「浅間様(せんげんさま)」(銚子市)
本日ご案内するのは、地元「銚子市」「浅間神社」で7月21日(日)に開催されます「浅間様(せんげんさま)」です。
「浅間神社」は、「銚子市」「後飯町」の「東端」にある「標高」約32mの「浅間山」の「山頂」にあり、「浅間様(せんげんさま)」(2012年7月20日・2011年7月12日のブログ参照)と呼ばれ親しまれています。
「浅間神社」のある「浅間山」には「3つ」の「神社」があり、「浅間神社」の他、「愛宕神社」、「天神社」(天満宮)となっています。
「浅間神社」は、「全国」に1300以上あり、この程「世界文化遺産」に登録されました「富士山信仰」と強く結びついており、「富士山」を眺望できる「地域」に「分社」が多く存在しています。
そのためか「浅間神社」のある「浅間山」「北側」の「山麓(さんろく)」からは「銚子市」の「市街地」が見渡せ、その先には「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)や「鹿島灘(かしまなだ)」(2012年6月16日のブログ参照)、「鹿島臨海工業地帯」の「工場群」などを望むことができる素晴らしい「ビュースポット」となっています。
「浅間神社」の「御祭神」は、「木花咲耶姫命(このはさくやひめのみこと)」で「富士」の「山神」として奉ぜられており、「浅間神社」の「社紋」は「桜」だそうです。
「浅間神社」の「御祭神」「木花咲耶姫命」は、「火中出産」の「説話」から「火の神」とされ、「各地」の「山」を統括する「神」である「大山津見神(おおやまつみのかみ)」から、「火山」である「日本一」の「秀峰」「富士山」を譲られ、祀られるようになり「富士山」に鎮座して「東日本一帯」を守護することになったそうです。
「浅間神社」の「総本山」である「富士山本宮浅間大社」の「社伝」では、「御祭神」「木花咲耶姫命」は、「水の神」であり、「噴火」を鎮めるために「富士山」に祀られたとされています。
「木花咲耶姫命」の「御神徳」は、「安産」・「航海」・「漁業」・「農業」・「機織(はたお)り」・「火難消除(かなんしょうじょ)」の「守護神」、「酒造りの神様」として信仰されています。
「浅間神社」が現在の「場所」に祀られたのがいつだったのかは、はっきりと判っていませんが、周辺の「寺社」が、1600年代の「後半」から1700年代の「前半」頃に創建されている上、旧「石祠(いしほこら)」に「安永七年五月吉日」つまり1778年に建てられた事が記されており、1758年はそれ以前と考えられますので、同じ江戸時代中期に「浅間神社」が「分祠(ぶんし)」されたのではないかと推測されています。
「愛宕神社」の「御祭神」「火産霊命(ほむすびのみこと)」こと「迦具土神(かぐつちのかみ)」は、「記紀神話」における「火の神」です。
「愛宕神社」は、「浅間神社」のある「浅間山」にある「神社」で、「御神徳」は、「火」に関するもので、「防火」・「防水」と「商売繁盛」・「恋愛」・「結婚」・「縁結び」等の「守護神」として奉ぜられており、「愛宕神社」の「社紋」は「五三の桐」となっています。
「浅間神社」の「社殿」「右側」には、「天神社」があります。
「天神社」(天満宮)の「御祭神」は、「藤原道真(ふじわらのみちざね)」公で、「御神徳」は、「学問向上」・「受験合格」及び「詩歌」・「文章」・「芸能」の「上達」その他「農業守護」・「病気平癒」・「火雷天神」の「神様」として信仰されています。
「天神社」は、「浅間神社」の「御祭神」「木花咲耶姫命」が「安産」・「子育て」の「神様」だったため、「子」の「学問成就」・「出世」を願う「人々」が、天保11年に「石祠」に造立し、「勧請」したそうで、「天神社」(天満宮)の「社紋」は「梅」です。
また「浅間神社」へ上がる「階段」下の「道路」沿いには、「庚申塔(こうしんとう)」(2012年1月15日のブログ参照)が安置されている「庚申堂」や「馬頭観音塔」などがあります。
「馬頭観音」は、「六観音」のひとつで、「観音」の「怒り」を表し、「馬頭人身」或いは「人面馬冠」の「姿」をしています。
ちなみに「六観音」ですが、「聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)」・「千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)」・「十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)」・「不空羂索観音菩薩(ふくうけんじゃくかんのんぼさつ)」・「如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)」・「馬頭観音菩薩(ばとうかんのんぼさつ)」となっています。
「馬」は「魔」を砕く「力」を表し、「六道」中の「畜生道」に配され、そこの「世界」に住んでいるもの達を救うといわれています。
また「馬頭観音」は、一般的に「馬」の「無病息災」を願う「本尊」として信仰されています。
「六道」とは、死後、その人の「生前の行い」によって振り分けられ、生まれ変わり先の「冥界」の事で、「天道」、「人間道」、「修羅道」、「畜生道」、「餓鬼道」、「地獄道」があります。
「浅間神社」の「祭礼」ですが、元来「旧暦」の「6月1日」に行われていました。
これは、江戸時代「富士山」の「山開き」が「この日」であった事に「由来」しているそうです。
