犬吠埼観光ホテル☆ブログ -434ページ目

「空から日本を見てみよう」ふたたび

「空から日本を見てみよう」ふたたび

 本日二つ目のブログは、手前みそですが、TV東京の人気番組「空から日本を見てみよう」(3月10日(木) 夜19時58分放送)で当館が放映していただけることになりましたので、そちらを紹介します。

 今回の「空から日本を見てみよう」ですが、タイトルが「千葉ローカル線」です。
 千葉を走る3つのローカル線を大特集!
 「銚子電気鉄道」、「千葉モノレール」、「小湊鉄道」の上空をひとっ飛び!
 ユニークな建物やローカル私鉄の風情のある街並みを堪能するような内容なのだそうです。

 ちなみに当館(犬吠埼観光ホテル)は、番組中の「銚子電気鉄道」の場面で放映されるようです。

 「空から日本を見てみよう」では、番組冒頭「もしもし、そこのあなた。たまには空から日本を眺めてみるのはどうじゃろう。」というナレーションの通り、ヘリコプターによる空撮映像を用い、2つの雲が空を散歩する設定で日本各地の名所・建物や自然・風景などを探索する番組です。
 空から気になるポイントなどは地上での取材と合わせて紹介されます。
 雲を模したキャラクターの掛け合いを軸に番組は進行。
 くもじい(声・伊武雅刀さん)とくもみ(声・柳原可奈子さん)の面白い掛け合いは必見です。

 TV東京「人気バラエティ・紀行番組」「空から日本を見てみよう」を見てみませんか?

 備考
 「空から日本を見てみよう」は「2009年11月度」の「月間」「ギャラクシー賞」を受賞されたそうです。
 放送時間は、木曜日19時58分~20時54分(56分間)です。

青柳畳店(銚子市)

青柳畳店(銚子市)
 雨の犬吠埼。
 昨日の暖かさが一転し肌寒い陽気で、この時期は季節の変わり目で猫の目のように陽気が変わります。

 さて、本日ご紹介するのは、地元銚子市「青柳畳店」です。

 当館では、今回(3月2日・3日)に館内の磨き上げ設備投資の一貫として「宴会場」の畳替えと、「大浴場」「脱衣所」のリニューアルとも、「青柳畳店」さんに仕上げてもらいました。
 (下記に写メにてアップしてあります)

 ちなみに、当館は「犬吠埼観光ホテル」と言う名称通り「ホテル」の機能は有していますが、天然温泉や客室(和室)、宴会場と「旅館」の要素を多大に持つ施設なので、和の要素を持つ「畳」をふんだんに取り入れています。

 「畳」のもととなる、日本の風土に最も適した床材「藺草(いぐさ)」。
 「藺草」には「空気浄化」などの機能を持っています。
 「藺草」の「二酸化炭素」の吸着率は、和室に使われる「障子紙」や「襖紙」、「木綿」に比べると約5~9倍になることがわかっているそうです。
 また「藺草」の特性として「断熱効果」もあるそうです。
 更に「藺草」の吸収作用により、室内の湿度を快適に保つのにも役立っています。
 また「畳」は適度の弾力があり、転んでも安心です。
 弾力性に優れた「畳」は、発育期の子供のバランス感覚を養うのに効果的だと言われています。

 たくさんの「好機能」がある「藺草」「畳」。
 そんな「畳」のスペシャリスト「青柳畳店」は、創業大正十五年の畳店。
 初代店主「青柳平八」氏より継承され、四代続く地元老舗企業です。
 現在は三代目店主「青柳治雄」氏と、東京で修行された四代目「健太郎」氏が引き継ぎ経営されています。

 現在の「青柳畳店」ですが、三代目「青柳治雄」氏は、健康で快適な畳替えを提案され、四代目「健太郎」氏は、畳の付加価値を高めるための研究などを行い、「畳店」として日々精進されています。

 そして四代目「健太郎」氏は、近年「藺草ファブリック」を考案。
 「藺草ファブリック」とは、畳屋さんが作る「エコクッション」。
 畳の製造過程で出る「藺草」の廃材に目をつけ、「藺草ファブリック」に活用したそうです。
 「藺草ファブリック」は何といっても「香り」が特徴なクッションです。
 「畳」「藺草」の特徴のひとつは何といっても香り。
 畳表の匂いは、「藺草」が本来持っている「干し草の香り」に「泥初め」の時に使う「染土」がブレンドされたもの。
 この香り、「快(こころよ)い」と「自然な」の中間に当たり、「嗅覚的」にも優しいと言われていて、香りによる「鎮静効果」(アロマテラピー)があるようです。

 四代続く老舗「青柳畳店」。
 伝統と革新の「青柳畳店」の「藺草ファブリック」を買い求めてみてはいかがでしょうか?

