~私たちは日本人であり、世界中の人々と同じ人間でもある~
2010年3月、国連人権理事会のホルヘ・ブスタマンテ特別報告者は日本を訪問し、
外国人研修生や技能実習生、外国人妻などの現状に関する聞き取り調査を実施した。
ブスタマンテ特別報告者は3月23~31日の間、東京や愛知、静岡を訪問。
27日には、外国人排斥デモ活動が行われた池袋の中華物産店・陽光城を訪問した。
31日、都内の国連大学で記者会見したブスタマンテ特別報告者は、
あくまで「予備的な勧告」と断りつつ、日本の人種差別は今なお根強いと指摘、
法整備の必要性を訴えた。
特に外国人研修生や技能実習生は厳しい環境に置かれ、
奴隷状態に発展している場合さえあること、
外国人女性が家庭内暴力の被害にあっても在留資格更新で夫に頼らざるを得ない状況があること、
などの問題点を指摘した。
今回の調査は正式な報告書にまとめられ、日本政府の意見を聴取した後、今年秋に国連人権理事会に提出されるという。
記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100403-00000009-rcdc-cn
日本人の気質を軽く知る外国人観光客などは、日本人のイメージをこう語る。
「礼儀正しく、よくはにかむ国民だ」
彼らの持つ日本人イメージは間違っていない。
日本人の私に対してでも、初対面の人は大体礼儀正しく、よくはにかむ。
しかし、日本人の多くが外国人と接するときに、
コミュニケーションが難しいし・・・とりあえず笑っておこう!
と、なっていないだろうか。
そこで、日本在住4年目になる外国人の友人に、
日本に来る前と来た後で日本人のイメージ変わったか、聞いてみた。
「日本に来る前は、勤勉で、礼儀正しいというイメージだった。
そのイメージは間違っていなかった。
でも今は、日本人はこっちを見て礼儀正しく話すけれど、足の方向は私と反対を向いていて、
いつでも立ち去れるようにしていると感じるよ。」
彼女はそう独特の表現で答えた。
日本人の私には心痛い豊かな表現であった。
日本は戦後、諸外国の様々な文化を取り入れてきた。
特に東京は、‘世界中の食べ物で手に入らないものはない‘と、言われるほどの豊かな食文化を手に入れ、
世界中の企業が拠点を置く、スタイリッシュな生活スタイルが確立している国際都市となった。
ただ、外国の文化を取り入れる反面、欧米の個人主義的な価値観を中途半端に
取り入れてしまったのではないか、と疑問に思う。
古き良き時代の日本。
遠い親戚より近くの他人。
遠い日本人より近くの外国人。
グローバル化の進んだ今の日本に必要なのは、
語り継がれた日本古来の価値観なのかもしれない。
そして、私たちがもう一度立ち止まり古き良き時代から学ぶことができたなら
外国人に対する考え方から経済活動のグローバル化、更には外交まで
様々な問題が良い方向へ変化する、と思えてならない。
まずは自分自身から変わっていこう。