(現在の「富士山」の「山開き」は7月1日だそうです。)
「浅間神社」「祭礼」「浅間様」ですが、大きく分けて2つに分けられます。
ひとつめですが、、この1年の間に産まれた「子ども」を連れて「早朝」に参拝する「初山(はつやま)」です。
「初山」は、「親」や「身内」が「子ども」を抱いて、「浅間神社」を参拝すると「子ども」が健(すこ)やかに「成長」するという「御利益(ごりやく)」を得られるといわれており、今でも「銚子市内」はもとより、「県内」や「近県」から「浅間神社」「初山」に訪れています。
もうひとつは、「浅間様」当日の「夕方」から「夜」にかけての「宵宮詣り」です。
「浅間様」「宵宮詣り」では、「銚子電鉄」(2012年2月11日のブログ参照)の「浅間台踏切」から「坂」の「下」の「後飯町交差点」を経て「馬場町交差点」までの「道路」の「両側」を「歩行者天国」にし、「道路」の「両側」にたくさんの「露天」の「屋台」(縁日)が並び、「銚子市内」でも「屈指」の「賑わい」を見せます。
「浅間神社」の「祭礼」「浅間様」の「土産物」の「定番」ですが、「和菓子」の「銘店」「梅月」(2011年7月14日のブログ参照)の「きんつば」です。
ちなみに「梅月」の「きんつば」の「焼売り」が始められたのは、明治時代の終わり頃からといわれており、毎年「浅間様」「宵宮詣り」では「大勢」の「お客様」が「梅月」の「きんつば」を求めに「長蛇の列」をつくっています。
「後飯町」「浅間山」に鎮座する「浅間神社」で開催される「初山」「宵宮詣り」で賑わう「浅間神社」「例祭」「浅間様」。
この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「浅間様」詳細
開催日 7月21日(日)
開催会場 浅間神社 銚子市後飯町1354
問合わせ 銚子市観光商工課 0479-24-8707
備考
「浅間様」の「初山」ですが、昭和の初期までは「父親」が「赤子」を抱いて、「露」に濡れた「道」を、「早朝」「はだし」で参拝する「習わし」であったそうです。
現在「浅間神社」「初山」では、上記のように、その「年」に産まれた「子ども」の「安産」の「お礼」と「守護」を願って「若夫婦」または「家族」が揃って「朝宮詣り」をしています。
「浅間神社」は、「銚子市」「後飯町」の「東端」にある「標高」約32mの「浅間山」の「山頂」にあり、「浅間様(せんげんさま)」(2012年7月20日・2011年7月12日のブログ参照)と呼ばれ親しまれています。
「浅間神社」のある「浅間山」には「3つ」の「神社」があり、「浅間神社」の他、「愛宕神社」、「天神社」(天満宮)となっています。
「浅間神社」は、「全国」に1300以上あり、この程「世界文化遺産」に登録されました「富士山信仰」と強く結びついており、「富士山」を眺望できる「地域」に「分社」が多く存在しています。
そのためか「浅間神社」のある「浅間山」「北側」の「山麓(さんろく)」からは「銚子市」の「市街地」が見渡せ、その先には「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)や「鹿島灘(かしまなだ)」(2012年6月16日のブログ参照)、「鹿島臨海工業地帯」の「工場群」などを望むことができる素晴らしい「ビュースポット」となっています。
「浅間神社」の「御祭神」は、「木花咲耶姫命(このはさくやひめのみこと)」で「富士」の「山神」として奉ぜられており、「浅間神社」の「社紋」は「桜」だそうです。
「浅間神社」の「御祭神」「木花咲耶姫命」は、「火中出産」の「説話」から「火の神」とされ、「各地」の「山」を統括する「神」である「大山津見神(おおやまつみのかみ)」から、「火山」である「日本一」の「秀峰」「富士山」を譲られ、祀られるようになり「富士山」に鎮座して「東日本一帯」を守護することになったそうです。
「浅間神社」の「総本山」である「富士山本宮浅間大社」の「社伝」では、「御祭神」「木花咲耶姫命」は、「水の神」であり、「噴火」を鎮めるために「富士山」に祀られたとされています。
「木花咲耶姫命」の「御神徳」は、「安産」・「航海」・「漁業」・「農業」・「機織(はたお)り」・「火難消除(かなんしょうじょ)」の「守護神」、「酒造りの神様」として信仰されています。
「浅間神社」が現在の「場所」に祀られたのがいつだったのかは、はっきりと判っていませんが、周辺の「寺社」が、1600年代の「後半」から1700年代の「前半」頃に創建されている上、旧「石祠(いしほこら)」に「安永七年五月吉日」つまり1778年に建てられた事が記されており、1758年はそれ以前と考えられますので、同じ江戸時代中期に「浅間神社」が「分祠(ぶんし)」されたのではないかと推測されています。
「愛宕神社」の「御祭神」「火産霊命(ほむすびのみこと)」こと「迦具土神(かぐつちのかみ)」は、「記紀神話」における「火の神」です。
「愛宕神社」は、「浅間神社」のある「浅間山」にある「神社」で、「御神徳」は、「火」に関するもので、「防火」・「防水」と「商売繁盛」・「恋愛」・「結婚」・「縁結び」等の「守護神」として奉ぜられており、「愛宕神社」の「社紋」は「五三の桐」となっています。
「浅間神社」の「社殿」「右側」には、「天神社」があります。
「天神社」(天満宮)の「御祭神」は、「藤原道真(ふじわらのみちざね)」公で、「御神徳」は、「学問向上」・「受験合格」及び「詩歌」・「文章」・「芸能」の「上達」その他「農業守護」・「病気平癒」・「火雷天神」の「神様」として信仰されています。
