ストレッチは、筋肉を伸ばし柔軟性を高め可動領域を広げる準備運動として普及しています。心も萎縮してしまった状態をストレッチして良好な状態を維持する必要があると考えます。
【目的】
心をストレッチし良好な状態を維持します。
【練習】
練習は、太極拳の動きよりゆっくりで眼球、手の先、足の先の筋肉に軽くじんわり力を入れそれをガイドに心の集中を移動し筋肉や血流の動く感覚を十分に感じてはじめて心と体の協同作業が完了します。体に心が定着したことを認識後に次の移動に入ります。(習熟度が上がれば習慣化・自動化でき歩くように素早くできるようになります。)
1.心を点で集中し円形の輪状に移動させます。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「ウィトルウィウス的人体図」のように手の先と足が円に内接する範囲で意識を足から円形右回りに一周移動させます。
(1)直立し正面を向き目を閉じます。
(2)(1)のまま足の指先に軽くじんわり力を入れ同時に眼球を足の指先に向け軽くじんわり力を入れます。
(3)意識を指先の筋肉や血流の動く触覚に集中し十分感じたら力を抜いて次に進みます。(血流までは感じられなくても圧覚は感じると思います)
(4)(1)のまま左手を左下斜め45度に真直ぐ向け指先に軽くじんわり力を入れ同時に眼球を指先に向け軽くじんわり力を入れます。
(5)意識を指先の筋肉や血流の動く触覚に集中し十分感じたら力を抜いて次に進みます。
以降左手を左横→左上斜め45度→真上→右手を右斜め上45度→右横→右下斜め45度→足の指先と同じ手順で一周させます。
上記が習得できたら眼球の筋力ガイドだけで意識を点で一周させてください。(ゆっくり軽くじんわり力を入れ→集中→感覚を十分感じるのがワンセットです)
更に眼球の筋力ガイドだけで意識を点で横方向に一周させるのができたら縦方向に一周や斜め方向に一周をさせて意識の広がりを感じてみてください。背中側に意識を向ける時は、首と腰を振り向け眼球を後ろに向けます。(最終的には、眼球の筋力ガイドを無くし体の後ろ側にある背筋等に筋力ガイドを切り替えます)
2.心を線・面で集中し円形の輪状に移動させます。
次は、円形の輪の大きさは同じですがフラフープ形状の輪として意識を回転させます。ゆっくり軽くじんわり力を入れ→集中→感覚を十分感じるのがワンセットで同じですが早く回すと目が回ったり感覚を十分感じられなくなるので注意してください。
3.最後に心を半球の立体形状に集中し移動させます。
手足のとどく範囲で半球の立体形状に集中し移動させる練習を行います。半球の立体形状は、半透明の外殻(強靭かつ超軽量)で360度どの方向へも移動できるものをイメージします。
3.1.静止した状態の半球を6箇所(下、左、上、右、前、後)に分割して練習します。
みぞおちの太陽神経叢を中心点に6箇所の筋力(下:下半身、左:左半身、上:上半身、右:右半身、前:前半身、後:後半身)をガイドに意識を半球にイメージし集中させます。普段使わない筋肉も使うので慣れるまで眼球の筋力ガイドを使い心を集中させます。
(1)直立し正面を向き目を閉じます。
(2)(1)のまま下半身の筋肉に軽くじんわり力を入れ同時に眼球を下半身に向け軽くじんわり力を入れます。(前記「1.、2.」で下・斜め・左横・右横・前・後の方向感覚は習得できていると思うので感覚を立体に広げます)
(3)意識を下向きの半球をイメージし筋肉や血流の動く触覚に集中し十分感じたら力を抜いて次に進みます。
(4)(1)のまま左半身の筋肉に軽くじんわり力を入れ同時に眼球を左半身に向け軽くじんわり力を入れます。(前記「1.、2.」で左横・斜め・上・下・前・後の方向感覚は習得できていると思うので感覚を立体に広げます)
(5)意識を左向きの半球をイメージし筋肉や血流の動く触覚に集中し十分感じたら力を抜いて次に進みます。
以降上向き→右向き→前向き→後向きと同じ手順で一周させます。
3.2.半球を連続で回転させる練習をします。
みぞおちの太陽神経叢を中心点に手足のとどく範囲で意識を半球にイメージし連続で回転させます。(連続とは、360等分した円周を1度毎に滑らかに動かすイメージです。)
(1)3.1.で習得した下、左、上、右、下の半球を連続で一周させてください。
(2)3.1.で習得した下、後、上、前、下の半球を連続で一周させてください。
(3)3.1.で習得した左、前、右、後、左の半球を連続で一周させてください。
(4)(1)~(3)を習得できたら固定角度ではなく自由な角度で連続一周させてみてください。
ストレッチなので楽しみながらチャレンジしてみましょう!
