実態だけ見れば、一見、長男は
学校をやめて
バイトもせず
働きもせず
大して外にも出ず(今はその方が安全だが)
好きなゲームばかりして
夜中ゲームをし
昼間寝ている事が多い
自分の好きな時に寝て食べる
自分勝手な生活をしている。
「ひきこもり」と言われても仕方ない生活をしている。
ひきこもりに対する、私が持ちがちな先入観は、
誘っても乗ってこないのでは無いか。
言っても聞かない、無駄なのではないか。
どうせ何もしないのではないか。
変わらないんじゃないのか。
こんな風に、彼の事を決めつけがち。
しかし当の長男は、自分のことを「引きこもり」だと認識していない。
出て行こうと思えば行ける、と思っている節もあれば、でも不安も抱えている。そんな感じなのかな。
私は長男に対してマイナスな先入観が頭に浮かんだ時に、振り払う様に意識してる。
私のそう言う彼に対する思い込みによって、彼に悪影響を及ぼすに違いないと思うから。
そんな風に長男を見て、蔑む様な言葉をかけたところで、長男に良い影響が起きるのか?
いや、起きるはずがないだろ。
きっと、長男は
「見下された。」
「またあんな風に言われた。思われた」
「やっぱり僕はダメなのか」
「僕は期待されてないんだ」
「やらなくて良いんだ」
と思ってしまう、余計に自信喪失する。
負の言葉は言わないように気をつけてる。
でも、時には毒の様な言葉を長男に対して吐いてしまう。
どうして外に出て行かないの?
やりたい事に向かって行動しないの?
という私から見た身勝手な期待なのか。苛立ちの感情が出ちゃうから。
そういう思いが出て来てしまったら、ついつい吐き出してしまうこともあるけど、なるべく思い直して、先入観とか抜きで、この子が最高の子どもだったらテイで接する様に努めてる。
努めないと出来ないのが私。
でも、努めてはいる。
それが私の精一杯。
やれることをやってる。
出来ないこともあるある、でもめげずにまたやってみる。
その繰り返し。
日々鍛錬。
散らかり放題の部屋だと頭も心も乱されるだろう、私もそうだから。
なので、長男に提案してみた。
「お部屋、片付ける? きっとめちゃくちゃスッキリするよ。今日だったらお母さん手伝えるよ。お片付けのプロにも手伝って貰えるよ。」
もしかしたら断られるかもしれない、やる気が出ないかもしれない。でも提案してみる事が大切だと思って。
ダメ元で何でも言ってみよう‼️
そうしたら意外な答えが。
「うん」
「でも朝からは嫌。午後もし気が向いたら」
それを聞いて、シメタ‼️
と心が踊った。
長男もキッカケを探していたんだ。
現状を何か変えたいと思っていたんだ。
良かった‼️
本人がそういう気持ちになれた事が何よりも嬉しかった。
「どうせ何を提案してもやる気無いんだろう」とか決めつけてしまわなくて本当に良かった!
自分の部屋に他人(親と言えども)を入れるのは嫌だろうに。
勇気を出して一歩進もうとする姿勢がかいまみれて、私は嬉しかった。
たった2時間ですっかり片付いて、ベッドの位置も変えて広々した長男の部屋。
きっと、行動した事で何かのキッカケになるはず、人生に刺激が入って良い流れが起きるはず、と期待してしまう私。
期待し過ぎず、さり気なく、長男のペースや気持ちを考慮しつつ、でも大人になって行く現実も、これから伴ってくる責任の事もしっかりと伝えつつ、見守って行く。
早く巣立って欲しい、幸せな大人として羽ばたいて行って欲しい、と早る気持ちを抑えながら。
