本日で次女がこの世に誕生してからちょうど2ヶ月が経った。私の4人目の赤ちゃん。



初めて、教科書通りの普通の陣痛から始まった出産。「普通」を経験出来て嬉しかった。(長男は帝王切開、次男は破水から、長女は痛みなく8cm開いていたので強制入院から)



予定日が7月8日ではあったが、上の3人も全員38週以前に産まれていることから、6月中には生まれると見込んでいた。



32週に子宮口が1cm開いて早産気味と言われるも、ゴロゴロしていたお陰か、その後早産が進むこともなく、無事38週を迎えた。だが、予想に反してなかなか生まれる気配は無い。



どうしても6月中に産みたかったので、6月30日の早朝起きて散歩や階段の上り下りをしようと企んでいた。



でも迎えた6月の最終日、それも30日に日付が変わった途端に、弱い陣痛らしき痛みが来た。あまりに弱過ぎて、これは陣痛なのか、私の思いすごしなのか、と考えるほど。でも時計を見ていると10分おきに微妙な痛みがあった。



ちょうどその頃inchoが仕事から帰宅し、午前1時過ぎても微妙な痛みが続いた。前回出産時に「まだそんなに痛くない」と言ってから20分後に突然激痛に襲われてすぐに産まれたことから、inchoは弱い痛みでもすぐに病院に電話すべきだ、と私を焦らせた。電話してみると、「もう少し様子をみてください」と言われたが、30分後には間隔も短くなり7,8分間隔で痛みもやや増して来たしお尻が押される感じがしたのでもう一度電話すると、「すぐ来て下さい」と言われた。後から助産師さんに聞いたが、「お尻を押される感じがする」というのは産まれる兆候なので焦ったそうだ。



両親を真夜中に叩き起し、眠っている3人の子供たちを見てもらうため、タクシーで来てもらった。午前3時。



病院に向かう車の中で、はっきりと、「これは陣痛だ」と認識出来るくらいの痛みがあり、早めに行動しておいて良かった、と安心した。



3:30頃入院すると、子宮口が4cm開いているとのことでそのまま入院。



そこからすぐに産まれるのかと思いきや、普通に8分間隔くらいの陣痛が続く。



NSTをお腹に巻かれ、「お尻が押される感じがしたらすぐに呼んで下さいね」と言われ、放置された。



4時台は痛いが耐えられる痛みで、陣痛が来るたびinchoが腰をさする。陣痛を計測する機械が描く波で痛みが来るのが分かるらしく、そのうち言わなくてもすぐにさするようになった。



5時台は5分間隔になり痛みも増したが、まだ耐えられる感じだった。陣痛が去ると痛みは消えるし。



ちょうど6時、痛みもかなり増し、お尻に圧迫感、出そうな感じがあったのでナースコール。内診すると8cm開いていて、すぐに分娩室へ! と言われ車いすに乗せられた。



6:05分娩室入り。分娩台に上がろうとするが、足が上がらず、手伝ってもらって何とかよじ登った。最近はLDRと言って陣痛室から分娩室の移動無しで出産出来る病院が増えているというのに。



それからすぐに、もういきんだら出るような感覚に襲われ、「出る~」と何度か叫んでしまった(恥)。助産師は落ち着いた人で先生を呼んだが、来るのに時間が掛かるらしく、何やら手配を諦めて「じゃあいきんでみて」と言った。



頭がはさまっているのが分かった。痛くて熱くて、辛かった。これから生まれるぞ、というのにinchoは一睡もしていなかった為眠りこけそうになっていた。ふざけんな、と思いつつ思いっきりいきむとバチン!!と破水してジャッバーーンと羊水とともにつるんと出た。



私はずっと目を閉じていた。目を開ける体力も無かったから。



え?!もう?? 産まれたの??というくらい楽だった。



前回も前々回も、痛みに意識を失いそうになり目を閉じると先生に「目を開けて!私の目を見て!!」と叱られたが、今回は先生が間に合わない間に産まれた。 



とにかく、今回は分娩室に移動してからが早かった。



出生時刻、2009年6月30日 6:19。 



産まれてすぐに、軽くタオルで拭いただけで次女は私の胸に乗せられた。まだ胎脂が身体についていた。そして臍の緒が切られ、自分でも気付かないうちにあっという間に胎盤も出ていたようだ。



お医者さんが到着して診察したが、「傷なし」とたった一言で、一瞬で終わった。



この日はお産が立て込んでいたため、本来はそのまま2時間分娩台の上で休むところ、すぐに別のベットに移動され(ドラマで1,2,3と数人の看護師が数えながら寝たままの患者をベットからベットへ移すような感じで)、陣痛室へと戻った。



陣痛室もこれから出産する人で埋まり始めたので、婦人科の病室に移された。ここは出産の幸せオーラはなく、病気で入院されている方たちのお部屋なので、お互いに気まずい。隣のおばあちゃんが何やら泣き始めて看護師とお話している。暗い雰囲気。



数時間後、出産のお部屋に移った時にはほっとした。カーテンもピンクで明るく、全員が赤ちゃんを産んだばかりのママ、小さい産声がちらほら聞こえる。



今回ほど出産入院が幸せだと感じたことはなかった。



上の子たちの喧騒から逃れ、静かで空調も整い、上げ膳据え膳の病室は天国のようだった。



重たい身体で3人の子供たちと毎日格闘してご飯を作っていたのが、実はとてもしんどかったんだな~~としみじみ思うほど、疲れがたまっていたらしく、その日は昼間もぐっすり寝たのに、夜もぐっすりと眠れてかなり快適幸せだった。





6月30日はお産がとても多くて、てんてこ舞いだったらしい。同じ日に産まれた赤ちゃんが8人も居た!