐原の大祭」(2011年7月13日のブログ参照)は別々に行われているなど、「佐原市街地」内の「地域区分上」大きな「役割」があります。

 「小江戸佐原春まつり」は、「小江戸」「佐原」に「春」の「訪れ」を告げる「イベント」として開催されます。
 「小江戸佐原春まつり」は、「伊能忠敬記念館」(2011年3月8日・2012年1月29日・4月21日のブログ参照)近くに「特設会場」を設け開催され、「佐原囃子」(2012年2月23日のブログ参照)の「演奏」や「手踊り」の「披露」、「ブラスバンド」の「演奏」が行われるほか、「佐原」の「山車」の「特別展示」もあり、「水郷地鶏」・「マッシュルーム」・「水郷いちじく」(2012年9月2日のブログ参照)などの「ご当地食材」を使った「一品料理」の「販売テント」が並ぶそうです。
 「小江戸佐原春まつり」「特設ステージ」では、上記のように「千秋会下座連」による「佐原囃子」の「演奏」と「祭遊會」による「手踊り」、「片野聡」の「篠笛演奏」などが行われ、「特産物販ブース」では、「水郷地鶏」を使った「地鶏丼」、「水郷いちじく」を使った「いちじくシャーベット」他が出品されているそうです。

 また「小江戸佐原春まつり」が行われる当日は、「さわら雛めぐり」(2011年2月5日・2012年2月2日・2013年2月16日のブログ参照)の「イベント」の「一環」として、「さわら雛舟」が行われます。
 「さわら雛めぐり」は、今年(2013年)で「8回目」を迎える「催し」で、「佐原の町並み」、「佐原の商家」などを「会場」にして行われる「佐原まちぐるみ博物館」(2011年12月26日のブログ参照)の「季節」毎に開催している「イベント」のひとつです。
 「佐原まちぐるみ博物館」は、「佐原」の「商家」の「おかみさんたち」により結成された「佐原おかみさん会」(2011年2月5日のブログ参照)によって運営されています。
 「第八回さわら雛めぐり」では、「佐原の町」の「商店」「商家」を中心に江戸時代から現代までの「お雛さま」が飾られており、今年は例年に増して「佐原のまち」の「皆さん」の協力により、約60か所100組以上の「お雛さま」が「展示」されています。

 今年の「さわら雛めぐり」は「佐原観光復興推進会議」との「合同主催」されており、その中で「さわら雛舟」が開催されます。
 「さわら雛舟」ですが、煌びやかな「雛衣装」に「身」を包んだ「お内裏様」と「お雛様一行」が、「雅楽」の美しい「音色」とともに「小野川」を「水上パレード」する「水郷のまち」ならではの「雛まつりイベント」となっています。
 「さわら雛舟」は、「7艘」の「舟」を「ひな壇」に見立て運航されます。
 「さわら雛舟」では、「お雛様」と「お内裏様」は「一般公募」で選出し、「ミスあやめ」(2012年5月27日のブログ参照)が「三人官女」に扮するそうです。
 「さわら雛舟」は、両日の11時・13時半・15時半の「3回」(各回・約30分)運航されます。

 「関東地方」で初めて「国」の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された「佐原の町並み」と「佐原の町並み」を流れる「小野川」を「会場」にして行われます「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」詳細

 開催日時 4月6日(土)・7日(日) 10時~16時

 開催会場 町並み観光駐車場特設会場 香取市佐原イ1725

 問合わせ 水郷佐原観光協会 0478-52-6675

 備考
 「さわら雛めぐり」は、4月14日(日)まで開催されています。













「第24回かみす桜まつり」(神栖市)

「第24回かみす桜まつり」(神栖市)


 本日ご紹介するのは、となりまち「神栖市」「神之池緑地公園」で4月1日(月)~4月14日(日)の期間開催されます「第24回かみす桜まつり」です。

 「神之池(ごうのいけ)」は、「茨城県」「神栖市」にある「池」で、「面積」44ha(ヘクタール)、「平均水深」1.9m、「最大水深」3.5mあります。
 「神之池」一帯は「神之池緑地公園」として整備されており、「神栖市民」の「憩いの場」になっています。
 「神之池」には、かつては「鯉(コイ)」、「鮒(フナ)」、「鰻(ウナギ)」、「鯔(ボラ)」、「海老(エビ)」などが多数生息し、「漁業」も活発でしたが、現在は「ブラックバス」や「ブルーギル」などが多く、これらの「釣り」を楽しむ「人」は多いものの、「商業目的」の「漁業」は行われていないそうです。
 「神之池」は、かつては健在の「7倍」もの「面積」がありましだが、周辺の「工業団地」造成のために1969年に埋め立てられています。

