東日本大震災の日、
夫は早々に仕事納めをし、
子どもたちを迎えに行き、
さらには都内で仕事していた
私を車で迎えに来てくれた。
電波も悪く、
回線も途切れ途切れ、
場所などの連絡もままならない。
誰もが必死だった
あの日。
夫も家族を守ること
最優先で動いてくれたのだろう。
そして来てくれた夫に対して
私が発した言葉は、
「なんで迎えに来たのよ!
私が自力で迎えに行けばもっと
早く帰れたのに!」
と怒り混じりの言葉を発していた。
夫はテキパキと仕事を
片付けて
普段行かない小学校や保育園の
お迎えをして、私の
ピックアップまでしてくれた。
そんな優しい旦那さんなのに
どうしてそんなに怒らないといけないの?
そんな声が聞こえて来そう。
その時の私の脳内の声は
というと
あなたのライフワークである
仕事に専念できるために
私は自分の仕事をしながらでも
子どものことを一切合切
引き受けているのに、
今日に限って
仕事投げ出して来て、どうした?!
仕事最優先主義なはずなのに
急にどうした?!
残って地域や患者様のケアは?!
非常事態ではあるが、
私は冷静に計算し、
電車は不通になっていたが
家まで通じる246道路まで
行けるバスを見つけて、
保育園がクローズする
20時までには歩いて
迎えに行ける想定だった。
以下は、夫のFacebook投稿より抜粋:
スパッと営業をストップさせ、
早い段階で帰宅させたところまではよかった・・・
そしてその後小学校に通っていた長男と
保育園に通っていた子どもたちを
拾いに行った。
しかし、
そこからがアカンかった・・・
都心で仕事をしていた妻を助けようと、
子どもたちを乗せて
車で迎えに行ってしまったのです。
つまり、
信号機が機能していないところに
自らぶっ込んでしまった・・・
案の定、
終わりの見えない渋滞に
ハマってしまった・・・
連絡手段が途切れ途切れだったので
妻と落ち合うのも一苦労・・・
「お腹すいた・・・」
「トイレ行きたい・・・」
子どもたちから聞こえてきた・・・
妻と落ち合ったとき
子どもたちは
危機的状況でママと会えた喜びの方が
強かったのですが、
そこで妻から私への一言、
・
・
・
「歩けば3時間で帰れたところを
なんで迎えにきたの!」
・
・
・
本当に余計なことを
してしまった・・・
対象となる相手のことを
考えることも大切なのですが、
全体を見て状況判断を間違えてはいけないこと、
そして相手を信じることの大切さを
身を沁みて理解した次第です。
しかしながら
この震災という出来事を体験したからこそ
強くなれた人も少なくないのではと感じます。
いろいろあったけど、
今こうしてこの世で生きている喜びに
感謝しようと思います。
抜粋終わり
夫には仕事に専念して欲しいと言うキモチと
私はいつもこんなに大変と言うキモチが
常に混雑していて、脳内カオスな
育児期間をやり遂げた。
狂った妻を持ち
夫もさぞかし苦しい事も
あったことでしょう。
私もたくさんあったよ。
それでも継続している。
諦めることなく。
よりよい自分になれる様
日々精進です。

