金曜日のアメリカ株は続伸。ダウ+1.17％、SP500+1.61％、ナス+1.97％。フィリー半導体は+1.48％、ラッセルは+1.35％。ハイイールドはしっかり上昇し、リートもしっかり。VIXは18.49。米国債は短期は小幅に金利低下、中長期は大きく金利低下。為替は円＞ユーロ＞ドルの順、資源国通貨はしっかり。商品は原油が+1.90％、銅は-0.20％、金は+0.80％。期待インフレ10年は引き続きまあまあ上昇で10年債が金利低下で合算して実質金利10年は結構な低下に。
全体は値上がりが多く（値上がり72％、変わらず5％、値下がり23％）、SP500のセクター別ではすべてが値上がりで上位は情報技術（IT)+2.14％、一般消費財+2.12％、コミュニケーション+2.10％、下位は生活必需品+0.08％、資本財・サービス+1.06％、ヘルスケア+1.16％。
SP500の値上がり上位はクーパー（コンタクトレンズ）+7.30％、イルミナ（遺伝子解析）+7.11％、アラインテクノロジー（歯科矯正用品）+6.81％、メタ+6.14％、ファーストソーラー（太陽光モジュール）+5.99％など。他に目立つのが、といってもたくさんで、ノルウエージャン+4.37％、フォード+4.22％、GM+3.74％、カーマックス+3.67％、テスラ+3.61％と自カーニバル+3.25％、ベストバイ+3.06％、アマゾン+3.01％、ペイパル+2.96％など広く消費関連、マーケットアクセス+4.15％、MSCI+3.75％、ムーディーズ+2.85％、モルガンスタンレー+2.34％、ゴールドマンサックス+2.29％など金融も金利の割にはしっかり、本当に多くて纏まらないけど、グロースっぽいものは高い印象かつ消費も堅調という雰囲気でいいとこどり。
値下がり上位はホーメルフーズ（食肉加工）-2.86％、コストコ-2.14％、ルーメンテクノロジーズ（プロバイダー）-1.85％、ヒューレットパッカード（サーバーのほう）-1.41％、ユニオンパシフィック（鉄道貨物）-0.94％など。他に目立つのが、コカ・コーラ-0.48％ｍケロッグ-0.43％、クロロックス-0.42％、チャーチアンドドワイト-0.31％、マコーミック-0.19％なぢ必需品、ＣＳＸ-0.42％、ノーフォークサザン-0.10％など鉄道貨物関連あたりは物色の対象外といった感じ。ノースロップグラマン-0.19％、ロッキードマーティン--0.09％など軍需関連も今日は物色の対象外（売られてはいないが）。
時価総額の大きい銘柄はアップル+3.51％、マイクロソフト+1.66％、アマゾン+3.01％、アルファベット+1.85％、J&J+1.03％、ユナイテッドヘルス+0.18％、エクソンモービル+1.27％、ウォルマート+0.12％、エヌビディア+2.47％、TSMC+0.85％、テスラ+3.61％。グロースは今日は強め。
金曜の日本が意外高でというよりも先に買われてという雰囲気でも、今日も先物は28200円で戻ってと、景況感で買われているのか需給で買われているのかはわからない。だけど、上抜け初動で売りはないだろうなということで、実質金利を勘案すると今日はグロースっぽいところというところで、エムスリーと踏み上げ期待でsansan、押しがあるならばファストリ（分割で買いやすくなった）、自動車も為替がそんなに円高になってはいないから良い感じだけど、手を広げ過ぎては対応できる自信がないので今日は諦める。こんな感じで挑んでみる。
結果（税手数料別）
2413 エムスリー
09：00 買い 600株3309円
09：00 買い下がり 600株3295円
09：20 枚数調整 400株3303円
10：10 買い下がり 600株3286円
10：59 決済 1400株3295円
+200円
4443 sansan
09：00 買い 600株1648円
09：00 買い下がり 600株1646円
09：03 決済 600株1670円
09：16 決済 600株1698円
+44400円
9983 ファストリ
10：17 買い 100株28470円
10：24 決済 100株28590円
+12000円
需給のよくないエムスリーは四苦八苦で逃げるのが精いっぱいで、sansanは申し分なく、ファストリはエムスリーを待っている間にせっかくだからと損金の補填でもと思ってまあまあの利確。思いの他多く取れたけど、エムスリーは案外だった、ここは銘柄選びを間違った。むしろトヨタでも寄りで買ったほうがよかったか。とはいえ取れたというところで有難い、感謝である。
VIXは途中プラスになって上に行くかと思ったら下げてきており、仕掛けているとまではいえない。為替的にはやや円高気味なので、それでも上昇というのはドル建てだとかなりの強さということにはなるが。
仕掛けだとするならば、日柄的にはまだ初動で上値がまだあるという見方のほうが妥当かと。SP500が4200ポイントまで戻るとするならば、あと3％ほど上昇で為替を無視するならば28200円×103％で29000円とか。先週初めの29000円は遠い感じがするけど、今日の29000円はそこまで遠くはない感じ。
景況感とするならばＯＥＣＤの景気先行指数（G20）2月が今週末くらいには発表なんだろうけど、中国は明らかに上なのでひょっとすると、欧米の下降と相殺しても方向転換で底打ちなのかもしれんね。そうならばまた色々と考えないといけないな。景況感と金融引き締めとの綱引きなんだろうけどかなり難しい。金融緩和の足音があるならば黙って買いなんだけど。
12時50分追記：
昼休みに先物が上昇している中でVIXも上へ、VIX16台でまだまだ絶対水準は低いけど、やや仕掛け感があるなあ。株価が上昇すればVIXは下げるのが普通だけど、そうではなく。株価とVIXの関係からすれば違和感はどうしても残る。