木曜日のアメリカ株はしっかり。ダウ+0.91%、SP500+0.58%、ナス+0.30%。フィリー半導体は-0.16%、ラッセルは+2.40%。ハイイールドは続伸で窓を埋め、リートはさらにしっかりで窓埋めからさらに上になびく。VIXは14.01。米国債はごく少しだけ買われ金利低下。為替はユーロ=円>ドルの順だけど小幅、資源国通貨は小高くしっかり。コモディティは原油+1.80%、金+0.50%、銅+1.60%、期待インフレ10年は横ばいで、金利がごく少しだけ低下したので、実質金利10年もごく少しだけ低下。
全体は値上がりが多く(値上がり71%、変わらず5%、値下がり24%)SP500のセクター別では値上がり上位はエネルギー+2.48%、不動産+2.36%、素材+1.88%、値下がり上位は情報技術(IT)-0.44%のみで相対的に弱いのはコミュニケーション+0.08%、生活必需品+0.54%。
指数はそんなでもないけど、全体に買われるという地合いの良さげなアメリカ。昨日の日本とはほぼ真逆である。こうなると基本は買い目線。大手の金融がしっかり目だったので、三菱UFJを少しと、相場的には全く蚊帳の外でもエネルギーでINPEXを少し買ってみる。売りはほとんど思いつかず、無理やりにフィラデルフィア半導体指数は小甘いのでと考えてみるけど、昨日の日本の半導体関連も意外とさえない感じでわざわざ売るようなものではないだろうということで売りはなし。
結果(税手数料別)
1605 INPEX
09:00 買い 400株1964円
09:09 決済 400株1982円
+7200円
8306 MUFG
09:00 買い 500株1416円
09:00 買い下がり 500株1414円
09:17 決済 1000株1420円
+5000円
買いで小掬いではあるけど、値動きが荒い中でも、利益が出たので素直に感謝。アドバンテストや東京エレクトロンは強烈に買われて叩かれて、かたやMUFGは高値を追っかけているようで、資金が少し移動しているような感じで抜けているという訳ではなさそう、前場引けの今のところは。
ちょっとだけ与太話。
前の日経平均38900円1989年の頃は、私が缶コーラを1本100円で買おうかな贅沢だなーと迷っていたような金銭感覚の頃で、新日鉄(住金と合併し今の日鉄)が1000円くらいで一単元1000株で100万円、それが最低のラインだったような。その最低ラインで買えるのはトーメン(豊田通商に救済合併された)やニチメン(日商岩井と合併して双日)などの商社や電力株くらいだったと記憶している。ちょっと流行りの株を買うには当然に300万円くらいが必要だった時代。時代も変わって今は20万円から30万円で大概の銘柄は買えるようになり、手数料も片道2000円が最低で1%だったのを考えると今は安くなったり無料だったりと。おまけに当時は株券の裏書を変えるのに名変料なんて取られたりもした。ペットボトルのコーラも今は180円で普通に買える年齢にもなったが、いい時代になったものだ。