ストレッチで心を伸ばし柔軟性を高め可動領域を広げる準備運動は以上です。
次の記事「筋力ガイドイメージ法の準備」

【目的】
心をストレッチし良好な状態を維持します。
【練習】
練習は、太極拳の動きよりゆっくりで眼球、手の先、足の先の筋肉に軽くじんわり力を入れそれをガイドに心の集中を移動し筋肉や血流の動く感覚を十分に感じてはじめて心と体の協同作業が完了します。体に心が定着したことを認識後に次の移動に入ります。(習熟度が上がれば習慣化・自動化でき歩くように素早くできるようになります。)
1.心を点で集中し円形の輪状に移動させます。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「ウィトルウィウス的人体図」のように手の先と足が円に内接する範囲で意識を足から円形右回りに一周移動させます。
(1)直立し正面を向き目を閉じます。
(2)(1)のまま足の指先に軽くじんわり力を入れ同時に眼球を足の指先に向け軽くじんわり力を入れます。
(3)意識を指先の筋肉や血流の動く触覚に集中し十分感じたら力を抜いて次に進みます。(血流までは感じられなくても圧覚は感じると思います)
(4)(1)のまま左手を左下斜め45度に真直ぐ向け指先に軽くじんわり力を入れ同時に眼球を指先に向け軽くじんわり力を入れます。
(5)意識を指先の筋肉や血流の動く触覚に集中し十分感じたら力を抜いて次に進みます。
以降左手を左横→左上斜め45度→真上→右手を右斜め上45度→右横→右下斜め45度→足の指先と同じ手順で一周させます。
上記が習得できたら眼球の筋力ガイドだけで意識を点で一周させてください。(ゆっくり軽くじんわり力を入れ→集中→感覚を十分感じるのがワンセットです)
更に眼球の筋力ガイドだけで意識を点で横方向に一周させるのができたら縦方向に一周や斜め方向に一周をさせて意識の広がりを感じてみてください。背中側に意識を向ける時は、首と腰を振り向け眼球を後ろに向けます。(最終的には、眼球の筋力ガイドを無くし体の後ろ側にある背筋等に筋力ガイドを切り替えます)
2.心を線・面で集中し円形の輪状に移動させます。
次は、円形の輪の大きさは同じですがフラフープ形状の輪として意識を回転させます。ゆっくり軽くじんわり力を入れ→集中→感覚を十分感じるのがワンセットで同じですが早く回すと目が回ったり感覚を十分感じられなくなるので注意してください。
3.最後に心を半球の立体形状に集中し移動させます。
手足のとどく範囲で半球の立体形状に集中し移動させる練習を行います。半球の立体形状は、半透明の外殻(強靭かつ超軽量)で360度どの方向へも移動できるものをイメージします。
3.1.静止した状態の半球を6箇所(下、左、上、右、前、後)に分割して練習します。
みぞおちの太陽神経叢を中心点に6箇所の筋力(下:下半身、左:左半身、上:上半身、右:右半身、前:前半身、後:後半身)をガイドに意識を半球にイメージし集中させます。普段使わない筋肉も使うので慣れるまで眼球の筋力ガイドを使い心を集中させます。
(1)直立し正面を向き目を閉じます。
(2)(1)のまま下半身の筋肉に軽くじんわり力を入れ同時に眼球を下半身に向け軽くじんわり力を入れます。(前記「1.、2.」で下・斜め・左横・右横・前・後の方向感覚は習得できていると思うので感覚を立体に広げます)
(3)意識を下向きの半球をイメージし筋肉や血流の動く触覚に集中し十分感じたら力を抜いて次に進みます。
(4)(1)のまま左半身の筋肉に軽くじんわり力を入れ同時に眼球を左半身に向け軽くじんわり力を入れます。(前記「1.、2.」で左横・斜め・上・下・前・後の方向感覚は習得できていると思うので感覚を立体に広げます)
(5)意識を左向きの半球をイメージし筋肉や血流の動く触覚に集中し十分感じたら力を抜いて次に進みます。
以降上向き→右向き→前向き→後向きと同じ手順で一周させます。
3.2.半球を連続で回転させる練習をします。
みぞおちの太陽神経叢を中心点に手足のとどく範囲で意識を半球にイメージし連続で回転させます。(連続とは、360等分した円周を1度毎に滑らかに動かすイメージです。)
(1)3.1.で習得した下、左、上、右、下の半球を連続で一周させてください。
(2)3.1.で習得した下、後、上、前、下の半球を連続で一周させてください。
(3)3.1.で習得した左、前、右、後、左の半球を連続で一周させてください。
(4)(1)~(3)を習得できたら固定角度ではなく自由な角度で連続一周させてみてください。
ストレッチなので楽しみながらチャレンジしてみましょう!
ストレッチで心を伸ばし柔軟性を高め可動領域を広げる準備運動は以上です。
次の記事「筋力ガイドイメージ法の準備」
