金曜日のアメリカ株は重いけど下へは叩けず。ダウ-0.42%、SP500-0.21%、ナス-0.35%。フィリー半導体は-0.15%、ラッセルは-0.86%。ハイイールドは小幅安、リートはしっかり下落で大き目の陰線。VIXは17.07。米国債は全体に売られて金利上昇、短期ほど上昇幅は大きく。為替はユーロ>ドル>円の順、資源国通貨は弱め。商品は原油が+0.40%、銅は-0.40%、金は-1.90%。期待インフレ10年はごく少しだけ上昇し、10年債の利回り上昇のほうが勝って、実質金利10年はまあまあ上昇。

 

全体は値下がりが多く(値上がり31%、変わらず5%、値下がり64%)SP500のセクター別では値上がり上位は金融+1.05%、コミュニケーション+0.31%、エネルギー+0.19%、値下がり上位は不動産-1.68%、公益事業-1.11%、ヘルスケア-0.79%。

 

SP500の値上がり上位はJPモルガン+7.55%、シティ+4.77%、バンカメ+3.36%、ブラックロック(資産運用会社)+3.07%、VFコーポレーション(アパレル)+3.02%など。他に目立つのが、といっても目立ってというのがなく、金融もゴールドマン+1.44%は高めだけど、中小の金融機関への波状はみられず。値上がり率も控えめだし、銘柄数もそう多くはない。

 

値下がり上位はキャタレント(製薬)-26.83%、ディッシュネットワーク(衛星放送)-5.99%、ボーイング-5.56%、パブリックストレージ(倉庫リート)-4.65%、ステリス(バイオテクノロジー企業)-4.40%など。他に目立つのが、ハートフォード-3.93%、ジオンズバンコープ-3.85%、ファーストリパブリック-3.60%、シンシナティファイナンシャル-3.45%など中小型の金融株の一角、クラウンキャッスル-3.48%、デジタルリアルティトラスト-2.34%、エクストラスペースストレージ-2.32%、アメリカンタワー-1.86%など不動産関連、なじみの薄い公益株。決して強い相場ではない日だったけど、ヘルスケアや内需ディフェンシブもさえない。

 

 

時価総額の大きい銘柄はアップル-0.21%、マイクロソフト-1.28%、アマゾン+0.11%、エヌビディア+1.11%、アルファベット+1.17%、テスラ-0.48%、TSMC+0.17%、メタ+0.52%、ユナイテッドヘルス-2.74%、エクソンモービル+0.24%、J&J-0.16%、バークシャーハサウエィ+0.53%、JPモルガン+7.55%、ウォルマート-0.68%。大型グロースは金利の割には粘ってはいるけど強いという感じまではなく。

 

セクターでというよりも、個別に上昇したり下落したりというのが目立つのは決算時期だからだろうというところか。ドル高なのはいいとして、円安でも決して為替には追い付いていなく、ドル建てでは弱くとなると、基本的には買うような雰囲気ではない。

 

買いはセクター的には金融だけど、一部の銘柄だけなのでこれを買うのはちょっとなあということで控える。円安だけど輸出関連でこれといったのはない。売りはディフェンシブ側で食品関連が円安でダメならばということで、アメリカでも商売をしているキッコーマンでも売ってみようか。金利的にもアメリカの動きにしても基本的にはグロース側はいまいちなはずだけど、これといったのが思い浮かばないので見送り。

 

結果(税手数料別)

2801 キッコーマン

09:00 売り 300株7290円

09:11 売り上がり 300株7330円

09:30 枚数調整 300株7300円

10:57 決済 300株7260円

+18000円

 

セクターというよりも、今日は朝からは買ってはいけない日というところで、売り建てて指値が上手くささって日銭は頂戴したと。グロース側の売りならばファストリでもソニーでもよかったのだろうけど。これといって書くこともないな。