「天神社」は、「浅間神社」の「御祭神」「木花咲耶姫命」が「安産」・「子育て」の「神様」だったため、「子」の「学問成就」・「出世」を願う「人々」が、天保11年に「石祠」に造立し、「勧請」したそうで、「天神社」(天満宮)の「社紋」は「梅」です。
また「浅間神社」へ上がる「階段」下の「道路」沿いには、「庚申塔(こうしんとう)」(2012年1月15日のブログ参照)が安置されている「庚申堂」や「馬頭観音塔」などがあります。
「馬頭観音」は、「六観音」のひとつで、「観音」の「怒り」を表し、「馬頭人身」或いは「人面馬冠」の「姿」をしています。
ちなみに「六観音」ですが、「聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)」・「千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)」・「十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)」・「不空羂索観音菩薩(ふくうけんじゃくかんのんぼさつ)」・「如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)」・「馬頭観音菩薩(ばとうかんのんぼさつ)」となっています。
「馬」は「魔」を砕く「力」を表し、「六道」中の「畜生道」に配され、そこの「世界」に住んでいるもの達を救うといわれています。
また「馬頭観音」は、一般的に「馬」の「無病息災」を願う「本尊」として信仰されています。
「六道」とは、死後、その人の「生前の行い」によって振り分けられ、生まれ変わり先の「冥界」の事で、「天道」、「人間道」、「修羅道」、「畜生道」、「餓鬼道」、「地獄道」があります。
「浅間神社」の「祭礼」ですが、元来「旧暦」の「6月1日」に行われていました。
これは、江戸時代「富士山」の「山開き」が「この日」であった事に「由来」しているそうです。
(現在の「富士山」の「山開き」は7月1日だそうです。)
「浅間神社」「祭礼」「浅間様」ですが、大きく分けて2つに分けられます。
ひとつめですが、、この1年の間に産まれた「子ども」を連れて「早朝」に参拝する「初山(はつやま)」です。
「初山」は、「親」や「身内」が「子ども」を抱いて、「浅間神社」を参拝すると「子ども」が健(すこ)やかに「成長」するという「御利益(ごりやく)」を得られるといわれており、今でも「銚子市内」はもとより、「県内」や「近県」から「浅間神社」「初山」に訪れています。
もうひとつは、「浅間様」当日の「夕方」から「夜」にかけての「宵宮詣り」です。
「浅間様」「宵宮詣り」では、「銚子電鉄」(2012年2月11日のブログ参照)の「浅間台踏切」から「坂」の「下」の「後飯町交差点」を経て「馬場町交差点」までの「道路」の「両側」を「歩行者天国」にし、「道路」の「両側」にたくさんの「露天」の「屋台」(縁日)が並び、「銚子市内」でも「屈指」の「賑わい」を見せます。
「浅間神社」の「祭礼」「浅間様」の「土産物」の「定番」ですが、「和菓子」の「銘店」「梅月」(2011年7月14日のブログ参照)の「きんつば」です。
ちなみに「梅月」の「きんつば」の「焼売り」が始められたのは、明治時代の終わり頃からといわれており、毎年「浅間様」「宵宮詣り」では「大勢」の「お客様」が「梅月」の「きんつば」を求めに「長蛇の列」をつくっています。
「後飯町」「浅間山」に鎮座する「浅間神社」で開催される「初山」「宵宮詣り」で賑わう「浅間神社」「例祭」「浅間様」。
この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「浅間様」詳細
開催日 7月21日(日)
開催会場 浅間神社 銚子市後飯町1354
問合わせ 銚子市観光商工課 0479-24-8707
備考
「浅間様」の「初山」ですが、昭和の初期までは「父親」が「赤子」を抱いて、「露」に濡れた「道」を、「早朝」「はだし」で参拝する「習わし」であったそうです。
現在「浅間神社」「初山」では、上記のように、その「年」に産まれた「子ども」の「安産」の「お礼」と「守護」を願って「若夫婦」または「家族」が揃って「朝宮詣り」をしています。










「自然観察会」「ホタル鑑賞」(東庄町)
本日ご紹介するのは、となりまち「東庄町」「千葉県立東庄県民の森」で7月20日(土)に開催されます「自然観察会」「ホタル鑑賞」です。
「千葉県立東庄県民の森」(2011年4月22日のブログ参照)は、「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)(2012年7月10日のブログ参照)にあり、「自然環境」の豊かなところにあります。
「千葉県立東庄県民の森」内には、「硬式用テニスコート」が3面、「5人立て専用」の「弓道場」があり、「精神」を統一し、楽しく、厳(おごそ)かに、「テニス」や「弓」を楽しむことができます。
「千葉県立東庄県民の森」の「区域面積」は100ha(ヘクタール)で、「千葉県」の「北部」を流れる「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)に近く、上記のように「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)にあって、「眼下」には「干潟八万石」の「大水田地帯」や遠く「九十九里浜」(九十九里海岸)(2012年5月11日のブログ参照)を望むことができます。
