癌と告げられて | 鈴木(仮)と短期の家

鈴木(仮)と短期の家

自由が丘ドッグレスキューに短期預かりとして参加していた一般人のブログ
現在は、ふぅちゃんを我が子にして暮らしています

フゥちゃんは

木曜日の朝具合が悪くなり

月曜日の未明に旅立ちました

 

 

フゥちゃんは保護した時から

肝臓の数値がちょっと高めでした

それでも体調に全く問題がなく

そのころは眼に問題があって

そちらが優先でした

 

眼の手術をした後はいたって健康

肝臓は時々血液検査をして

経過観察で済んでいました

 

生来丈夫な子だったのでしょう

 

以下の写真は

日曜日のものです

辛そうですが

寝たきりではなかったのです

 

 

フゥちゃんは

お腹を壊すこともなく

咳をすることもなく

足腰が弱る事もなく

本当に元気な子だったんです

 

それなのに

 

木曜日の朝

フゥちゃんがハアハア言うなんて

明らかにおかしい

急いでいった病院で告げられたのが

まさかの肝臓癌

 

 

フゥちゃんは年寄りなので

最期を迎える時はどうなるのか

いつも連れ合いと話していました

ああしよう、こうしよう

とにかく悔いのないように

 

それでも16歳での癌宣告

想像だにしない

全くの不意打ちでした

 

 

もしかしたら

保護した時には

癌が出来ていたのかもしれません

 

でも丈夫なフゥちゃんは

ずっと癌と共存していて

この歳になって

ついに限界に来たのでしょう

 

分かった時は

一刻の猶予もない状態だったのです

 

 

手術はしないと決めました

 

体は辛かったでしょうが

金曜,土曜までは

僅かでも食べ物を口にしていたのです

 

でも日曜日は

一切拒否でした

顔を背けて

明確に拒否したのです

 

今まで出なかったウンチを

2度コロンとしました

 

ああ

フゥちゃんは

準備しているんだ

 

覚悟しました

そして

私は

お風呂で一人で泣きました

 

 

フゥちゃん、頑張りました

 

最後まで

一所懸命歩いて

お水を飲みに行き

ちゃんとシーツまで行って

チッコをしました

 

偉いよ、フゥちゃん

 

 

だけど

頑張らなくてもよかったのに

 

頑張ってほしくなかったよ

 

 

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