水曜日のアメリカ株は切り返し。ダウ+0.40%、SP500+0.96%、ナス+1.30%。フィリー半導体は+2.18%、ラッセルは+2.33%。ハイイールドは小幅高だけど窓を埋めるまででもなく、リートもしっかりだけど上値は重い。VIXは14.38。米国債は買われ金利上昇、昨日の上昇分の半分くらい金利は低下する。為替はユーロ>円>ドルの順だけど小幅、資源国通貨はしっかり。コモディティは原油-1.60%、金-0.10%、銅-0.30%、期待インフレ10年はごく少し上昇で、金利の低下と合わせて大きく低下し、実質金利10年は1.964%となり2%を割ることに。
全体は値上がりが多く(値上がり75%、変わらず4%、値下がり21%)セクター別は値上がり上位は資本財・サービス+1.67%、コミュニケーション+1.42%、情報技術(IT)+1.10%、値下がり上位は生活必需品-0.19%、エネルギー-0.17%の2つで次点は公益事業+0.54%。
大型グロースはおおむね堅調で、値上がり銘柄も多くて、基本的には強めではあるけど、さすがに火曜日の下げた分を取り返すまでではなく。
そんな中で半導体は強いけど、アドバンテストあたりを見るに、昨日の日中に昨夜のアメリカの上げは折り込んでいるのではないかという感じがして見送り。大型グロースはしっかりだからと、ソニーを見ると強烈な売り気配、どうも決算がダメっぽいようで、これでは今日の売り買いの対象にはできない(ただしソニーの値動きはしっかり見てみたい)。どうにも買いたい銘柄がいまいち見当たらず。売りだと、クラフトハインツ-5.45%、コナグラフーズ-2.11%、キャンベルスープ-1.95%、ハーシー、JMスマッカーなど食品必需っぽいものがさえないので日清食品の売り。売りもこのくらいしか思いつかない。仕方がないけどこの布陣で挑む。
結果(税手数料別)
2987 日清食品
09:00 売り 200株4420円
09:06 決済 200株4366円
+10800円
少ない布陣で相応に利益を頂戴できて有難い。どうも日清は決算が市場はダメという評価で売られた後っぽい、それもよかったか。最近目について気になったのが、例えばトリドール、すかいらーく、物語コーポあたりが売られているけど、何に期待して年初に買い上がったのかが分からない反面、逆に慌てて売る理由もわからない。年初から新NISAで買われるというもっともそうな解説があったような気がするが、こんな売られ方は足の速い資金が入って逃げてということなんだろうけど、それはNISAの買い手ではないような気がする。
前引けでプライム市場で値上がり414銘柄、値下がり1204銘柄、日経は+0.65%、TOPIXは-0.10%、ちょっと危なっかしい。