「千葉県立東庄県民の森」には、「芝生広場」、「湿地植物館」、「水鳥観察舎」などもあり、その他にも「森林館」(管理事務所)、「ふるさと館」、「展望台」、「フィールドアスレチック」、「水鳥広場」、「お花見広場」、「森の教室」、「花しょうぶ園」、「樹木園」、「見晴し台」、などがあります。
「千葉県立東庄県民の森」周辺の「夏目堰」は、「カモ」や「白鳥」などの「水鳥」が多数飛来し、「千葉県立東庄県民の森」「水鳥観察舎」からも「観察」ができるので、「四季折々」の「バードウォッチング」が楽しめます。
「夏目堰」は、もとは「椿海」(2011年4月17日のブログ参照)と呼ばれる「潟湖」の「一部」でしたが、周辺は江戸時代に干拓され、「干潟八万石」といわれる「大水田地帯」になっています。
「千葉県立東庄県民の森」は、「県土」の「自然」を守り、多くの「県民」が「森林」と親しみ、その「恵み」を受けながら、「自然」と共に生きる「心」の「創造」を目指して造られたものです。
このため「千葉県立東庄県民の森」は、「森林」での「学習」、「レクリエーション」、「スポーツ」、「文化活動」、「林業体験」など、「森林」の「総合利用」を図る「施設」として整備されています。
「ホタル」(蛍、螢)は、「コウチュウ目(鞘翅目)」・「ホタル科」(Lampyridae)に「分類」される「昆虫」の「総称」で「発光」することで知られている「昆虫」です。
「ホタル」は、おもに「熱帯」から「温帯」の「多雨地域」に分布し、「世界」にはおよそ2000種が生息しているとされています。
「ホタル」には「幼虫時代」を「水中」ですごす「水生ホタル」と「陸上」の「湿地」ですごす「陸生ホタル」がいます。
「日本」では「ホタル」といえば、「本州」以南の「日本各地」に分布し、5月から6月にかけて「孵化(ふか)」する「ゲンジボタル」(Luciola cruciata)を指すことが多いそうです。
「日本」では「ゲンジボタル」が親しまれていて、これが「全て」の「ホタル」の「代表」であるかのように考えられていますが、実際には遥かに「多様」な「種」があります。
「ホタル」は、「国内」には「約40種」が知られていますが、「熱帯」を「主」な「分布域」とするだけで、「本土」より「南西諸島」により多くの「種」があります。
さらに「南」に下がった「台湾」では約58種が生息しており、「初夏」に「ホタル」を鑑賞する「観光行事」も行われています。
「ゲンジボタル」の「成虫」が「初夏」に発生するため、「日本」では「ホタル」は「夏の風物詩」ととらえられていますが、必ずしも「夏」だけに出現するものではないそうです。
例えば「朝鮮半島」、「中国」、「対馬」に分布する「アキマドボタル」(Pyrocoelia rufa)は「和名通り」に「秋」に「成虫」が発生します。
また「西表島(いりおもてじま)」(沖縄県八重山郡竹富町)で発見された「イリオモテボタル」(Rhagophthalmus ohbai)は「真冬」に発光するそうです。
「自然観察会」「ホタル鑑賞」ですが、「千葉県立東庄県民の森」の「イベント」でどなたでも「参加」できるそうです。
「自然観察会」「ホタル観賞」の「受付時間」は17時00分からで「東庄県民の森管理事務所」にて受付、「観賞会」は19時位から20時30分まで行われます。
「自然観察会」「ホタル鑑賞」の「実施内容」ですが、「ホタル鑑賞」に前に17時15分から「木工体験」(木工クラフト製作体験)を行い、「体験」終了後、19時00分から「ホタル鑑賞会」を行います。
「ホタル観賞会」ですが、「千葉県立東庄県民の森」近隣の「里山」(旧「小見川町」「岡飯田地先」)で「鑑賞」するそうで、「鑑賞」する「現地」まで、「各自」の「車」での「移動」となるそうです。
「自然観察会」「ホタル鑑賞」の「参加費」は「お1人」200円で、「当日」は、「持ち物」として「夕食用軽食」、「飲み物」、「タオル」、「虫除け」、「服装」として、動きやすく汚れてもよい「服装」、「長靴」などでお越しくださいとのことです。
「自然」溢れる「千葉県立東庄県民の森」で開催される「夏」ならではの「イベント」「自然観察会」「ホタル鑑賞」。
この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「自然観察会」「ホタル鑑賞」詳細
開催日時 7月20日(土) 17時~(ホタル観察は19時~20時半)
開催会場 千葉県立東庄県民の森 香取郡東庄町小南630
問合わせ 千葉県立東庄県民の森 0478-87-0393
備考
「自然観察会」「ホタル鑑賞」は、「雨天時」は「中止」だそうです。
「自然観察会」「ホタル鑑賞」に「小学生児童」が参加される場合、「親子同伴」での「参加」をお願いしています。
「自然観察会」「ホタル鑑賞」ですが、「人気」がありすでに締め切りしているそうです。
「千葉県立東庄県民の森」(2011年4月22日のブログ参照)は、「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)(2012年7月10日のブログ参照)にあり、「自然環境」の豊かなところにあります。
「千葉県立東庄県民の森」内には、「硬式用テニスコート」が3面、「5人立て専用」の「弓道場」があり、「精神」を統一し、楽しく、厳(おごそ)かに、「テニス」や「弓」を楽しむことができます。