 上記のように「神之池緑地公園」は、「神之池」周辺一帯に広がる「レジャーパーク」です。
 一周4.4kmある「神之池」は「ランニング」や「散歩コース」が整備されており、一部「ウレタン敷き」になっていて、「利用者」の「足」への「配慮」がなされています。

 「神之池緑地公園」は、「神栖市役所」が隣接しており、毎年4月上旬に「かみす桜まつり」(2012年3月27日のブログ参照)、8月10日には「かみす夏まつり納涼花火大会」(2010年8月9日・2011年9月11日・2012年9月18日のブログ参照)が開催され、多くの「観光客」で賑わいます。
 また「神之池緑地公園」周辺には、「ウォーキングコース」のほかに「運動施設」等が数多く整備されており、「パターゴルフ場」、「野球場」、「陸上競技場」、「テニスコート」、「神栖市武道館」、「神栖市民体育館」があります。
 また「神之池緑地公園」では、「子ども用遊具」の「エリア」も拡張され、「大きなアリ」の「モニュメント」やたくさんの「遊具」が豊富に揃っていて「家族連れ」にも「人気」の「公園」となっています。

 「神之池緑地公園」園内には「神之池」を囲むように約3000本の「桜の木」があり、「茨城鹿行(ろっこう)エリア最大級」の「桜の園」となっています。
 そのため、毎年4月上旬に開催される「神之池緑地公園かみす桜まつり」は多くの「花見客」で賑わいます。
 ちなみに「神之池緑地公園」の「桜」は、「染井吉野(ソメイヨシノ)」、「山桜(ヤマザクラ)」、「大島桜(オオシマザクラ)」となっています。

 今年(2013年)で「24回」を数える「かみす桜まつり」では、例年と同様に「期間中」は「提灯(ちょうちん)」が点灯し、「昼」とは違う「夜桜」を見ながらの「お花見」も「格別」です。
 また「第24回かみす桜まつり」では、4月6日(土)~7日(日)は「児童遊具」「フワフワ」の「設置」、7日(日)13時からは「かみすよさこい連合会」によります「よさこい演舞」も開催するそうです。
 (予定)

 「第24回かみす桜まつり」では、開催に先立ち以下の「注意事項」がありますのでご注意下さい。

 「禁止事項」

 ロープ等による場所取り

 炭火・練炭・薪などによる火の使用

 駐車場枠内以外の駐車

 となっています。

 また「ゴミの持ち帰り」をお願いするとともに、「駐車場」内での「盗難」・「トラブル」については一切責任は負いかねるそうです。
 なお「イベント」については「中止」、または「変更」になる「場合」もあるそうです。

 「神栖市民」の「憩いの場」「神之池緑地公園」で開催される「人気」の「花見イベント」「第24回かみす桜まつり」。
 この機会に「神栖市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第24回かみす桜まつり」詳細

 開催期間 4月1日(月)~4月14日(日)

 開催会場 神之池緑地公園 茨城県神栖市溝口 4991

 問合わせ 神栖市観光協会 0479-26-3021

 備考
 「第24回かみす桜まつり」の「提灯」の「点灯時間」は18時~22時となっています。
 今年(2013年)の「神之池緑地公園」の「桜」ですが、例年より「桜」の「開花」が早かったそうです。

「成田のおどり花見」(成田市)

「成田のおどり花見」(成田市)


 本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「成田山表参道」およびその「周辺地域」で4月3日(水)に開催されます「成田のおどり花見」です。

 「成田山表参道」は、「成田市」にある「参道」で、「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)に参詣する「道」で、「成田山表参道」周辺には「門前町」が形成されています。
 「成田山表参道」は、「JR成田駅」前から始まり「参道」で、「終点」は「成田山新勝寺」「総門」と「総門広場」までの「道」です。

