今回、母が緊急入院したことによって
認知症の父と2人だけで
数時間過ごす経験をした。
いつもは母が弾丸トーク。
父に質問しても、返答が遅いのを
待ちきれず、母が横から回答する。
それは、父が認知症になる前から
ずっとそうだった。
私や妹に関しても、母は
せっかちで早回りして
我々が気づく前に色々終わっていた感はある。
そして大人になって、正直困った。
ああ、あれもこれも
母がやっていてくれていたのか。
知らなかったな。知りたかったな。
もう少し手を抜いてくれていたら
若い頃から自分で気付けたのかな。
しかし、母はただただ、良き想いで
全力だったことも、後になると
よく分かる。
自分も子どもたちに対して、
良かれとしか思ってなくてやったことが
余計なことでしかなかったんだ、
と知ったのは実行してから
随分あとだった。。
だから、私はゆっくりした自分のペースを
大切にしたいのかもしれない。
じっくり時間が流れているうちに
状況が変わり、そもそも反応する
必要性もなくなる出来事もある。
即座に反応する必要があるときもあれば、
静観しているうちに落ち着く事象もある。
まあとにかく、いつもの母の
弾丸トークが消音化され、
基本無口な父との間に流れる静かな空間
があった。
すると、突然、
「孫たちは元気か?」
ちゃんと4人の名前を短く
くっつけて呼んでくれる。
私の顔、名前、孫たちの存在や名前は
覚えてくれている。
祖母がそうだった様に、
いつかそれすら記憶が
蘇らなくなるのかな、
と思うと、覚えていてくれることが
ありがたい。
そして、私は父が大好きな
ラスベガスについて質問をしてみた。
すると急に命の炎🔥の火力が
ボワっと強火になり、
声が大きくなり、
手の動作付きで表情も明るくなった。
好きな事があるって、
凄いなと思った。
凄い威力だな。
情熱の炎はなかなか薄れないんだわ。
「やるのはブラックジャック」
右手で左腕をポンポンと、腕前の良さを
伝えるべく動作付き。
「必ず勝つ」
どうして必ず勝てるの?
「ブラックジャックしかやらない。」
好きな種目に的を絞って全集中するから、と受けとめた。
それの何がいいの?
「勝負」
「賭博」
「相手のカードの方が上と分かったら、攻めるのをやめて、じっと待つ。」
戦法も色々あって、それを見極めて緩急つけるのも楽しいのかな、と想像。
父はゴルフも麻雀も大好きで、
以前は「ゴルフには何百万注ぎ込んだか分からない」と話していたので、次はゴルフの話も聞いてみようと思う。
母が退院して来たから
話しが遮られて最後まで聞けないかもだけど。。。
父はアイスクリームが大好きで
食べた記憶も飛ぶから
1日に数個食べることもある。
ハーゲンダッツのフタがなかなか外れず、
数分もがいていて、私が手伝った方がいいのか
本人に任せた方がいいのか
迷ったが、何も手を出さずに見守ってみた。
そうすると時間はかかったが、
自分で蓋を開けられた。
「おかしいな。いつもはスッと開くのに」
それはいつの記憶なのか分からないケド。
はくだけ美姿勢、整体ショーツ

