火曜日のアメリカ株はさらに続伸。ダウ+1.07%、SP500+1.63%、ナス+2.25%。フィリー半導体は+2.26%、ラッセルは+2.80%。ハイイールドは陽線で上昇し、リートは最近にしては珍しい大き目の陽線で上昇。VIXは28.46。米国債は短期は小幅に中長期が大きく買われて金利低下。為替はユーロ>円>ドルの順。資源国通貨はしっかり。商品は原油が+0.90%、銅は-0.90%、金は+0.20%。期待インフレ10年は結構な低下であるが、10年債金利の低下幅が大きかったので、実質金利はまあまあ低下。期待インフレが低下しているのにそれでも実質金利は低下というのは実質金利の低下幅は多少減殺されても、基本的にはよい流れ。
全体は値上がりが圧倒的に多く(値上がり80%、変わらず5%、値下がり15%)、SP500のセクター別では値上がりは不動産+3.94%、素材+2.53%、コミュニケーション+2.37%、値下がりはエネルギー-0.04%のみで次点はヘルスケア+0.78%、金融+1.18%。
SP500の値上がり上位はセンティン(健康保険)+10.31%、IQVIAホールディングス(バイオ医薬品向け臨床)+10.07%、チャールズリバーラボ(新薬創出サポート+9.09%、MSCI(投資投信支援サービス、)+8.80%、インテュイティブサージカル(医療用ロボット)+7.99%など、他に目立つのがDRホートン+5.96%、NVR+5.71%、レナー+5.59%、パルトグループ+4.19%などのハウスメーカー、アメリカンタワー+5.46%、エクストラスペース+5.07%、プロロジス+4.80%、デジタルリアルティトラスト+4.22%、サイモンプロパティ+3.37%など不動産関連が値を飛ばし、バス&ボディワークス+6.97%、ロスストアーズ+6.87%、タペストリー+5.30%、ラルフローレン+5.22%、カーニバル+4.87%、エスティローダー+4.23%、ナイキ+4.22%など消費財関連も堅調、エヌビディア+5.25%、AMD+4.72%、マイクロチップ+3.28%、KLA+3.21%、アプライドマテリアル+3.05%など半導体関連もやや高いか。
主力どころの値下がり上位はブラウンアンドブラウン(保険会社)-12.65%、ケイデンスデザイン(半導体開発ソフト)-5.55%、WRバークレー(商用保険会社)-4.82%mCVSヘルス(ドラッグストア)-2.72%、シノプシス(半導体設計ツール)-2.30%など。他に目立つのが、EOGリソーシズ-1.98%、バレロエナジー-1.87%、パイオニアナチュラル-1.41%、コノコフィリップス-0.96%などエネルギー関連の一角と、アムジェン-0.51%、J&J-0.16%、ユナイテッドヘルス-0.25%、ヘンリーシャイン-0.91%、バイオジェン-0.39%などヘルスケア関連の一角。
時価総額の大きい銘柄はアップル+1.93%、マイクロソフト+1.38%、アマゾン+0.65%、テスラ+5.28%、アルファベット+1.90%、ユナイテッドヘルス-0.25%、J&J-0.16%、TSMC-0.24%、エヌビディア+5.25%、メタ+6.01%、エクソンモービル-0.68%、バークシャーハサウエィ+0.61%、アリババ+0.11%。売られたものほど反動でという雰囲気か。
金利低下で恩恵の大きい所や好まれる所が高い、反面最近底堅いエネルギーやヘルスケアは弱め。中国の損金を利益の出ている銘柄で合わせ切りでもしたのだろうか。
これらを考えると、金利低下でハウスメーカーで住友林業、不動産で三井不動産、為替の影響のなさそうなエムスリーあたりを買いで指値を入れる、グロースの雄ソニーでもと思ったけど気配が高いので見送る。全然関係のない個人的は話で申し訳ないけど、理解できない不可解なこと(ポルダーガイスト)があって、心理的に穏やかではない。
結果(税手数料別)
1911 住友林業
09:00 買い 800株2301円
09:49 買い下がり 800株2392円
10:12 枚数調整 800株2397円
10:13 決済 800株2300円
+3200円
6758 ソニー
09:16 買い 200株9895円
10:32 決済 200株9900円
+1000円
エムスリーを寄りで買わないといけなかった。三井不動産も同様。せめてもの抵抗でソニーが押していたので買ったけど、薄利で面白くはなく。住友林業は反応が鈍く、逃げられたかと思ったら、何のことはない、待てばいい話。いかんせん歯車がかみあわない。
前述の通り、どうも気がすぐれないので、これで失礼。すみません。