 「成田山表参道」は、「門前町」の「歴史」と共に様々な「情景」を刻んでいる「参道」で、「成田山新勝寺」と共に「成田」の「歴史」を感じる「町並み」に彩られています。
 「成田山表参道」は、大きく分けて、「JR成田駅前」、「花崎町界隈」、「上町界隈」、「仲町(なかのちょう)界隈」、「本町・田町界隈」、「門前広場」となっています。
 「界隈」ごとに「趣」が異なる「門前町」が広がり、「成田詣」に「いろ」をそえています。

 「成田」では毎年4月3日に、旧「成田町」を形成していた「本町」・「仲町」・「上町」・「幸町」・「花崎町」・「田町」・「東町」の「7ヵ町」で「成田のおどり花見」が行われています。
 「成田のおどり花見」は、元禄年間頃から伝承されているといわれ、昭和39年に「千葉県」の「県指定無形民俗文化財」に指定されています。

 「成田のおどり花見」では、「各町内」には「女人講(にょにんこう)」と呼ばれる「女性たち」の「集まり」があり、「成田のおどり花見」は「女人講」によって行われています。
 7年に一度まわってくる「年番」にしたがって、「成田」の「鎮守」である「三ノ宮埴生神社」に集まり、ここをはじめに「各町内」に祀られている「16」の「神仏」に詣で、それぞれの場所で「弥勒踊り」という「踊り」を奉納します。

 「成田のおどり花見」では、旧「成田町7町」の「女人講」が1年間、「順番」に「お篭(=ご神体)」の「保管」をします。
 1年の「保管」が終わって次の「女人講」に受け渡した「女人講」は、その「責任」から解放された「喜び」から、「やれ、うれしや」と「サクラの季節」の「4月3日」に踊ることから「おどり花見」なのだそうです。
 普通ならば、「花見おどり」というべきところですが、「おどり花見」と呼んでいるところから、「花見」ではなく「おどり」が「主」であることがわかります。

 「弥勒踊り」の「弥勒」とは、「末法」の「世界衆生」を救うという「経典」に基づく「救世菩薩」で、「日本」では11世紀頃から盛んになった「信仰」なのだそうです。
 「弥勒踊り」は、「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)を中心に「茨城」・「千葉」・「埼玉地方」から「伊豆方面」に広く「分布」している「郷土舞踏」で、「神仏」をなぐさめ、「悪疫退散」を祈り、「五穀豊穣」を願う「踊り」で、「女人講」の「婦人たち」は「おそろい」の「着物」を着て、「7町内」「16」の「神社」や「仏堂」をまわって「お参り」をし、「踊り」を奉納します。

 「成田のおどり花見」の「巡拝コース」ですが、「各町内」ごとに祀られた「神仏」を回りますが、「回り方」は「町内」ごとに異なっています。
 ただし、「始まり」が「成田」の「鎮守様」である「三ノ宮埴生神社」であるところは共通しており、毎年午前7時~8時頃から「おどり花見」が始まるそうです。
 (今年(2013年)の「巡拝予定時刻」及び「コース」は下記「詳細」参照)

 「門前町」としての「町並み」が美しい「成田山表参道」およびその「周辺地域」で開催される「元禄年間」から伝承される「女性たち」による「春」の「踊り」「成田のおどり花見」。
 この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「成田のおどり花見」詳細

 開催日時 4月3日(水) 8時~18時

 開催会場 成田山表参道およびその周辺地域 成田市成田1周辺

 「成田のおどり花見」「巡拝コース」詳細

 1 7時00分 埴生神社(三の宮様)

 2 8時00分 幸町 道祖神様

 3 8時00分 幸町 薬師様

 4 9時00分 上町 道祖神様

 5 10時00分 花崎町 権現様

 6 11時00分 仲町 愛宕様

 7 13時30分 成田山 御不動様(大本堂前)

 8 13時30分 成田山 清瀧権現様(光明堂脇)

 9 13時30分 成田山 お稲荷様

 10 15時00分 奥山広場

 11 15時00分 成田山 新勝寺様(光輪閣玄関前)

 12 15時00分 成田山 道庭様

 13 16時00分 田町 道祖神様

 14 16時00分 田町 愛宕様

 15 16時30分 東町 子安様

 16 16時30分 東町 愛宕様

 17 17時30分 本町 愛宕様

 問合わせ 社団法人成田市観光協会 0476-22-2102

 備考
 「成田のおどり花見」は、「当日」の「状況」により、「各所」の「巡拝」が「予定時刻」よりも遅れることがありますので、ご注意下さい。
 また今年(2013年)は、「花車」の「巡行」はないそうです。