これまで心は無防備状態で外界からの五感を通して入る強い刺激の衝撃や心の傷の記憶が心の耐久度を越えることに苦慮してきました。対象と集中している自己を点で接続し対峙することで強い衝撃の場合心の耐久度を越えるとダメージを受けることになります。


強い心を作るための3つの技術概略を紹介します。

【筋力ガイドイメージ法】

心の機能」で触れたように潜在意識は、心を対象に自動的に移動と変形をして集中と一体化を行っていましたがこの機能を応用し今まで点で受けていた強い衝撃を心を立体構造に筋力でバックアップしながら変形させ衝撃を点から立体へ分散・緩衝し吸収するのが後述する予定の立体内観法の一つ「筋力ガイドイメージ法」です。心を立体構造に変形させる筋肉の使い方は、特殊な方法ですが必要な筋力は少しだけなので安心してください。

小さな玉が飛んできて同じ質量の小さな玉に衝突すると弾き飛ばされたり破壊されたりしますがこれを線、面、立体と変えていくと受ける衝撃も分散し変化するのを想像できると思います。

「筋力ガイドイメージ法」は、衝撃の分散、緩衝、吸収以外の目的でも応用していきますが詳細は、習得編に書く予定です。

【心眼定点分離法】

プラトンの洞窟の比喩のように生まれてから死ぬまでほとんどの人は、外界の対象に目を向け囚われ内界に目を向けるのは、体内の欲求や心に痛みを感じたときだけでしょう。
心の目を内界に向け顕在意識で意識化できる領域を拡大し習慣化・自動化されたものを捕捉し認識するのが後述する予定の立体内観法の一つ「心眼定点分離法」です。

【潜在印象変換法】

潜在意識下にあるアクセスできなかった大量の潜在記憶や習慣は、一度もメンテナンスされておらず放置された状態です。
心眼定点分離法、筋力ガイドイメージ法で大量の潜在記憶や習慣に向き合い理解し更新解放するのが後述する予定の立体内観法の一つ「潜在印象変換法」です。


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