「子供の好き嫌いは、親の工夫不足に原因する」という驚愕の事実に気付くのに時間が掛かった。



そんなことを認めたく無かったのもあるけど、これまでずっと、認めるまでに至るだけの気持ちの余裕が無かった事が大きいかなと思う。



妊娠中は毎日疲労度がMAXで、作った物に対して子供に「これやだ~」だの「食べない~」だの言われるのが耐えられなかった。言われても対抗して「食べると良いことがあるよ、大きくなるよ」とかなだめるだけの体力・気力が無かった。 だから、毎日子供が完食する好物メニューばかり並べていた。こんなんじゃダメだ、と分かっていながら。



産後体力が戻って来て、「こんなんじゃダメだ」という状況から一刻も早く打破したかった。色々と試してみると、みるみるうちに効果が表れ、面白い!子供は単純でいい。



以前、栄養士相談で言われた、「子供は簡単に餓死しないから」という言葉を思い出した。「食事を食べない」のは、他の何かしらの(おやつとか)ものを食べてお腹が満たされているから、という理由に他ならない。



食事以外のものを与えなければ、お腹が空いて、食べるだろう。



昔、長男の偏食に悩んだ時にも保育園の先生に言われたことがある。「お腹が空いたら、食べるから」と。



戦時中など、飢餓に苦しんだ時代もあり、現在でも飢餓に苦しむ人たちが居るのに、食べ物の好き嫌いをするなんて、なんと凄まじく贅沢で許せない事だろう。それを許していた自分に憤りを感じる。





子供と向き合う体力と気力が備わった今、あれこれと工夫して食事を出している。自分なりに工夫している点。



・おやつはご飯の2時間前まで。ご飯タイムまで2時間以内はどんなに「お腹空いた、何か食べたい」攻撃を受けても、出さない。どうしてもうるさい場合はチーズや竹輪などあげることもあるが、甘いものは絶対なし。



・子供が食べたいもの、じゃなく、自分が食べたい物をバランスよく作る。(もちろん激辛など子供が無理なものは省く)



・今日はピーマン、など的を絞ってメニューを考える。



・苦手な食材は、まずみじん切りから。徐々にサイズを大きくしていく。食べた後で「実は今の、○○が入っていたのよ~」と言うと、苦手なのに食べれた、という実績が出来るし自信につながる。あれ?まずくない!という意外な発見もある。



・苦手な食材の味がよく分からないように、味付けを工夫する。



・最初に盛り付けする量を少なくして、「最初に出したものは必ず全て食べること」が鉄則。



・全て食べたら、御代りOK、デザートもあり。



・食べれたら、その食材に含まれる栄養素が何であって、どういう効力があるのか、いつの季節の野菜なのか、などを話題にする。「今日食べたサンマは秋が旬だから今が一番美味しいのよ。DHAという頭が良くなるモノが入っているから、みんな頭よくなるね~」とか。







本日は、枝豆をハンバーグに入れたら最初嫌がっていたがケチャップを付けると食べられた。



















「嫌だ、これ食べたくない~」攻撃に耐え続け、それでも食べることの利点を述べ続けるのには精神力が必要だから、疲れていると立ち向かえない。



だから、母である自分の精神状態、体力、健康をベストな状態に保つ事が必須。