水曜日のアメリカ株はイベント通過で右往左往。ダウ+0.23%、SP500-0.34%、ナス-0.33%。フィリー半導体は-3.54%、ラッセルは+0.12%。ハイイールドは上昇するも上髭はあり、リートは小幅上昇もさらにも上髭が伸びて。VIXは15.39。米国債は全体に金利低下で短期ほど低下度合いは大きく、2年は4.969%に戻る。為替は円>>ユーロ>ドルの順で夜遅くに不意打ちで介入か、資源国通貨は今日もしっかり目。コモディティは原油-3.60%、金+0.40%、銅-0.40%、期待インフレ10年は低下で、10年債金利が低下が勝って、実質金利10年はまずまずの低下に。

 

全体は値上がりが多く(値上がり57%、変わらず4%、値下がり39%)、SP500のセクター別では値上がり上位は公益事業+1.15%、コミュニケーション+0.84%、素材+0.50%、値下がり上位はエネルギー-1.60%、情報技術(IT)-1.26%、生活必需品-0.61%。スーパーマイクロ-14.03%、エヌビディア-3.89%など半導体は安めだけど、他の大型グロースはしっかり目。

 

FOMCでパウエル議長はインフレがどうなるかはわからないが、現状はいずれは利下げという方針は変わらないという、既存の方針は変わらずで、スタグフレーションは想定していないと、ここ数日のざわざわを否定した格好。近い将来の利下げが多少なりとも見込めそうならばと金利が低下して、ドル安気味なところに日銀が介入で追従と。

 

こんな5時頃に介入するとなあ色々と面倒だと思いながら見てみると、昨日の値上がり上位は公益で、アメリカも金利低下で、原油安で、介入で円高でと、きれいに揃ったなということで、東電の買い。

 

結果(税手数料別)

9501 東電

09:00 買い 1000株960円

09:06 買い下がり 1000株952円

09:08 買い下がり 1000株946.9円

09:09 決済 1500株952.9円

09:12 決済 1500株955円

+2950円

 

右往左往して薄利というみっともない展開。慌てるナントカは貰いが少ないというのを地でいく展開で。東電は平気で5%の上下があるというのが頭にあったからなあ。売った後は上に行ったけど、もっと派手に上に行くかとも思ったのだけど、思っているよりも重い。

 

日銀介入はタイミングはいいとして、あとはどこまで投機筋に睨みがきかせられたかどうか。投機筋の円売りのポジションも尋常ではない水準なので、ちょっとのアンワインドやドル安で円高にしっかり振られるのは間違いないんだろうけど、それがいつなのかは分からない。もっとも過去の日銀介入は週足や月足の時間軸で見ると、良いところというのが多いのだが。

 

考えれば考えるほど、円安で株を持ちあげるというのは、ここからは無理筋な気がする。逆にドル安で(裏は円高で)ドル建てはしっかりで円建てでいまいちというのはありえる話だけど。

 

それでは皆様、よいゴールデンウイークを。