火曜日のアメリカ株は寄りからグダグダに売られ。ダウ-1.49%、SP500-1.57%、ナス-2.04%。フィリー半導体は-1.94%、ラッセルは-2.13%。ハイイールドは反落し、リートも同様。VIXは15.65と下げの割にはそこまででもなく。米国債は全体に金利上昇、2年は5.037%に。為替はドル>ユーロ>円の順、資源国通貨は今日は弱くて円よりも弱い。コモディティは原油-0.80%、金-2.30%、銅-2.30%、期待インフレ10年は変わらずで、10年債金利が上昇で、実質金利10年はそのまま上昇となり+2.281%と直近高値に肩を並べる。

 

全体は値下がりが多く(値上がり23%、変わらず5%、値下がり72%)、SP500のセクター別ではすべてが値下がりで相対的にマシな順にヘルスケア-0.11%、生活必需品-0.42%、公益事業-0.58%、値下がり上位はエネルギー-2.89%、一般消費財-2.66%、情報技術(IT)-2.16%。時価総額の大きいもので目立つのは、マイクロソフト-3.21%、アマゾン-3.29%、イーライリリー+5.95%など。

 

インフレ懸念(スタグフレーション?)からか金利が高くなって、当然に株式には厳しい展開で、金利がというならばセクター間で優劣がありそうなものだけど指数的にも揃って下げた印象で、月末というなんらかの需給的な要因があったのだろうか、VIXはそこまで騒がしくはなく。ディフェンシブ側っぽいのが相対的にはマシに見えるけど、金利面ではこういう銘柄にもよくはなさそうなのだけどな。ヘルスケアはイーライリリーが支えたか。方やインフレトレードならばのエネルギーや素材もさえない。GM-3.28%、フォード-4.71%、テスラ-5.55%と自動車が揃ってさえないのが目についたけど。

 

そんなこんなで前場引けから見ているのだけど、売り込まれるでもなく上値も限定的。ただし、レーザーテックは決算から強烈に買われて、半導体は見直しっぽい感じになり、日経はまだ堅め。仮に自動車を売っていたら、微妙だな。売りあがっていれば何とかなったかもしれんけど、上げて叩かれてまた戻してと動きがよくわからん。全体はFOMC前には警戒というところか。

 

後場になったけど、引き続き半導体は元気だな。昼にさっと取り留めもなく書いておしまいです。明日頑張ります。