「千葉県立東庄県民の森」の「区域面積」は100ha(ヘクタール)で、「千葉県」の「北部」を流れる「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)に近く、上記のように「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)にあって、「眼下」には「干潟八万石」の「大水田地帯」や遠く「九十九里浜」(九十九里海岸)(2012年5月11日のブログ参照)を望むことができます。
「千葉県立東庄県民の森」には、「芝生広場」、「湿地植物館」、「水鳥観察舎」などもあり、その他にも「森林館」(管理事務所)、「ふるさと館」、「展望台」、「フィールドアスレチック」、「水鳥広場」、「お花見広場」、「森の教室」、「花しょうぶ園」、「樹木園」、「見晴し台」、などがあります。
「千葉県立東庄県民の森」周辺の「夏目堰」は、「カモ」や「白鳥」などの「水鳥」が多数飛来し、「千葉県立東庄県民の森」「水鳥観察舎」からも「観察」ができるので、「四季折々」の「バードウォッチング」が楽しめます。
「夏目堰」は、もとは「椿海」(2011年4月17日のブログ参照)と呼ばれる「潟湖」の「一部」でしたが、周辺は江戸時代に干拓され、「干潟八万石」といわれる「大水田地帯」になっています。
「千葉県立東庄県民の森」は、「県土」の「自然」を守り、多くの「県民」が「森林」と親しみ、その「恵み」を受けながら、「自然」と共に生きる「心」の「創造」を目指して造られたものです。
このため「千葉県立東庄県民の森」は、「森林」での「学習」、「レクリエーション」、「スポーツ」、「文化活動」、「林業体験」など、「森林」の「総合利用」を図る「施設」として整備されています。
「ホタル」(蛍、螢)は、「コウチュウ目(鞘翅目)」・「ホタル科」(Lampyridae)に「分類」される「昆虫」の「総称」で「発光」することで知られている「昆虫」です。
「ホタル」は、おもに「熱帯」から「温帯」の「多雨地域」に分布し、「世界」にはおよそ2000種が生息しているとされています。
「ホタル」には「幼虫時代」を「水中」ですごす「水生ホタル」と「陸上」の「湿地」ですごす「陸生ホタル」がいます。
「日本」では「ホタル」といえば、「本州」以南の「日本各地」に分布し、5月から6月にかけて「孵化(ふか)」する「ゲンジボタル」(Luciola cruciata)を指すことが多いそうです。
「日本」では「ゲンジボタル」が親しまれていて、これが「全て」の「ホタル」の「代表」であるかのように考えられていますが、実際には遥かに「多様」な「種」があります。
「ホタル」は、「国内」には「約40種」が知られていますが、「熱帯」を「主」な「分布域」とするだけで、「本土」より「南西諸島」により多くの「種」があります。
さらに「南」に下がった「台湾」では約58種が生息しており、「初夏」に「ホタル」を鑑賞する「観光行事」も行われています。
「ゲンジボタル」の「成虫」が「初夏」に発生するため、「日本」では「ホタル」は「夏の風物詩」ととらえられていますが、必ずしも「夏」だけに出現するものではないそうです。
例えば「朝鮮半島」、「中国」、「対馬」に分布する「アキマドボタル」(Pyrocoelia rufa)は「和名通り」に「秋」に「成虫」が発生します。
また「西表島(いりおもてじま)」(沖縄県八重山郡竹富町)で発見された「イリオモテボタル」(Rhagophthalmus ohbai)は「真冬」に発光するそうです。
「自然観察会」「ホタル鑑賞」ですが、「千葉県立東庄県民の森」の「イベント」でどなたでも「参加」できるそうです。
「自然観察会」「ホタル観賞」の「受付時間」は17時00分からで「東庄県民の森管理事務所」にて受付、「観賞会」は19時位から20時30分まで行われます。
「自然観察会」「ホタル鑑賞」の「実施内容」ですが、「ホタル鑑賞」に前に17時15分から「木工体験」(木工クラフト製作体験)を行い、「体験」終了後、19時00分から「ホタル鑑賞会」を行います。
「ホタル観賞会」ですが、「千葉県立東庄県民の森」近隣の「里山」(旧「小見川町」「岡飯田地先」)で「鑑賞」するそうで、「鑑賞」する「現地」まで、「各自」の「車」での「移動」となるそうです。
「自然観察会」「ホタル鑑賞」の「参加費」は「お1人」200円で、「当日」は、「持ち物」として「夕食用軽食」、「飲み物」、「タオル」、「虫除け」、「服装」として、動きやすく汚れてもよい「服装」、「長靴」などでお越しくださいとのことです。
「自然」溢れる「千葉県立東庄県民の森」で開催される「夏」ならではの「イベント」「自然観察会」「ホタル鑑賞」。
この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「自然観察会」「ホタル鑑賞」詳細
開催日時 7月20日(土) 17時~(ホタル観察は19時~20時半)
開催会場 千葉県立東庄県民の森 香取郡東庄町小南630
問合わせ 千葉県立東庄県民の森 0478-87-0393
備考
「自然観察会」「ホタル鑑賞」は、「雨天時」は「中止」だそうです。
「自然観察会」「ホタル鑑賞」に「小学生児童」が参加される場合、「親子同伴」での「参加」をお願いしています。
「自然観察会」「ホタル鑑賞」ですが、「人気」がありすでに締め切りしているそうです。
「小見川祇園祭」(香取市)
