【第３回「共和党結党準備会」ー アメリカの首枷からの解放とアジアとの連携】
１２月１５日（日）、東京永田町の会議室を会場として、第３回「共和党結党準備会」が開催されました。私も参加して来ましたので、以下ご報告させて下さい。
準備会では、まず鳩山友紀夫（由紀夫）党代表が開会のスピーチを行いました。
鳩山代表は、１２月初旬に中国で開催された国際フォーラムに出席されましたが、その際、中国の出席者から「Common Good（共通善）とは何か？」と質問されたそうです。鳩山代表は、中国でも共和党の目指す共通善に対する関心が生まれているようだ、とおっしゃっていました。
[首藤信彦党首と鳩山友紀夫（由紀夫）代表]
次に、首藤信彦党首が登壇し、共和党の目指す「共通善」についてプレゼンテーションを行いました。
首藤さんは、共通善とは、「皆が参加して作り、皆が納得し、皆が守る善」であると説明しました。
既成政党が、企業の利益や特定組織・団体の利害の代弁を行うことを目的としているのに対し、共和党は国民の共通善の実現を目的としていくそうです。
首藤さんは、共通善の大項目として以下の例をあげられました。
・アメリカの首枷からの開放
・成長経済から健常経済（健康な定常経済）への移行
・多数決に依存しない民主主義決定プロセス（熟議民主主義）
・若者総合政策
・高齢者ランディング制度
・ベーシック・ライフ保障
ちなみに、私は、昨年、鳩山さんの勉強会で、民主主義の理論に基づき、民主主義においては国民の一般福利の実現が目指されるべきであると発言していました。以下、引用します。
「現在、日本では、安倍政権による専制的な政治が行われています。安倍政権で行われているのは、一部特定利益が優先される利権政治です。安倍政権の場合、その一部特定利益は、富裕層かも知れません、森友・加計問題のように個人かも知れません、あるいは、アメリカ軍かも知れません。これに対置されるのが、国民全体の一般福利を実現する政治であると思います。」（２０１８年７月１８日付弊ブログ記事をご参照下さい。）
今回、共和党の目的が、「共通善」の実現であるとされたことは、実質的に国民の一般福利の実現が目的とされたことを意味するため、私は、たいへんに喜びを感じ、党の方針に賛同いたしました。
次に鳩山代表が再び登壇し、共和党の結党理念である共和主義についてプレゼンテーションを行いました。
鳩山さんは、共和主義は、正義、美徳、卓越、友愛（相互理解、相互尊重、相互扶助）の４公準に基づくと説明しました。
鳩山さんは、共和主義に基づく政策として、以下の例をあげられました。
・東アジア共同体の創設
・米軍基地の縮小・撤退（常時駐留なき日米安保体制）
・地域主権の確立、コミュニティの重視
・原発の早期全廃
・政官業学電利権忖度政治の全廃
また、鳩山さんは、１２月初旬に鳩山さんが参加した国際フォーラムにおける習近平中国国家主席の発言を紹介しました。
習主席は、漢民族のDNAには拡張する要素はない（覇権を求めない）と発言したそうです。これは、過去数千年の漢民族の歴史を見れば明らかです。海外で侵略・略奪を行ってきたのは、大航海時代のスペインや帝国主義時代のイギリス、フランス、ドイツ、日本であり、第２次大戦後のアメリカです。
また、習主席は、中国は他国の制度を変えようとはしない、国際協力も相互扶助の精神で行う、一帯一路の理念を大切にして人類運命共同体を築く、と発言したそうです。
なお、鳩山さんは、韓国の文大統領の所属政党である「ともに民主党」から招かれて韓国でスピーチを行うそうです。
準備会の最後の１時間は、参加者との質疑応答にあてられました。多くの参加者が、共和党の政策について質問を行いました。
私は、首藤さん、鳩山さんが提示した政策の全てに全面的に賛成であることを表明した上で、次の政策提案を行いました。
「現在の政治状況、まさに暗澹たる状態だと思います。非常に異常な状態だと思います。政治家、官僚、政治家のお友達の犯罪が野放し状態です。違法状態が野放しになっています。
そこで、私のご提案は安倍、麻生、世耕、菅ら犯罪者を訴追し、処罰することです。
古代ギリシャにおいても古代ローマにおいても民主主義は横暴な権力者を追放することから始まりました。法の支配を徹底することが民主主義を前進させ、正義を実現します。
現在、国民は検察が動かないのを見て、あきらめている状態です。現在の検察機構は信用出来ません。
そのため、政権交代後、新たに国会が選任する特別検察官の制度を創設することが必要であると思います。特別検察官に、強力な捜査権限・訴追権限を与えます。
また、これは自民党の組織的犯罪です。そのため共謀罪法を適用し、自民党自体を非合法化することの検討も視野に入れる必要があると思います。
さらに、自民党に協力して犯罪を隠蔽した警察官僚、検察官も処罰します。
これら犯罪者を処罰するのは、それによって我々が得をするからではありません。彼らを処罰するのは、それが社会のため、日本のため、アジアのためだからです。したがって、これは共通善です。
国民に理解させるため、模擬裁判を各地で実施することが有効だと思います。ご担当させていただければ模擬裁判の台本シナリオを書く準備があります。どうぞお申し付けください。」
私の発言に対し、会場から拍手があり、首藤党首から、全くおっしゃられる通りです、とのコメントがあり、高い評価をいただきました。
今後、共和党は、１月中に結党集会を行い、TASK FORCEを選任して政策の詰めを行った上、各地で共和主義の勉強会を開催していくそうです。
