金曜日のアメリカ株は落ち着きを取り戻す。ダウ+0.65%、SP500+0.59%、ナス+0.44%、フィリー半導体は+0.32%、ラッセルは+0.97%。ハイイールドは小幅高、リートも上昇。VIXは15.29と最近の上げは帳消しに。米国債は短期はわずかに金利低下、中長期はわずかに金利上昇と方向感はなく。為替はユーロ>円>ドルの順、豪ドルは弱めでも全体はドル安っぽく。コモディティは原油+1.10%、金+1.00%、銅+0.30%。期待インフレ10年は横ばいで、実質金利は引き続き10年金利が少し上昇した分がそのままの上昇。
全体は値上がりが多く(値上がり63%、変わらず5%、値下がり32%)SP500の値上がり上位セクターは公益事業+1.59%、一般消費財+1.45%、素材+1.05%、値下がり上位は生活必需品-0.11%のみで相対的に弱いのはコミュニケーション+0.13%、情報技術(IT)+0.21%。
特に何がという訳ではないけれど、ここ数日売られてその反発があって、VIXも低下して安堵の週末という感。政府閉鎖云々は言われてはいるものの、VIXが低下するくらいだから、これを特に材料視はしていないっぽい。
そんなこんなで金曜の日本株は配当取りが出たのだろうけど、いつもよりは弱い印象。半導体の下げがきつくて(韓国や台湾が弱いのでそういう日だったよう)、VIXも大きく上昇してと、いつもとは違う印象。
日本株は金曜に売られて週末のアメリカがしっかりならば、普通は買われそうなものだけど、権利日前後の動きがいつもとは違うような感じがし、今日はどうなるかがわからないので今日は見送り。今年はシーズナリーとかアノマリーがあまりあてはまらないので無理しない。普段は権利落ち日は、配当の再投資ということで押し目は買われるのだけどな。よくわからん。
おわります。