連休明け月曜日のアメリカ株は寄り底からしっかり。ダウ+0.30%、SP500+0.10%、ナス-0.03%。フィリー半導体は+1.80%、ラッセルは+1.02%。ハイイールドは小安いものの陽線であり、リートはしっかり。VIXは18.97。米国債は売られて金利上昇で、短期ほど金利上昇圧は大きく2年は3.829%→4.010%、10年3.303%→3.415%、30年3.548%→3.627%。為替はドル>ユーロ>円の順、資源国通貨はしっかり目。商品は原油が-1.20%、銅は-1.00%、金は-1.10%。期待インフレ10年は幾分上昇でも、10年債の利回り上昇が大きく実質金利10年はかなりの上昇に。
全体は値上がりが多く(値上がり60%、変わらず5%、値下がり35%)SP500のセクター別では値上がり上位は資本財・サービス+0.90%、エネルギー+0.65%、素材+0.49%、値下がり上位はコミュニケーション-0.69%、公益事業-0.20%、情報技術(IT)-0.15%。
SP500の値上がり上位はウェスタンデジタル(ハードディスク)+8.22%、マイクロン(半導体)+8.04%、パイオニアナチュラル(原油ガス掘削)+5.79%、バス&ボディワークス(ボディケア化粧品)+5.29%、チャールズシュワブ(証券仲介銀行)+4.80%など。他に目立つのが、スタンレーブラック+4.28%、GM+3.30%、フォード+3.16%、キャタピラー+3.04%なシクリカルっぽい工業株。AMD+3.26%、モノシリックパワー+3.20%、オンセミコンダクター+3.13%、シーゲイトテクノロジー+3.03%、ラムリサーチ+2.77%、ケイデンスデザイン+2.44%など半導体関連、CFインダストリーズ+3.15%、スティールダイナミクス+2.79%、アルベマール+2.64%、USスチール+2.50%など素材。細かくは書かないけどエネルギー関連も堅調か。大きい上昇ではないけど値上がり銘柄は多め。
値下がり上位はマーケットアクセスホールディングス(機関向け社債取引システム)-2.21%、コナグラブランズ(大手食品)-2.11%、インサイト(バイオ医薬品)-2.09%、Cboeグローバルマーケット(シカゴ証取等)-2.08%、エクスペディア(オンライン旅行)-2.06%など。他に目立つのが、CVSケアマーク-1.93%、バイオジェン-1.37%、エドワーズライフサイエンス-1.35%、アボット-1.17%などヘルスケア関連、CME-1.21%、ムーディーズ-0.99%、MSCI-0.98%、ナスダック-0.95%など金融サービス、あとは食品などの内需銘柄がちらほら。値下がり銘柄は率も大きくないし、数もそう多くはなく。
時価総額の大きい銘柄はアップル-1.60%、マイクロソフト-0.76%、アマゾン+0.11%、エヌビディア+2.00%、アルファベット-1.79%、テスラ-0.30%、TSMC-1.35%、メタ-0.62%、ユナイテッドヘルス+0.46%、エクソンモービル-0.44%、J&J-0.50%、バークシャーハサウエィ+0.04%、JPモルガン+0.33%、ウォルマート-0.19%。大型グロースは金利高には素直に反応でさえない。
景気敏感っぽいところは高めだけど、金利も上昇でグロースはさえないけど、半導体だけは堅いという。日経平均にはポジティブな風にみえる。まあ円安で自動車がということならば、トヨタでも買ってみようかという程度。半導体は寄りの気配が高くさすがにということで、いまいち気が乗らないけど、景況感の回復との合わせ技で富士電機を下で買い指し。売りは思い浮かばないので見送り。
結果(税手数料別)
7203 トヨタ
09:00 買い 1000株1839.5円
09:02 買い下がり 1000株1833円
09:23 買い下がり 2000株1826円
10:33 枚数調整 2000株1831.5円
11:04 決済 2000株1833円
+4500円
トヨタは大失敗だったな。地合いの良さで何とか逃げられたけど、これは完全に見誤った。富士電機は指値5030円で届かずで取引なし。半導体の押し目買いだったなあ。気が付けば28000円回復だもの、確かに今日は日経優位な感じではあると思ってはいたけどね。
OECDのG20の景気先行指数(CLI)の3月分が更新されて、金融がギクシャクしてどうなるかと思ったら、下落は下落だけどほぼ横ばいになって、下げ度合いが漸減でいつ上になってもでもおかしくはない傾きに。日本の景気ウォッチャーは現状も先行も内需は住宅以外は堅調で、外需は現状は底打ちで先行きはやや明るくと。金融面の量的な部分はアメリカも欧州も締め気味で、日本は増減を繰り返しと、金利的にはアメリカはピークが見えてはきて(将来の低下はまだ見えてはいないが)、欧州はもう少し上がありそうで、日本は異次元のままと。
景況感だと今の状況は非常に売りにくく、やや買いに分があるのではいうように見え、金融面はまだ売り要素はあると。買う側も売る側も根拠があるという非常にわかりにくい。調べてこれではというのは困った話である、参ったな。