【森山自民党幹事長は、総理総裁を小渕優子議員に代え、若い世代の女性の力で参院選に勝利すべきであることについて】

森山自民党幹事長が、消費税減税をしないことに政治生命をかけると宣言したそうです。全く的外れです。森山幹事長は、文字通り政治生命を失うでしょう。[1]


[地元鹿児島で講演する森山裕自民党幹事長]

森山幹事長は、消費税の扱いに関しては引き続き検討を続けると言うべきでした。

野党は、消費税の一時的減税あるいは食料品に関する消費税無税を主張しています。国民は、野党を支持します。

森山幹事長が消費税減税を否定した結果、消費税問題が参議院選の争点となります。このままでは、自民党は敗北します。


政治に無知な日本国民は、参議院で野党優勢になれば、消費税が下がるかも知れないと勘違いし、野党に投票することでしょう。何も変わりません。かえって日本の状況が悪化するだけです。

野党が優勢になれば、日本経済が縮小します。すでに日本経済は、2025年の第一四半期にマイナス成長でした。野党は、立憲民主党も国民民主党も、労働組合が基盤です。ビジネスを全く理解出来ません。

さらに、野党が優勢になれば、中国との関係が悪化します。立憲民主党代表の野田佳彦は、かつて野田政権当時、尖閣諸島国有化を断行し、日中関係を決定的に悪化させた前科があります。アメリカのために、何でもするでしょう。



[野田佳彦(左)は、かつて野田政権当時、尖閣諸島国有化を断行し、日中関係を決定的に悪化させました]

野田は、防衛費の大幅増加を宣言し、防衛増税を実施するでしょう。

さらに野田は、台湾有事に際し、アメリカの指示に従い、自衛隊を参戦させるでしょう。日本が戦場になり、日本が壊滅します。


一方、自民党では、森山幹事長が参院選敗北の責任を取らされて、石破総理とともに辞任に追い込まれます。その結果、党内保守派が優勢になるでしょう。

5月上旬、アメリカ・イギリスの犬の老害麻生太郎元自民党副総裁が勉強会を開催し、保守派タカ派の高市早苗やアメリカ隷従派の茂木敏充が参加しました。麻生は、高市早苗を総理総裁にかつごうとしています。[2]


[麻生太郎の開催した勉強会に参加する高市早苗、茂木敏充]
 
もし党内保守派が推す高市早苗が総理総裁になれば、アメリカの指示に従い、防衛費大幅増額ののち、台湾有事を口実にして、中国との戦争になるでしょう。日本が壊滅します。


[4月下旬、高市早苗は台湾を訪問し、台湾の頼清徳総統と会談しました]


森山幹事長は、所詮県会議員の器です。彼は国際情勢が全く理解出来ません。国際政治に関する知識がありません。

かつて、自民党幹事長・日中友好議連会長を務めた二階俊博氏は、3000人訪中団を組織し、3000人の日本のビジネスマンを引き連れて訪中し、習近平主席と会談しました。森山幹事長には、そういうパワーがありません。森山幹事長は、常に状況に流されているだけです。



[5月中旬に実施された世論調査で、石破内閣の支持率22%と発足以降最低を記録しました][3]


もし森山幹事長が、自民党を率いて参院選に勝利したいのであれば、総理総裁を無能で下品な愚鈍石破茂から、若くて女性の小渕優子議員に代えて参院選に臨むべきです。石破内閣の無策でのろまのイメージが一新され、フレッシュで清新なイメージが生まれます。


[小渕優子議員]


小渕優子議員は、「人柄の小渕」と呼ばれたお父様の故小渕恵三首相の人柄を受け継いでいます。


[小渕優子氏と父親の故小渕恵三首相]


小渕優子議員は、沖縄の「ひめゆりの塔」に関し事実を歪める発言をした自民党保守派西田昌司議員を厳しく批判し,謝罪・訂正に追い込みました。小渕優子議員は自民党の誠実さと良心を代表しており、総理総裁にふさわしいです。あとになってから他人事のようななコメントしかしなかった心ない無能石破茂は退任すべきです。[4][5]


[小渕優子議員と自民党保守派の西田昌司議員]


