水曜日のアメリカ株はFOMCからは失速で。ダウ-0.22%、SP500-0.94%、ナス-1.53%。フィリー半導体は-1.74%、ラッセルは-0.97%。ハイイールドは小幅安だけど寄りが高くて陰線をひき、リートは小幅高だけど同様に陰線を引き、どちらも売り込む勢いは限定的かもしれないが、買いの勢いは削がれた感じに。VIXは15.14。米国債は全体に金利上昇で短期ほど上昇が目立ち長期は小幅程度まで。為替は小幅にドル>ユーロ>円の順、資源国通貨は弱い。コモディティ関連は原油-1.00%、銅+0.80%、金+0.70%。期待インフレ10年は小幅に低下し、10年債の利回りが上昇しているのもあり、実質金利10年は結構な上昇で+2.078%とここ数年来の最高値をとうとう更新して大台に。

 

全体は値下がりが多く(値上がり32%、変わらず5%、値下がり63%)、SP500のセクター別では値上がり上位は生活必需品+0.15%、不動産+0.13%、公益事業+0.10%、値下がり上位はコミュニケーション-1.89%、情報技術(IT)-1.77%、一般消費財-1.09%。

 

おおむね予想通りなFOMCではあったけど、利上げではないけど高い水準を続けるという時間の長さを改めて嫌気した感じで。下げるのは大型グロースだったり半導体だったりと金利高を嫌がるものは素直に下落し、ただし配当利回りと2年債利回りとの比較だとディフェンシブも決してポジティブではないはずだけどそこはOKらしく、グロース銘柄の将来期待の配当や利益は待てないけど、今見込める配当はいいということのよう。

 

銘柄を見ると、大型グロースが安いので素直にソニーでも売ろうかと思ったのだけど、気配が安くてわざわざ追っかけるのは気が乗らず見送り。アドバンテストも同様。ノーフォークサザン+1.67%、CSX+1.29%、JBハントトランスポート+0.64%、ユニオンパシフィック+0.57%と貨物系がしっかりなので、郵船を買ってみる。

 

結果(税手数料別)

9101 郵船

09:00 買い 500株4335円

09:27 買い下がり 500株4308円

09:38 決済 1000株4322円

+500円

 

つまらん結果に終わってしまったな。残念である。需給のよさでいえば郵船ではなく川崎汽船にしないとな。あと金利高を嫌がるところとしてSBGとかsansanとかを売るとかね。今日も日経平均の下落の割には、TOPIXバリュー側はしっかりではあるけど、これが権利前の動きのようにも見えるし、アメリカもその手の銘柄は底堅いような気もするし。ただアジアの他の市場もまあまあ下げているので、日経だけが売られているというよりも、TOPIXが強いというふうにみえるな。権利落ちでどうなうるかはわからんが。