月曜日のアメリカ株は続伸。ダウ+0.58%、SP500+0.97%、ナス+1.39%、フィリー半導体は+1.86%、ラッセルは+1.15%。ハイイールドは引き続き続伸で高値追い、リートも同様。VIXは14.65。米国債は大きくは動かず。為替は円>ユーロ>ドルの順で今日も円高でありドル安、資源国通貨はやはりしっかり。コモディティは原油-3.00%、金+0.10%、銅+0.90%、期待インフレ10年はごく小幅に低下し、10年債もほぼ動かずで実質金利10年はおおむね横ばい。
全体は値上がりが多く(値上がり71%、変わらず5%、値下がり24%)、SP500のセクター別ではすべてが値上がりで上位は情報技術(IT)+1.44%、コミュニケーション+1.44%、一般消費財+1.14%、下位は生活必需品+0.32%、エネルギー+0.42%、素材+0.50%。
指数間やセクター間で目立って大きな優劣はなく、全体高といった感じ。今の所は景況感がそこまで悪くはないけど、インフレは一服で利下げ間近と。昨夜は金利こそ動いてはいないけど、そういう流れだろうとドル安でリスクオン、逆は円高。円建てだともさっとするよなあ。計算していないけど、ドル建てだとしっかりなはず。
基本的にはしっかりなんだろうけど、円高なので必需っぽいところや電力でも買おうかと思うのだけど、アメリカはそうではなく。売りは為替からいえば輸出系なんだろうけど、地合いが悪い訳でもないので、これまた気が乗らず。よくわからないので、無理しないでやめておく。
日経のVIXが38000円台まで回復しているにもかかわらず、28台で高止まっているのは、やはり円高になった時の振れ幅の大きさを危惧しているのだろう。今はそういう気配は全くないけど、アメリカでリスクオフになった時に債券高(からの円高)になるということを示唆しているような気がする。2022年頃の利上げの最中には債券は逃避場にならなかったけど、インフレ一服で金利も低下ならば逃避場になりえる資格はあると思うので。