金曜日のアメリカ株は方向性はなく。ダウ-0.31%、SP500-0.23%、ナス-0.09%。フィリー半導体は+0.79%、ラッセルは-0.30%。ハイイールドは小幅上昇も上値は重く、リートは陰線で続落でさえない。VIXは17.20。米国債は反動か全体に買われて金利低下。為替はドル>ユーロ>円の順、資源国通貨はやや切り返す。コモディティ関連は原油+0.40%、銅-0.10%、金+0.30%。期待インフレ10年はごく小幅に低下したものの、10年債の利回り低下が勝って、実質金利10年は低下して、高値更新からは一息はついた感じに。
全体は値下がりが多く(値上がり39%、変わらず5%、値下がり56%)、SP500のセクター別では値上がり上位は情報技術(IT)+0.26%、エネルギー+0.15%の2つで次点はコミュニケーション-0.09%、値下がり上位は一般消費財-0.87%、金融-0.74%、不動産-0.72%。
普通は週を通して弱いならば、金曜は多少なりとも反動でという日だと思ったら、その反動は限定的で、金利だったり半導体関連だったりは多少はそんな動きではあったが。
セクター別もこれといった感じはなく、中間期末の需給でごちゃつきそうでわからず。今日は見送り。日本では中間期末で強いけど、アメリカは四半期末は逆にさえないということで、非常に面倒臭い展開である。