本日二つ目にご案内するのは、となりまち「香取市」「JR小見川駅」前「市街地」「須賀神社」周辺で7月19日(金)~21日(日)の期間開催されます「小見川祇園祭」です。
「JR小見川駅」は、「香取市」「小見川」にある「東日本旅客鉄道」(JR東日本)「JR成田線」の「駅」です。
「JR小見川駅」は、「相対式ホーム」2面2線を有する「地上駅」で、「ホーム」は嵩上げされておらず、2つの「ホーム」は「跨線橋」で結ばれています。
「JR小見川駅」は、「JR佐原駅」「管理」の「直営駅」で、「みどりの窓口」(営業時間6時45分~20時00分)・「簡易Suica改札機」が設置されています。
「JR小見川駅」の「歴史」ですが、以下のようになっています。
1931年(昭和6年)11月10日 国有鉄道の駅として開業。旅客・貨物取扱い。
1974年(昭和49年)2月1日 貨物扱い廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR東日本に継承。
2009年(平成21年)3月14日 ICカード「Suica」サービス開始。東京近郊区間に組み込まれる。
「JR小見川駅」周辺には、「香取市役所小見川区事務所」(旧・小見川町役場)、「小見川文化会館」、「小見川城跡(城山公園)展望台地」、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)「水郷おみがわ花火大会会場」(2012年7月29日・2011年7月28日・6月15日・2010年7月28日のブログ参照)、「千葉県立小見川高等学校」、「千葉県立水郷小見川少年自然の家」、「小見川B&G海洋センター」等があります。
「水郷の小江戸」「佐原」の「東」、「銚子」へ向かう途中に「小見川」があり、「小見川」は、江戸時代から「利根川舟運」の「中継港」、「街道」の「要衝」、「宿場町」、さらに「小見川藩」の「陣屋町」として発展していた「まち」です。
「小見川」は、現在の「国道356号線」である「佐原銚子街道」と「地方道28号線」である「旭街道」が合流し、江戸時代初期にはすでに「小見川宿」となっていましたが、「周辺舟運」を背景に「町場化」していったそうです。
「小見川」は、「銚子」から「江戸」間を結ぶ「内川廻り」の「中継港」に加え、「周辺農村」及び「干潟地方」から「八日市場方面」に渡る「広域米」や「諸産物」を集め、「江戸方面」へ積み出す「利根川水運」の「集散地」と発展しました。
当時の「小見川」では、2と7の「日」には「六斎市」が開かれ、他に「須賀神社」、「妙剣神社」の「祭礼市」も開かれるほど賑わったそうです。
江戸期の「小見川」は「本町」・「新町」を初め「8町」に分かれる規模で、「醸造業」も盛んに発達し、「醤油」5軒、「酒造」4軒、「濁酒」5軒の「記録」があり、現在も「小見川」には1軒の「酒蔵」と、1軒の「醤油醸造業」が存続しているようです。
「小見川祇園祭」は、「小見川」の「市街地」で行われる「祇園祭」で、6台の「屋台」(山車)が出ることで知られています。
「小見川祇園祭」は、毎年7月の「第3週」の「金・土・日」に行われており、「屋台」(山車)の「曳き廻し」は「土・日」のみ行っています。
「小見川祇園祭」は、寛永16年(1639年)より始められたといわれており、「利根川水運」の「港町」として栄えた「江戸文化」の「粋」が見られます。
「小見川祇園祭」では、「佐原」の「山車」と同様の「二層構造」(二層式)の「屋台」(山車)ではありますが、「屋台」「上部」(大天上)には「屋根」を上げて「歌謡」が披露され、また「屋台」の前では「手古舞(てこまい)」の「流れ」をくむ「手踊り」が披露されます。
「手古舞」とは、本来「山王祭」や「神田祭」を中心とした「江戸」の「祭礼」において、「山車」を警護した「鳶職」のことで、また「てこまえ」といい、現在一般には、この「てこまえ」の「姿」を真似た「衣装」を着て「祭礼」その他の「催し物」で練り歩く「女性たち」のことをいうそうです。
「小見川祇園祭」の「芸座」(囃子)は、「小見川」周辺の「集落」を「単位」とした「芸座連」が「屋台」に乗っています。
上記のように「小見川祇園祭」は、江戸時代の寛永16年(1639年)から始められたといわれており、「須賀神社」の「祭礼」であり、「京都」「八坂神社」「祇園祭」の「流れ」を組むものだそうです。
「神事」の「神輿」の「渡御」に付随する「屋台」の「曳き廻し」が、「小見川祇園祭」の「特徴」で、「二層式」になっている「屋台」の「彫物」・「色彩」があでやかで、「一階」は「お囃子」、「二階」は「演芸場」となり、「各屋台」とも「芸人さん」の「芸」が披露されます。
「小見川祇園祭」では、「小見川藩一万石」の「城下町」、「利根川水運」の「河港」として栄えた「小見川」の当時の「江戸文化」の「粋(いき)」が随所に取り入れられています。
「小見川祇園祭」は、7月19日(金)の「午前中」に行われる「御神輿渡御」から始まり、7月20日(土)には、9時から22時まで「六町」(本町、小路町、南下宿町、北下宿町、川端町、仲町)による「屋台」の「曳き廻し」、「大根塚」・「八日市場」の「御神輿」「共演」が行われ、7月21日(日)には、9時から22時まで「六町」(本町、小路町、南下宿町、北下宿町、川端町、仲町)による「屋台」の「曳き廻し」、19時から「砂切」・「曳き別れ」・「のの字廻し」が行われます。
ちなみに「小見川祇園祭」の今年(2013年)の「年番町」は「本町」だそうです。
