~万国共通ー金持ちは金を使う~

金持ちは金を使うー。

当然のことであるようだが、
中国におけるそれは私にとって大きな変化に見えた。


「メイド・イン・チャイナ」でありながら、
中国で買うと値段が倍以上もする海外ブランド製品。

例えばリーバイスのジーンズは中国で買うと9000円以上もする高級品だが、
米国ではわずか1500円程度。一体これはなぜなのか。

「メイド・イン・チャイナ」であれば、中国で買った方が安いと思われがちだが、
OEM(受託製造)で製造されたそれは、中国国内での値段が米国より2~3倍も高い。

同じ製品なのになぜ中国国内の値段はこれほど高く設定されているのか?
値段はあくまでもメーカー側が設定するもので、
価格競争が激しい米国では必然的に値段を安くするしかない。

一方、中国でリーバイスといえば高級ブランド品。
競合相手もいないため、どんなに値段を高く設定しても欲しがる消費者はたくさんいる。
特にブランド品に目がない中国のニューリッチ層は欲しいものには金に糸目をつけない。
要するにメーカー側に完全に足元を見られた形だ。

記事より抜粋:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000014-rcdc-cn



本来、国産の物は安い。
特に中国においては、それが顕著に表れているだろう。

しかし、抜粋した記事の中では、中国国内にてOEMで製造された製品は
中国国内での値段が米国より2~3倍も高いと指摘されている。

メーカー側の販売戦略により矛盾した値段で中国国内で販売されているわけだが、
その値段のからくりではなく、私は中国人の購買意欲の変化に注目したい。


言わずと知れたアリババ創業者、ジャック・マーはこう言った。

「便利であろうとお金は払いたくない、それが中国の消費者である。」

国産のジーパンを何倍もの値段で購入する中国人富裕層、
果たして彼らにジャック・マーの考える中国人消費者像が当てはまるのであろうかー。


金持ちは金を使う。


天文学的な経済成長は中国人の消費に対する感覚に変化をもたらし、
世界中の商人をとりこにする経済国家へと成長を続けている。







~中国における車販売台数から見る中国経済の未来~



中国自動車工業協会は、2月における中国の自動車販売台数が

121.15万台だったと発表した。


1、2月の累計では米国の販売台数の約2倍に達したという。

また、前年同月比では46%増であった。


中国自動車工業協会の熊伝林副秘書長は、「2月の情勢から判断して、中国における自動車販売台数は2010年通年で1650万台になると予測している、「2015年までは、毎年10%-15%の伸びを維持するだろう」と述べた。



記事:http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0310&f=business_0310_085.shtml



世界ナンバー1であった自動車大国・アメリカの販売台数を、

遂に中国が抜き去った。


さらに中国は2カ月間の累計でアメリカの約2倍の車を販売したというのだ。

消費者の総数が大きく離れているため単なる比較はできないが、

恐るべき増加率であることは確かだ。


また、第一汽車、東風汽車、上海汽車を筆頭とした国産自動車メーカーの存在なくして、

この数字は実現できなかったであろう。


そして、120を超える自動車メーカーと、2000を超える自動車部品メーカーが乱立し、

吸収・合併を繰り返している。


世界の工場と言われた中国。


いまだ無数の中小企業が存在するが、インフラ体系が整い、

更には産業の総合的な条件と結びついた時、中国は自動車産業のみならず、

純国産の大企業が立ち並ぶ世界第1位の経済大国になるであろう。