火曜日のアメリカ株は戻りは鈍く下値は堅く。ダウ+0.17%、SP500-0.21%、ナス-0.12%。フィリー半導体は+0.89%、ラッセルは-0.42%。ハイイールドは続落、リートも続落でどちらも底を掘り下げていく。VIXは18.40と一服。米国債は全体に金利上昇で短期のほうが少し上昇度合いは大き目。為替はドル≧ユーロ>円の順で引き続き円が弱め、資源国通貨は円よりも少し弱め。コモディティは原油-0.10%、金+1.00%、銅-1.70%、期待インフレ10年は変わらずで、金利の上昇分がそのまま乗って、実質金利10年は2.242%まで上昇し去年10月終わりの水準まで。

 

全体は値下がりが多く(値上がり32%、変わらず5%、値下がり63%)SP500のセクター別は値上がり上位は情報技術(IT)+0.23%、生活必需品+0.07%、ヘルスケア+0.02%、値下がり上位は不動産-1.53%、公益事業-1.36%、エネルギー-0.87%。

 

金利面では向かい風で、切り返すという動きにはならず。ただし下げた後での下値は限定的。それでも金利上昇を好まないハイイールドやリートはさえない。配当株的な色合いの強い公益も同様。ただしディフェンシブ側の必需系やヘルスケアへの波及はなく、むしろ逃避場っぽく。大型グロースはまちまちで、マイクロソフト+0.23%、エヌビディア+1.64%、スーパーマイクロ+10.59%など最近はやりの銘柄は堅く、アップル-1.92%やテスラ-2.71%と最近さえない銘柄は弱い。

 

個別に見ても、これといったものがなく、わからないので今日は取引なし。昨日の下げは少し余計すぎるので、今日下値を掘り下げるような感じはしないけど、逆にアメリカでも上値は重いので戻りも限定的なのではないかと。

 

と、ここまで書いておきながら、気づくと日経平均の先物で昨日のアメリカ時間の夜の安値を割り込んできたので、それはやりすぎと思ったので、昨日もそこまで下げるの?というMUFGが今日も叩かれていたので試しに買ってみることに。

 

結果(税手数料別)

8306 MUFG

09:39 買い 800株1482円

09:52 決済 800株1492円

+8000円

 

取引しないつもりでブログを早めにまとめていたところで、偶然にもタイミングに出くわして、少しだけ日銭を頂くことに。こういうのはありがたいなあ。

 

為替介入への警戒感なのだろうか。昨夜も155円目前で円高にピョコンと振れたりと神経質な展開が続く。基本はアメリカ次第とは思うものの、為替介入という変数を考慮しないといけないから日本単独でも上値が重い。

 

円高にして株安というのは、2006年とかに仕掛けで結構見たような気がするけど、為替の部分を日銀が担うので、仕掛けではなく日銀という錦の御旗だもの。本当に厄介だな。

 

ちょっと早めですが、これで失礼します。