長女は子どものころから
私の陰に隠れたがり、
目立つのを嫌い、
負けず嫌い気質ゼロ、
主張もしないタイプだった。
高校受験は、後から聞いた話し、
「ママが嬉しそうだったから」
と言うことで決めた高校に専願受験で
早々に決まり、周りのクラスメイトが
一般受験でキリキリしているのを
申し訳なさそうにしていた。
この高校に決めた大きな理由は、
90%の生徒が指定校推薦で
大学進学出来るから。
学校の授業をしっかり聞いて、
内申をとっていれば
ほぼ行ける大学がある。
そういうことで安心していた。
高校の3年間の中で
長女のキモチを時折り確認していたが、
一貫して出て来るのは
「言った時にみんなが知ってる大学に行きたい」
と言うことだった。
(要するに、出身大学名を行った時に、え、どこそれ、とならない様にしたいと)
そして、指定校推薦で応募したのは
そう言うランクの大学。
そうしたら、校内選考で落ちた。
ランクを落として別の指定校推薦に
申し込むか、思い切って
高みを目指しに行くのか。
究極の選択に迫られ、
1週間思い悩んだ結果、
人生で初めての賭けに出ることにした。
こんなチャレンジをするなんて。
でも、初めて、自分が望むものを
手に入れるために頑張ろう!
と言う意思表示と覚悟を
我々夫婦は素直に喜び、
心の底から応援したい気持ちしか
無かった。
指定校推薦で大学行くためにこの
高校に決めたはずなのに、
最後の最後で受験塾のお世話に
なることになり、予定外出費。
でもそのことよりも、長女の夢を
応援したい気持ちがの方が勝ってしまった。
夫婦して。
そこは異論がなくて、
一家全員一致して
長女の応援に挑んだ。
それを学校の先生に伝えると、
強く指定校推薦を勧められて、
気持ちが揺らいで帰宅した娘。
もう自分の夢はすぐに諦めて
先生の言いなりになるつもりになっていた。
そこを父だけは、断固拒否した。
全員で、長女のチャレンジ決断
を見守ったところなのに、
そして塾に申し込んだあとで
先生の言葉で揺らぐのはナシ!
とキッパリ否定した。
周りの生徒が今度は
みんな指定校推薦で決まって行く中、
自分だけ挑戦する立場になり
焦るし、自信ないし、恐怖で
号泣することもあった。
そして何度も何度も願書事由を
塾の先生とやり直し揉んで、
書き上げてweb出願して、
緊張して挑んだ面接では
白紙になって先生から
「それは違う」と言われて
顔面蒼白で戻ってきた長女。
そこからの、
2週間経過後の
本命合格![]()
家族で大感動![]()
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飛行機✈️搭乗前の
ベイクドエッグタルト🥧と珈琲☕️
飛行機✈️座りっぱなしも怖くない、整体ショーツ
