水曜日のアメリカ株はFOMCで少し重め。ダウ-0.31%、SP500-0.47%、ナス-0.51%、フィリー半導体は+0.23%、ラッセルは-0.27%。ハイイールドは小動きでやや弱く、リートは続落。VIXは16.56。米国債は短期がわずかに金利上昇するものの概ね小動き。為替は円>ドル>ユーロの順だけど小幅、豪ドルはユーロよりも弱めでうっすらリスクオフ感。コモディティは原油-1.60%、金+0.08%、銅+0.90%。期待インフレ10年は小幅に低下で、10年債が横ばいで、実質金利10年は小幅に上昇するが目立ってという感じはない。

 

全体は値下がりが多く(値上がり39%、横ばい5%、値下がり56%)。SP500のセクター別の値上がり上位はコミュニケーション+0.31%、生活必需品+0.26%、公益事業+0.19%、値下がり上位は不動産-1.19%、情報技術(IT)-1.09%、ヘルスケア-0.57%。

 

オランダの半導体装置のASMLの決算は良好、アドバンテストも上方修正と半導体は良い材料が揃ったかものの、エヌビディアの対中輸出制限の話などで半導体は盛り上がらず。FOMCは言われていた通り無風で、これも特段の材料視はされないものの、政策の不透明感とインフレ状況次第ということで、ハトっぽい感じはなく重めに。

 

これで終わりかと思ったら、引け後にMS、メタ、テスラの決算。メタは決算はよく先行きは慎重、テスラは決算はダメだけど廉価版発売で巻き返し期待、MSはいまいち。

 

個別を見てもこれといったものがなく、上述の決算もよくわからずで今日は取引なし。

 

AI関連の話は、アリババがDeepSeekよりも良いのを開発したというニュースや、DeepSeekのAIはOPENAIのデータを不正に取得して作ったなど、情報が錯そうしていて何とも。アメリカ海軍はDeepSeekのAIを使用禁止にしたとのこと。

 

アドバンテストが決算が良さげで、今日は朝売られてから切り返してやや一服と、動きとしては現状の良さと先行きの不安が混ざっている印象。

 

これで終わります。なお明日以降来週いっぱいは月初など諸事が重なり多忙になりそうで、取引できるかどうかわかりません。更新は時間を見つけてどこかでするつもりです、どうぞよろしくお願いいたします。