 「青柳畳店」詳細

 所在地  銚子市長崎町10744-3

 営業時間 8時~20時

 休業日  日・祭日

 備考
 四代目「健太郎」氏は、ツイッターやブログを展開しています。






「祭頭祭(さいとうさい)」(鹿嶋市)

「祭頭祭(さいとうさい)」(鹿嶋市)
 晴れ間の続く犬吠埼。
 今日は陽気も暖かく良い日和です。

 そんな中、本日ご案内するのは、近隣市 茨城県鹿嶋市「鹿島神宮」で3月9日(水)に催行される神事「祭頭祭(さいとうさい)」です。

 「祭頭祭」は、年間80回を数える「鹿島神宮」の行事の中で、もっとも規模が大きく勇壮な祭なのだそうです。

 「鹿島神宮」の祭典「祭頭祭」の歴史は古く、その起源は奈良時代の「天武朝」と言う説や平安時代とも言われていますが、文献によると「建仁4年」(1204年)とされ、その際には片野の「長保寺」と平井の「宝持寺」が祭の世話役を勤めていたそうです。
 明治時代までの「神仏習合」の時代には2月15日の「釈迦入滅」の「常楽会」(涅槃会)と習合されていたようです。
 その名残から今でも「祭頭祭」の男子「大総督」を「新発意」と言うそうです。
 (「新発意」とは「一軍の将」として「ト定後」に選ばれる5歳前後の男児、「大総督」、「小僧さま」と呼ばれる)
 また勇壮な「棒祭り」からいくさの神として「鹿島神宮」の神徳と重ね「悪路王退治の余風(昔からの風習)」という解釈がされていた時代もあるようです。
 (「悪路王」とは「吾妻鏡」などに登場する悪人、「坂上田村麻呂」や「鎮守府将軍・征新羅将軍」であった「利仁将軍」に討伐される)
 昭和初期には、出兵する兵士を鼓舞する「防人(さきもり)の祭り」とされていたそうです。
 しかし「祭頭祭」は本来、地元に密着した「五穀豊穣」「天下泰平」を祈る記念祭の一種であり、祭りが終わると「鹿行(ろっこう)地区」では農作業が本格化するようです。

 「祭頭祭」は、10時から前年の「春季祭」でト定(「吉凶」を占い定めること)された左方・右方両当番「字」の「大総督」が「狩衣装」で家族や役員に護られながら社殿にあがり、執行されます。

 「祭頭祭」のあと「大総督」や両字の人々は、本陣に定めたホテルなどで休憩後、正午前から巡行が始まります。
 行列の先頭「囃し人」の一人が、「天下泰平 春季祭」などと書いた軍配団扇を振り回しながら進み、そのあとを「大総督」が続く。
 「大総督」は「甲冑」に身を固め、「大黒頭巾」を被った人に肩車され巡航します。
 続いて役員や家族、神職が進み、「囃し人」がそれに続き、総勢1000人以上(両方)にもなる大行列をつくるそうです。
 色鮮やかな衣装に5色のを襷(たすき)を背負った「囃し人」たちが10人から20人の班に分かれ、太鼓を腰につけて叩く人の周りを囲んで「鹿島神宮祭頭祭歌」を歌いながら6尺(約2メートル)の「樫の棒」を「太鼓」の音に合わせて、組んではほぐし、ほぐしては組みながら「参道」を練り歩きます。
 また各班には、企業などが奉納した「馬簾」が煽るようです。

 「囃し」が終わると本陣で休憩後、「狩衣」の「大総督」や役員、家族は、18時からの「春季祭」に参列します。
 「春季祭」では来年の当番「字」がト定されます。
 ト定された2つ「字」は、「物申神職」(一年間祭事を担当する神職)により来年の各当番が読み上げられるようです。
 ト定された「字」は、「鹿島神宮」の「大神」より神を来臨さしめ、「降神祭」により「鹿島神宮」の「分霊」を一年間「字」に合祀され、見そなわし(神が見守り)、安寧(おだやかで平和)と弥栄(いよいよの繁栄)をもたらされるといわれています。
 「祭頭囃し」の奉納は、この一年間の報祭(祈願成就のお札の祭り)であるそうです。

 鹿島地方に春を告げる、華やかで勇ましい祭「祭頭祭」。
 春の鹿島路にお出かけしませんか?

 「祭頭祭」詳細

 開催日時 3月9日(水)10時~

 開催会場 鹿島神宮周辺

 所在地  茨城県鹿嶋市宮中2306-1

 祭礼スケジュール

 10時~  祭頭祭(神事)
 会場  神宮社殿

 11時50分~ 囃子行列
 左方 11時50分~
 右方 12時半~
 会場  商店街

 14時40分~ 囃し行列
 左方 14時40分~
 右方 15時半~
 会場 神宮境内

 18時半~ 春季祭(神事)
 会場 神宮社殿

 問合わせ 鹿島神宮社務所 0299-82-1209

 備考
 「鹿島神宮」「祭頭祭」にあわせ「宮中ふるさと市」が開催されるそうです