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石を積む

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分かったふりをして

歩いてきた過去が虚しい

だって振り返ると

その犠牲者たちが恨めしげに

私を睨んでいるではないか

生まれて間もなく

大人になってしまったような

インスタントな私の自我

道すがら早すぎる終点に

乗り換えはないものかと

ひとっこひとりいない駅で

もっとも田舎の駅なんてこんなもんだと

悟るには早すぎるのに




電飾やネオン

暮れの雑踏する街角

酒を飲めない私は

隅っこで独り

グラスを傾けている

いきつけでもないバーで

小一時間回想に耽っている