火曜日のアメリカ株は続落。ダウ-0.61%、SP500-0.39%、ナス-0.32%、フィリー半導体は-1.64%、ラッセルは-1.17%。ハイイールドは小幅安、リートも小幅安落。VIXは15.87。米国債はほぼ横ばい。為替は円>ドル>ユーロの順、豪ドルはユーロより少し弱く、ややリスクオフっぽい。コモディティは原油-0.90%、金-0.30%、銅-1.110%。期待インフレ10年はごく少し低下し、10年債金利が横ばい程度なので、実質金利10年もほぼ横で緩む感じはなく。
全体は値下がりが多く(値上がり32%、変わらず5%、値下がり63%)、SP500のセクター別では値上がり上位は一般消費財+0.28%のみで、相対的にマシなのはヘルスケア-0.05%、生活必需品-0.12%、値下がり上位は資本財・サービス-0.90%、エネルギー-0.76%、金融-0.69%。
金利的には高止まりな中、イベント(FOMC)前で大きくはポジションを傾けられない中で、買い手の少なさでだらりと下げる。イベント前なので大型グロースもまちまち。テスラが高いので一般消費財がプラスにはなってはいるが、他は特段はなく。最近さえないヘルスケアこそ止まったので、やはりポジション調整の範囲なのだろう。
アメリカはこれといったのがないのだけども、日本単独の話でいえばキオクシア上場とホンダ日産の経営統合の話、師走の朝にしては材料がある東京市場。日産はストップ高気配で、三菱自工も似た感じ。ホンダは特にはという感じ。キオクシアは公募1455円に対して少し売り優勢と、評判悪かったからなあ。
特にないとは思いながらも、なぜかソニーの気配が驚くほど安いので、試しに3298円に買いを入れてみる。ADRを見ても、特段の材料もなさそうなので。
結果(税手数料別)
6758 ソニー
09:01 買い 400株3298円
10:29 決済 400株3313円
+6000円
寄りの気配が安い感じがしたソニーを欲張って買い指しにしたのが薄利ながらも取れた勝因、これに尽きる。ストレスがなく取れたので良いでしょう。日経平均は寄りからもさっとした感じでダラダラと売られたものの、下値を叩くような感じではなく、気が付くとプラス転換まで。さすがに今日明日の会合前に決め打ちという訳にもいかないでしょう。
前評判が最悪だったキオクシアは公募1455円に対して初値1440円と公募割れ、ここから売られるのかと思ったら切り上げて上昇に。11時10分現在で高値は1552円まで。このあたりは本当に開けてみないとわからないということか。先日の黒田グループもファンドの出口案件ということであまり前評判の期待はなかったが、配当利回りの良さとあのアップル関連の黒田電気が母体(20年くらい前はそんな感じで持て囃されていたと思う)というのもあってしっかりに。
このあたりの値動きは、何年株をやっていてもわからないものである。
ホンダと日産の合併も、考えてみれば色々と合併はあって、ここ20年くらい株を始めてからの記憶の話になるけど、
興銀+第一勧銀+富士=みずほ
新日鉄+住金+日新鋼=日鉄
(もっといえば、第一勧銀も新日鉄も合併でできた会社にはなるが)
とうとう自動車もそんな時代になったのだなと。