以上
１２月１５日（日）、東京永田町の会議室を会場として、第３回「共和党結党準備会」が開催されました。私も参加して来ましたので、以下ご報告させて下さい。
準備会では、まず鳩山友紀夫（由紀夫）党代表が開会のスピーチを行いました。
鳩山代表は、１２月初旬に中国で開催された国際フォーラムに出席されましたが、その際、中国の出席者から「Common Good（共通善）とは何か？」と質問されたそうです。鳩山代表は、中国でも共和党の目指す共通善に対する関心が生まれているようだ、とおっしゃっていました。
[首藤信彦党首と鳩山友紀夫（由紀夫）代表]
次に、首藤信彦党首が登壇し、共和党の目指す「共通善」についてプレゼンテーションを行いました。
首藤さんは、共通善とは、「皆が参加して作り、皆が納得し、皆が守る善」であると説明しました。
既成政党が、企業の利益や特定組織・団体の利害の代弁を行うことを目的としているのに対し、共和党は国民の共通善の実現を目的としていくそうです。
首藤さんは、共通善の大項目として以下の例をあげられました。
・アメリカの首枷からの開放
・成長経済から健常経済（健康な定常経済）への移行
・多数決に依存しない民主主義決定プロセス（熟議民主主義）
・若者総合政策
・高齢者ランディング制度
・ベーシック・ライフ保障
ちなみに、私は、昨年、鳩山さんの勉強会で、民主主義の理論に基づき、民主主義においては国民の一般福利の実現が目指されるべきであると発言していました。以下、引用します。
「現在、日本では、安倍政権による専制的な政治が行われています。安倍政権で行われているのは、一部特定利益が優先される利権政治です。安倍政権の場合、その一部特定利益は、富裕層かも知れません、森友・加計問題のように個人かも知れません、あるいは、アメリカ軍かも知れません。これに対置されるのが、国民全体の一般福利を実現する政治であると思います。」（２０１８年７月１８日付弊ブログ記事をご参照下さい。）
今回、共和党の目的が、「共通善」の実現であるとされたことは、実質的に国民の一般福利の実現が目的とされたことを意味するため、私は、たいへんに喜びを感じ、党の方針に賛同いたしました。
次に鳩山代表が再び登壇し、共和党の結党理念である共和主義についてプレゼンテーションを行いました。
鳩山さんは、共和主義は、正義、美徳、卓越、友愛（相互理解、相互尊重、相互扶助）の４公準に基づくと説明しました。
鳩山さんは、共和主義に基づく政策として、以下の例をあげられました。
・東アジア共同体の創設
・米軍基地の縮小・撤退（常時駐留なき日米安保体制）
・地域主権の確立、コミュニティの重視
・原発の早期全廃
・政官業学電利権忖度政治の全廃
また、鳩山さんは、１２月初旬に鳩山さんが参加した国際フォーラムにおける習近平中国国家主席の発言を紹介しました。
習主席は、漢民族のDNAには拡張する要素はない（覇権を求めない）と発言したそうです。これは、過去数千年の漢民族の歴史を見れば明らかです。海外で侵略・略奪を行ってきたのは、大航海時代のスペインや帝国主義時代のイギリス、フランス、ドイツ、日本であり、第２次大戦後のアメリカです。
また、習主席は、中国は他国の制度を変えようとはしない、国際協力も相互扶助の精神で行う、一帯一路の理念を大切にして人類運命共同体を築く、と発言したそうです。
なお、鳩山さんは、韓国の文大統領の所属政党である「ともに民主党」から招かれて韓国でスピーチを行うそうです。
準備会の最後の１時間は、参加者との質疑応答にあてられました。多くの参加者が、共和党の政策について質問を行いました。
私は、首藤さん、鳩山さんが提示した政策の全てに全面的に賛成であることを表明した上で、次の政策提案を行いました。
「現在の政治状況、まさに暗澹たる状態だと思います。非常に異常な状態だと思います。政治家、官僚、政治家のお友達の犯罪が野放し状態です。違法状態が野放しになっています。
そこで、私のご提案は安倍、麻生、世耕、菅ら犯罪者を訴追し、処罰することです。
古代ギリシャにおいても古代ローマにおいても民主主義は横暴な権力者を追放することから始まりました。法の支配を徹底することが民主主義を前進させ、正義を実現します。
現在、国民は検察が動かないのを見て、あきらめている状態です。現在の検察機構は信用出来ません。
そのため、政権交代後、新たに国会が選任する特別検察官の制度を創設することが必要であると思います。特別検察官に、強力な捜査権限・訴追権限を与えます。
また、これは自民党の組織的犯罪です。そのため共謀罪法を適用し、自民党自体を非合法化することの検討も視野に入れる必要があると思います。
さらに、自民党に協力して犯罪を隠蔽した警察官僚、検察官も処罰します。
これら犯罪者を処罰するのは、それによって我々が得をするからではありません。彼らを処罰するのは、それが社会のため、日本のため、アジアのためだからです。したがって、これは共通善です。
国民に理解させるため、模擬裁判を各地で実施することが有効だと思います。ご担当させていただければ模擬裁判の台本シナリオを書く準備があります。どうぞお申し付けください。」
私の発言に対し、会場から拍手があり、首藤党首から、全くおっしゃられる通りです、とのコメントがあり、高い評価をいただきました。
今後、共和党は、１月中に結党集会を行い、TASK FORCEを選任して政策の詰めを行った上、各地で共和主義の勉強会を開催していくそうです。
以上