月曜日のアメリカ株は寄り高から叩かれ。ダウ-0.65%、SP500-1.20%、ナス-1.79%。フィリー半導体は-1.39%、ラッセルは-1.37%。ハイイールドは下落、リートも下落でどちらも大き目の陰線を伴う。VIXは19.23と久しぶりな水準を切り上げる。米国債は全体に金利上昇で限月の長短にかかわらず+0.8%~+1.0%程度に満遍なく。為替はドル>ユーロ>円の順で円が弱め、資源国通貨は円といい勝負なので弱め。コモディティは原油-0.30%、金+0.40%、銅+%、期待インフレ10年はそこそこ上昇でも、金利の上昇が勝って、実質金利10年は木曜の高値付近2.171%までに。

 

全体は値下がりが多く(値上がり20%、変わらず3%、値下がり77%)SP500のセクター別はすべてが値下がりで、相対的にマシな順にヘルスケア-0.19%、生活必需品-0.45%、素材-0.49%、値下がり上位は情報技術(IT)-1.99%、不動産-1.77%、コミュニケーション-1.63%。

 

先週末の金曜と同様に全面安っぽいけども。金利が上昇してのリスクオフと金曜とは少し違う印象。小売り売上が良いので上昇したものの、金利が高くなるのは明確に嫌がっているのはわかる。やはり金利が高いのを嫌うセクターが基本的に弱めで、大型グロースといえども逃避場にはされずに弱め。一応はディフェンシブ側は相対的にはまだマシではあるけど。金曜に下げて、月曜が上げからの下げで上髭つき陰線で、印象が悪い。

 

金利が高いからではなく、ゴールドマンサックスの決算が良くて、金融がしっかりしているので、金融系は少しは資金が流れるかもということで、MUFGを買ってみようかと、寄り直後の振れ幅が大きいだろうから、成りと指しを混ぜて。必需側でもと思ったのだけど、円安ではなあということで見送り。売りはなんでもよさげだけれども、何がと言われるとこれといったのはなく。

 

結果(税手数料別)

8306 MUFG

09:00 買い 500株1536.5円

09:04 決済 500株1548.5円

09:08 再度買い 500株1543円

09:12 決済 500株1548円

+8500円

 

成り買いの分だけで取引して、何とか利益は確保。せっかくなのでと押し目買い分も利益は確保。大きい金額ではないけど、取れたのはありがたい。今日は利確してとっとと逃げて正解。

 

基本的には値動きはアメリカ次第だけど、そこに為替介入がという変数を考慮しての動き。現状は投機(キャリートレード)の円売りがパンパンに入っているので、介入がなくてもアンワインドがあれば140円くらいまでは簡単に戻るとは思うのだけど、いかんせんドル高基調(円だけではない)というのがなんとも。