【立体内観法とは】
立体的(空間、時間、物質)に心を観察し動きや状態を捕らえて自己理解を深め再生していく内観法です。

【何故心を観察するのか】
デルポイのアポロン神殿の門に刻まれた古代ギリシャの2つの格言『汝自身を知れ』『度を越すなかれ』やプラトンの洞窟の比喩について聞いたり仏像が半眼で何を見ているのか不思議に感じたことはないでしょうか?
霧の中に言語化できない重要な秘密の鍵が薄っすら見えるが手を伸ばそうとすると消えてしまうもどかしさがあります。しかし忙しい日常に忘れ去った微かな記憶は、生の苦しみの中また薄っすらと見え隠れし何かを訴えかけます。

【目的】
人の繋がりが稀薄化し深刻な悩みほど他人に相談しずらく孤独の中で1人苦しみ(孤独、不安、喪失、恐れ等)を抱え込んでいる人が増えていると感じます。実際に自殺、うつ病、将来を悲観した犯罪等の増加で社会問題が表面化しています。社会の問題は、同時にそれを構成する個人の問題であり立体内観が苦しみを克服するのに役立つと考えここに公開して行きます。

基本概念】
立体内観法は、 筋肉制御と五感(視、聴、嗅、味、触)に入る刺激(光、温感、血流等)を理想の仮想イメージに重ね合わせ現実イメージとして脳に認識させ制御する五感ガイドイメージ呼吸法筋力ガイドイメージ法心眼定点分離法、潜在印象変換法等の効果のある具体的な方法を一人で安全に習得できるよう紹介していきます。

次の記事「五感ガイドイメージ呼吸法とは

日の出