金曜日のアメリカ株はまたも一部銘柄で値を支え。ダウ-0.15%、SP500-0.04%、ナス+0.12%。フィリー半導体は-0.07%、ラッセルは-1.61%。ハイイールドは反落して窓を開けて下落して上にアイランドが残り、リートは小幅安も陽線でこちらは底堅く。VIXは12.66。米国債は短期は横ばいで中長期が少し買われて金利低下。為替は木曜同様にドル>円>ユーロの順、資源国通貨は少し弱い、ドル高でありユーロ安。コモディティは原油-0.20%、金+1.30%、銅+0.30%、期待インフレ10年はまあまあに低下で2.17%となり、10年債金利が小幅の金利低下までで相殺はできずに、実質金利10年は小幅に上昇し+2.051%。期待インフレだけを見ると2%が近くなったなあという印象。

 

全体は値下がりが多く(値上がり24%、変わらず4%、値下がり72%)、SP500のセクター別では値上がり上位はコミュニケーション+0.56%、情報技術(IT)+0.51%、生活必需品+0.01%、値下がり上位は資本財・サービス-1.03%、素材-0.94%、エネルギー-0.83%。

 

 

週末も週末でいつものパターン。MS+0.04%、アップル-0.82%、エヌビディア+1.75%、アマゾン-0.09%、メタ+0.01%、アルファベット+0.92%と大型グロースは堅め。アドビ+14.51%、ブロードコム+3.33%、サービスナウ+2.65%などテックっぽい所も下支えに貢献。方やとにかく小型株のラッセルがダメで、クルース御三家が散々で、あとはシクリカルっぽい資本財や素材もさえない。

 

こういうのを見ると金曜の後場というのは、いったい何だったのか?という話になって、日経先物も38400円で戻ってきて。金曜は木曜の棒下げの反動と思っているのに、それすら否定なのと。それにしても弱い。

 

クルースだったり航空株がさえないのを見ると、観光系はダメなんじゃないかということで、インバウンド関連から高島屋(楽天で1日信用の枠があった)を売ってみる。買いはいまいち気がのらないけど、アメリカでもまだマシそうな半導体関連からアドバンテストを少し買ってみる。

 

結果(税手数料別)

6857 アドバンテスト

09:00 買い 200株5441円

09:05 買い下がり 200株5401円

09:09 買い下がり 200株5361円

09:14 買い下がり 400株5332円

09:20 決済 500株5372円

10:05 買い下がり 500株5312円

10:22 買い下がり 500株5296円

10:38 決済 500株5325円

10:38 決済 500株5327円

10:38 決済 500株5329円

-900円

 

8233 高島屋

09:00 売り 400株2700円

09:10 決済 400株2660円

+16000円

 

他のアジアの証券市場を見ても、せいぜいがニュージーランドの-1%前後、韓国やオーストラリア、中国は小幅の下げ程度なのに、ここまで日経がここまで売られるのはちょっと違うんじゃないのと、アドバンテストはヤケクソ気味に買い下がって、微損で逃げ切った、感情任せに取引をしてはダメと思いながらも意地でというのはあまりよくないけど、買い下がる理由が前述の通り一応はあったので、と正当化しておきたい。高島屋はよくできました、これがあったから精神衛生上助かった。

 

確かに、アメリカの物色はお世辞にもよくないけど、今日の東京でそこまで叩くのか?と言われると、週末の海外発で悪材料も何か出てきたわけでもないのに。欧州が崩れるのは分かるが、欧州が終わってからのアメリカは戻して、少なくとも金曜の指数は平穏と思っていたのでここまで日本が独歩的に下げるとはなあ。参った。腹立たしい感情を目いっぱい抑えながら、我慢して取引するのは本当に疲れる。