見慣れないボールペンが乱雑な机の上に置いてあったので、「これどうしたの?」と聞いてみると長男は明らかにバツが悪そうな顔。



「友達の友達からもらった」という言葉が胡散臭かったので、「それは本当なの?もしも嘘なら、お母さんは嘘が一番嫌いだよ。」と言った。



だんまりな長男に、「言えないことなの?」と聞くと、消えそうな小さな声で「だって、怒られるから」と言った。



怒られるようなことをしたんだ~。



とは声に出して言わなかったけど、「いいから、とにかく話してちょうだい」と、何度もなだめたら白状した。



「○○(友達)がやろうと言ったからポケットに入れた。そのあと、お店で色々見ていたらポケットに入っていることを忘れて帰った。」



どこまでが本当なのか分からないけど、正直に話すところがまだ善悪をよく分かっておらずまだまだ幼いなと感じた。友達も同じものを持ち帰ったという。



「一回だけよね?」と聞くと、「一回出来たからまたやろうぜと誘われたけど、それは断った。母ちゃんとテレビ見て怖くなったから。」



数日前に、テレビで万引き急増密着の番組をやっていて、私が万引きすると大変なことになるんだよ、と詳細に説明した時にはいつになくじっと聞き入っていたっけ。その時には本件について私に話してくれず、「やばいことをした」と胸に秘めたままだったんだなと思うと切なかった。





でもここ数日、長男との会話が増え始めているからこそ、話してくれて、私も気付いたのかもしれない。



改めて、「子供と何でも話せる環境を築くこと」が、何よりも先決だなと痛感した。





共犯の友達の家と連絡取り、一緒にお店に謝罪に行く予定。