「小見川祇園祭」「屋台」の「町内名」、「額字」、「主な彫物」、「芸座連」ですが、以下の通りとなっています。
「町内名」 「額字」 「主な彫物」 「芸座連」
本町(ほんまち) 本町 獅子、龍 清水芸座連
仲町(なかまち) 仲町 龍 内野芸座連
川端町(かわばたちょう) 額はない 鷹 木内芸座連
小路(しょうじ) 小路 忠臣蔵 野田芸座連
北下宿(きたしもじゅく) 額はない 龍、獅子 下小川芸座連
南下宿(みなみしもじゅく) 額はない 羽根川芸座連
「小見川祇園祭」では、近年、「小見川市街地」を流れる「黒部川」(2012年3月10日のブログ参照)に「ぼんぼり」をつるし「黒部川イルミネーション点灯」として「風情」を醸し出したり、「大橋」の上で「住民」による「踊り」や「音楽」などの「披露」が行われ、「小見川祇園祭」と共に「小見川」の「まち」を盛り上げていました。
「黒部川イルミネーション点灯」ですが、一昨年(2011年)に起こった「東日本大震災」から2年あまり、「黒部川」に「イルミネーション」が帰ってくるそうです。
「黒部川イルミネーション点灯」は、7月20日(土)から8月16日(金)の「期間」行われ、「黒部川イルミネーション点灯」の「初日」の7月20日(土)には18時30分から、「小見川祇園祭おまつり広場」にて「点灯式」が開催されます。
「黒部川イルミネーション点灯」の「メッセージテーマ」は「夢」で、地元「小見川」の「子どもたち」による「夢」・「願い事」が「ぼんぼり」に書かれており、約450個の「ぼんぼり」が「黒部川」を灯します。
また「小見川祇園祭」では、「おまつり&にぎわいやたい広場」が7月20日(土)・21日(日)の「2日間」開催するそうです。
「場所」ですが、「おまつり広場」は「明治堂駐車場」、「にぎわい広場」は「人見駐車場」、「やたい広場」は「二光駐車場」となっています。
「おまつり広場」では、「特設ステージ」で「踊り」などを披露するほか、「にぎわい広場」「やたい広場」では「軽飲食」を販売するそうです。
「小見川」の「中心市街地」「JR小見川駅」前「市街地」「須賀神社」周辺で開催される「歴史」ある「須賀神社祭礼」「小見川祇園祭」。
この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「小見川祇園祭」詳細
開催期間 7月19日(金)~21日(日)
開催会場 JR小見川駅前市街地 須賀神社周辺 香取市小見川
問合わせ 香取市商工観光課 小見川担当 0478-82-1117
小見川にぎわい事業実行委員会(香取市商工会内) 0478-82-3307
備考
「小見川祇園祭」は、「雨天決行」で開催される「お祭り」です。
「小見川祇園祭」の「お祭り区域」の「一部」で「交通規制」が行われますのでご注意下さい。
「JR小見川駅」は、「香取市」「小見川」にある「東日本旅客鉄道」(JR東日本)「JR成田線」の「駅」です。
「JR小見川駅」は、「相対式ホーム」2面2線を有する「地上駅」で、「ホーム」は嵩上げされておらず、2つの「ホーム」は「跨線橋」で結ばれています。
「JR小見川駅」は、「JR佐原駅」「管理」の「直営駅」で、「みどりの窓口」(営業時間6時45分~20時00分)・「簡易Suica改札機」が設置されています。
「JR小見川駅」の「歴史」ですが、以下のようになっています。
1931年(昭和6年)11月10日 国有鉄道の駅として開業。旅客・貨物取扱い。
1974年(昭和49年)2月1日 貨物扱い廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR東日本に継承。
2009年(平成21年)3月14日 ICカード「Suica」サービス開始。東京近郊区間に組み込まれる。
「JR小見川駅」周辺には、「香取市役所小見川区事務所」(旧・小見川町役場)、「小見川文化会館」、「小見川城跡(城山公園)展望台地」、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)「水郷おみがわ花火大会会場」(2012年7月29日・2011年7月28日・6月15日・2010年7月28日のブログ参照)、「千葉県立小見川高等学校」、「千葉県立水郷小見川少年自然の家」、「小見川B&G海洋センター」等があります。
「水郷の小江戸」「佐原」の「東」、「銚子」へ向かう途中に「小見川」があり、「小見川」は、江戸時代から「利根川舟運」の「中継港」、「街道」の「要衝」、「宿場町」、さらに「小見川藩」の「陣屋町」として発展していた「まち」です。
「小見川」は、現在の「国道356号線」である「佐原銚子街道」と「地方道28号線」である「旭街道」が合流し、江戸時代初期にはすでに「小見川宿」となっていましたが、「周辺舟運」を背景に「町場化」していったそうです。
「小見川」は、「銚子」から「江戸」間を結ぶ「内川廻り」の「中継港」に加え、「周辺農村」及び「干潟地方」から「八日市場方面」に渡る「広域米」や「諸産物」を集め、「江戸方面」へ積み出す「利根川水運」の「集散地」と発展しました。
当時の「小見川」では、2と7の「日」には「六斎市」が開かれ、他に「須賀神社」、「妙剣神社」の「祭礼市」も開かれるほど賑わったそうです。
江戸期の「小見川」は「本町」・「新町」を初め「8町」に分かれる規模で、「醸造業」も盛んに発達し、「醤油」5軒、「酒造」4軒、「濁酒」5軒の「記録」があり、現在も「小見川」には1軒の「酒蔵」と、1軒の「醤油醸造業」が存続しているようです。
