木曜日のアメリカ株は一服。ダウ-0.10%、SP500-0.21%、ナス-0.26%。フィリー半導体は-0.55%、ラッセルは-0.66%。ハイイールドは小幅安、リートも小幅安ではあるけど、水曜日の上げを否定するまではない。VIXは12.42と指数がさえなくても低位安定。米国債は小幅に金利上昇だけど、短期2年はやや大きく金利上昇。為替はドル>ユーロ>円の順、資源国通貨は少し弱めではあるけど、円よりは強い。コモディティは原油+0.80%、金-0.40%、銅-1.20、期待インフレ10年は変わらずで、10年債金利が少し上昇したので、実質金利10年は少しだけ上昇することに。

 

全体は値下がりが多く(値上がり44%、変わらず6%、値下がり50%)、SP500のセクター別では値上がり上位は生活必需品+1.48%のみで相対的にマシな順に金融-0.02%、コミュニケーション-0.02%、値下がり上位は一般消費財-0.75%、素材-0.73%、資本財・サービス-0.65%。

 

ダウが40000ドルに達成で、これがきっかけかは知らないが一服と。大きく売られてはいないものの、買いも限定的で上値はもさっと。昨日リスクオンと書いてカッコ書きでゴルディロックスと書いたけどカッコ書きのほうが色濃いのだろう。だとすれば、じり高で上値はどこまでか?ということになり、大きく上昇波動をというのは期待できない。何等かの悪材料が出て売り物が出ると崩れそうで、チキンレースっぽいな。とはいえ、今のところはざわついた感じはない。

 

基本的には弱いのだけど、目立ってとなると昨日買われたハウスメーカーがDRホートン-4.19%、レナー-3.31%、パルトグループ-2.79%と戻りを叩かれているので、節操もないなと思いながらも住友林業を売ってみようかと見ると、昨日の上げの全否定のごとく売り気配で、これは追っかけられないと思って、ダメ元で5928円で売り指し。ウォルマート+6.98%、ダラーゼネラル+3.92%と必需っぽい小売りが買われてはいるけど、円安なのであまり気が乗らず。チャブ+4.70%、エベレストグループ+3.50%とあって、見慣れない金融だなと思って調べてみると損害保険の会社のようで、それではとSONPOホールディングスを少し買ってみる。

 

 

結果(税手数料別)

8630 SOMPO

09:00 買い 400株3080円

09:33 決済 400株3090円

+4000円

 

住友林業は追っかけなくて正解。SOMPOは買ってから少し調べてみると、バフェット翁がチャブの株を買っていたという記事が昨日朝の日経電子版にあって、なんだ昨日の材料かと思って、引っ張る気も失せて早々に決済。たまたまMUFGなど金融がしっかりな日で何とか逃げられて助かった。と書いている間に、気づくと結構上がっていると。消化不良ではあるけど、仕方がない。

 

ナス、SP500、ダウと史上最高値更新で、一応はチャート上は青天井という理屈にはなるんだけど、ここから上は誰が買うのだろうか?というとよくわからない。高値を取ったので、売りで歯向かうというのも現時点では違うような気もするし、うーむ。