[「ひめゆりの塔」を巡る自身の発言を撤回し、謝罪する自民党の西田昌司議員]


若い世代の女性総理総裁が誕生すれば、元々自民党を支援している財界・経済界に加え、女性票が集中し、自民党が勝利します。

小渕優子議員は、日中友好議連事務局長でもありますから、日中友好にもつながります。アメリカの高関税に対抗する日中協力態勢が整います。


ちなみに、私がいっしょに仕事をしたアメリカやドイツ、中国のみなさんと比較すると、日本の男性は非常に能力が劣ります。日本の男性は、親分ー子分関係しか作れません。自分が親分になって相手を従わせるか、自分が子分になって相手の言いなりになるかしか出来ません。対等の立場で互いに尊敬しながらWIN-WINの関係を作るということが出来ません。

これが国内だけでなく、国際関係にも適用されます。たとえば、日本の男性は、1980年代のバブル景気当時は、アメリカに対抗し、アメリカを圧倒することを目指していましたが、アメリカにバブルを潰されたあとは、現在に至るまで、一転してアメリカの子分・言いなりです。

日本の男性は、主従関係で生きるサムライの人間関係がベースなのかも知れません。日本の男性は、幼い頃から、5月5日の端午の節句で兜や鎧、刀を見て育ちます。その結果、深層心理にサムライのような生き方をするように刷り込まれます。主になるか従になるかしか出来ません。命令するか命令されるかしか出来ません。





日本の男性は、多極化・グローバル化する国際社会で全く通用しません。


これに対し、日本の女性は、能力的にも人間関係の面でも、国際的に見てきわめて優秀です。日本の男性と異なり、日本の女性のみなさんは対等の立場で互いに尊敬しながらWIN-WINの関係を作ることが出来ます。

たとえば、女性のみなさんや女子高生のみなさんの会話を聞いていても、女性のみなさんは、しばらく自分の話をしたあと、今度は聞き役に回り相手の話を一生懸命聞きます。

女性向けのアニメでも、チームとしてメンバーが互いに協力する姿が描かれます。






アメリカ・ファーストを標榜し、アメリカ中心の一極化を目指す傲慢・横暴なアメリカに対し、中国は、世界各国、とくに開発途上国と協力して、多極化・グローバリズムを推進しています。中国は、各国と対等の立場で互いに尊敬しながらWIN-WINの関係を築いています。

多極化・グローバル化する国際社会では、対等の立場で互いに尊敬しながらWIN-WINの関係を作ることが必要です。日本は、国内的にも、まして国際的にも、女性が主導権を持つべきです。


森山幹事長が、中国との経済的外交的関係強化を前面に押し出してアメリカから報復をくらうのが怖いなら、若返りと女性の力を理由にして、小渕優子議員を総理総裁にすれば良いだけです。

若返りと女性の力が日本には必要だという理由で小渕優子議員を総理総裁にしたあと、小渕優子議員が日中友好議連事務局長として培った中国人脈を活用して、中国との経済的外交的関係を強化すれば良いだけです。

それ以外に自民党が参院選で勝利する方法はありません。

以上


参照資料:
(1) 「『政治生命かける』自民・森山幹事長、消費減税派を批判 『政権奪還の甘い話』地元で参院選の争点化宣言」、2025年5月18日、南日本新聞

(2) 「高市氏、麻生氏と連携アピール 『外交力強化』で石破首相に対抗」、2025年5月15日、時事通信

(3) 「石破内閣支持率22% 発足以降最低 毎日新聞世論調査」、2025年4月29日、日本経済新聞

(4) 「自民・西田昌司氏の『ひめゆりの塔』巡る発言に小渕優子氏『大変残念な発言』と苦言」、2025年5月8日、FNNプライムオンライン

(5) 「自民・西田氏、『ひめゆり』発言を謝罪 「訂正、削除する」」、2025年5月9日、毎日新聞


註記: 上記の見解は、私個人のものであり、いかなる団体あるいは政党の見解をも反映するものではありません。
私自身は、いずれの政党・政治団体ならびに宗教団体にも所属していません。あくまでも一人の市民として、個人として発言しています。民主主義と平和を実現するために発言しています。