「小見川祇園祭」は、「小見川」の「市街地」で行われる「祇園祭」で、6台の「屋台」(山車)が出ることで知られています。
「小見川祇園祭」は、毎年7月の「第3週」の「金・土・日」に行われており、「屋台」(山車)の「曳き廻し」は「土・日」のみ行っています。
「小見川祇園祭」は、寛永16年(1639年)より始められたといわれており、「利根川水運」の「港町」として栄えた「江戸文化」の「粋」が見られます。
「小見川祇園祭」では、「佐原」の「山車」と同様の「二層構造」(二層式)の「屋台」(山車)ではありますが、「屋台」「上部」(大天上)には「屋根」を上げて「歌謡」が披露され、また「屋台」の前では「手古舞(てこまい)」の「流れ」をくむ「手踊り」が披露されます。
「手古舞」とは、本来「山王祭」や「神田祭」を中心とした「江戸」の「祭礼」において、「山車」を警護した「鳶職」のことで、また「てこまえ」といい、現在一般には、この「てこまえ」の「姿」を真似た「衣装」を着て「祭礼」その他の「催し物」で練り歩く「女性たち」のことをいうそうです。
「小見川祇園祭」の「芸座」(囃子)は、「小見川」周辺の「集落」を「単位」とした「芸座連」が「屋台」に乗っています。
上記のように「小見川祇園祭」は、江戸時代の寛永16年(1639年)から始められたといわれており、「須賀神社」の「祭礼」であり、「京都」「八坂神社」「祇園祭」の「流れ」を組むものだそうです。
「神事」の「神輿」の「渡御」に付随する「屋台」の「曳き廻し」が、「小見川祇園祭」の「特徴」で、「二層式」になっている「屋台」の「彫物」・「色彩」があでやかで、「一階」は「お囃子」、「二階」は「演芸場」となり、「各屋台」とも「芸人さん」の「芸」が披露されます。
「小見川祇園祭」では、「小見川藩一万石」の「城下町」、「利根川水運」の「河港」として栄えた「小見川」の当時の「江戸文化」の「粋(いき)」が随所に取り入れられています。
「小見川祇園祭」は、7月19日(金)の「午前中」に行われる「御神輿渡御」から始まり、7月20日(土)には、9時から22時まで「六町」(本町、小路町、南下宿町、北下宿町、川端町、仲町)による「屋台」の「曳き廻し」、「大根塚」・「八日市場」の「御神輿」「共演」が行われ、7月21日(日)には、9時から22時まで「六町」(本町、小路町、南下宿町、北下宿町、川端町、仲町)による「屋台」の「曳き廻し」、19時から「砂切」・「曳き別れ」・「のの字廻し」が行われます。
ちなみに「小見川祇園祭」の今年(2013年)の「年番町」は「本町」だそうです。
「小見川祇園祭」「屋台」の「町内名」、「額字」、「主な彫物」、「芸座連」ですが、以下の通りとなっています。
「町内名」 「額字」 「主な彫物」 「芸座連」
本町(ほんまち) 本町 獅子、龍 清水芸座連
仲町(なかまち) 仲町 龍 内野芸座連
川端町(かわばたちょう) 額はない 鷹 木内芸座連
小路(しょうじ) 小路 忠臣蔵 野田芸座連
北下宿(きたしもじゅく) 額はない 龍、獅子 下小川芸座連
南下宿(みなみしもじゅく) 額はない 羽根川芸座連
「小見川祇園祭」では、近年、「小見川市街地」を流れる「黒部川」(2012年3月10日のブログ参照)に「ぼんぼり」をつるし「黒部川イルミネーション点灯」として「風情」を醸し出したり、「大橋」の上で「住民」による「踊り」や「音楽」などの「披露」が行われ、「小見川祇園祭」と共に「小見川」の「まち」を盛り上げていました。
「黒部川イルミネーション点灯」ですが、一昨年(2011年)に起こった「東日本大震災」から2年あまり、「黒部川」に「イルミネーション」が帰ってくるそうです。
「黒部川イルミネーション点灯」は、7月20日(土)から8月16日(金)の「期間」行われ、「黒部川イルミネーション点灯」の「初日」の7月20日(土)には18時30分から、「小見川祇園祭おまつり広場」にて「点灯式」が開催されます。
「黒部川イルミネーション点灯」の「メッセージテーマ」は「夢」で、地元「小見川」の「子どもたち」による「夢」・「願い事」が「ぼんぼり」に書かれており、約450個の「ぼんぼり」が「黒部川」を灯します。
また「小見川祇園祭」では、「おまつり&にぎわいやたい広場」が7月20日(土)・21日(日)の「2日間」開催するそうです。
「場所」ですが、「おまつり広場」は「明治堂駐車場」、「にぎわい広場」は「人見駐車場」、「やたい広場」は「二光駐車場」となっています。
「おまつり広場」では、「特設ステージ」で「踊り」などを披露するほか、「にぎわい広場」「やたい広場」では「軽飲食」を販売するそうです。
「小見川」の「中心市街地」「JR小見川駅」前「市街地」「須賀神社」周辺で開催される「歴史」ある「須賀神社祭礼」「小見川祇園祭」。
この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「小見川祇園祭」詳細
開催期間 7月19日(金)~21日(日)
開催会場 JR小見川駅前市街地 須賀神社周辺 香取市小見川
問合わせ 香取市商工観光課 小見川担当 0478-82-1117
小見川にぎわい事業実行委員会(香取市商工会内) 0478-82-3307
備考
「小見川祇園祭」は、「雨天決行」で開催される「お祭り」です。
「小見川祇園祭」の「お祭り区域」の「一部」で「交通規制」が行われますのでご注意下さい。