子供が小さいうちの貴重な育児時間を、楽しいと思えない。でも切実に楽しいと思いたい。そういう状況から打破したくて、この本を読んでみた。



親になって良かった、子供を授かった意味が少し分かる、素直に喜べるようになる本です。



一節一節が短くて読みやすい為、まとまった時間が取りにくい私はトイレに置いておいて、一息入れたい時に時々こもっては読んでいた。



一番最後の方にある言葉がとても響いたので、忘れない為に書いておきます。





以下抜粋:



特に母親は切実にまるで命がけでのように「ママ!」と子どもに両手を伸ばして、存在を求められる時期があります。



この時期に「求められる者」としての自分の存在意義を、しっかりと確実につかみ、かみしめてほしいと思います。



この時期を是非「私は、かけがえのない存在なのだ」と自分に強く言いきかせる自己肯定のチャンスとしてください。子どもは、そのためにやって来たのだと信じてください。



そして、父親は、妻をねぎらい、労り、妻が幸せな気持ちで我が子を抱きしめられるように、心がけてください。夫は、「ボクは、妻の心の平安のカギを握るかけがえのない存在なのだ」と自分に言いきかせその存在価値の重さ大きさを自覚してください。



夫の視線に温かく見つめられ、育児を終えた妻は、老後の夫を粗末に扱ったりはしないものです。



育児は楽な仕事ではありません。決して楽しいだけの仕事でもありません。



けれども子を育てたことで人生そのものに自分が育て返されるという素晴らしい仕事です。人間として立派な、かけがえのない仕事です。



ですから私は言います。



育児中の方々に「祝・育児」と。



抜粋終わり。





私は、「ママ!ママ!」と自分だけが求められるのに嫌気がさして、「どうしてパパの所やバアバの所に少しでも良いから行ってくれないんだろう。ちょっとで良いから離れてちょうだいよ。」、なんて平気で思ったりしていた。 



でも、こういう濃密に求められる時期を堪能してみようと思った。



自分に足りない自己肯定感を満たしてくれるために、この子供たちは私のところにやって来てくれたのかもしれない。