父は昨年から体調不良になったり
通院したりしていて
一時は結構な重篤扱いされ
家族で驚き悲しんだこともあったけど、
体調が落ち着いていれば
本人は至って健康なつもりで生きている。
認知症の良さはそこに
あるのかもしれない。
認知症なので、数分前のことも
記憶に無い。
ご飯を食べたのかどうか?
何を食べたのか?
どうして妻がそこにいないのか?
自分が薬を処方されていることも覚えていない。
毎回記憶はリフレッシュされ
まっさらになるから、
分からなくて不安になることも。
だから、予定は全てカレンダー
に書き込んでいる。
そして本日がいつなのか、は
スマホか時計を見て判断。
幸い、孫の名前、私の顔、
ちょっと前の記憶ならまだある。
それさえも失われて行くのだろうか。
そんな状況で、
肝臓科や、動脈瘤科で
処方された数々の薬を
服用する立場でありながらも、
89歳の父は友達に
誘われて上海旅行に
行ったのだ。
その友達は若い頃から
何十年間も、共に
ゴルフしたり麻雀したり
毎年ラスベガスに行く仲間。
今回ほど認知症が進んでからの
海外旅行は初めてだったから
母と妹と私は、
見守っていた。
お友達は何十年か年下の
オジ様なので、頭は
ハッキリとしてマメに連絡くださる方で
しっかり者なので、
かなり今回は甘えてというか
お世話になった旅だった。
(正直、どうして誘ってくれるのだろう、去年はラスベガスで行方不明になったのに、また誘ってくれるなんてなんて天使なお方なのかしら)
そして昨日帰国した父は
楽しそうだった。
何をして来たのかは
覚えていないけど、
楽しそうだった。
そして、今朝は疲れも
感じることなく
早起きしたそうな。
(疲れた記憶も残らないから、
毎朝リフレッシュ状態なんだろうね)
このミニマムバックで3泊4日。
飛行機の到着1時間遅れで
空港では母と思わぬ
カフェタイム。
それまた良い時間だね。
父もはいてる整体パンツ

