月曜日のアメリカ株は底値では堅く。ダウ-0.30%、SP500+0.11%、ナス+0.56%。フィリー半導体は+0.57%、ラッセルは-0.50%。ハイイールドは小幅続伸し、リートは一服。VIXは13.11。米国債は全体に結構な金利低下で中長期はその度合いが大き目。為替は円>ユーロ>ドルの順、資源国通貨はやはりしっかりで円高であるもののドル安でもある。コモディティは原油-3.60%、金+1.00%、銅+1.40%、期待インフレ10年は小幅低下するものの、10年債金利が結構な金利低下で、実質金利10年は低下し+2.064%と金利低下の影響で大きく低下することに。

 

全体は値下がりが多く(値上がり43%、変わらず5%、値下がり52%)、SP500のセクター別では値上がり上位は情報技術(IT)+0.98%、ヘルスケア+0.74%、コミュニケーション+0.49%、値下がり上位は、エネルギー-2.60%、公益事業-1.26%、資本財・サービス-1.24%。

 

ISM製造業指数が予想以下ということで、景況感が不安という感じなのだろうか。金利が低下して、減産でも原油が大きく下げてと。ただしエヌビディアは+4.90%と威風堂々と、MSこそ-0.39%だけどもアップル+0.93%、アマゾン+1.08%、メタ+2.28%、アルファベット+0.39%と大型グロースはおおむねしっかり。ただ金利低下が好物なはずの小型株はいまいちなので、金利低下が景況感の悪化のほうの色が強いのだろうか。

 

リスクオフという感じまでではないけど、さえないという感じはするな。原油安→貿易収支改善→円高なのか、金利低下→金利差縮小→円高なのかはいまいちわからないけど、意外な感じでの円高ではある。

 

買いはエヌビディアが強いからと半導体といっても、最近は物色の裾野が狭まっているのでいまいち気が乗らない。クルーズ関連がしっかりで、航空株もややしっかりで、気配の安そうなANAは買おうかなと、このあたりは原油安は恩恵があるはずだろうからね。売りは原油が安いならばINPEXを売ろうかとも思ったのだけど、気配がなかなか低くていまいち気が乗らず。公益が安いので東電でもと思ったのだけど、為替や原油価格とうまく相殺されて売るのもなあということで見送り。円高なので多少下げてもドル建てだと底堅いので、上値は重いかなという気はするんだけど、いまいち売りが思いつかない。

 

結果(税手数料別)

9202 ANA

09:00 買い 400株3000円

09:23 決済 400株3014円

+5600円

 

四の五の言わずにINPEXを売っておくべきだったな。ANAは上手く利確できたので、これはいいけど。アメリカは下値は限定的ではあるので、日本も同じような感じに。ノーマークだった(日本のグロースの雄と勝手に思っている)ソニーが鬼強で、やはり景況感的にはいまいちだけど、リスクオフまででもないと。とはいえ、特定の銘柄だけで支えるというのは健全ではないというところでもある。