火曜日のアメリカ株は下落。ダウ-0.84%、SP500-0.57%、ナス-0.45%。フィリー半導体指数が-0.01%、ラッセル-1.37%。ハイイールドもリートも売られる。VIXは小幅な上昇。米国債金利は引き続き中長期が買われ金利は低下。コモディティは原油横ばい、銅は小幅下落、穀類は小幅上昇。期待インフレは低下し、米債の利回り低下と同じ程度で実質金利は横ばい。為替は円高>米ドル>ユーロ>資源国。円ドルユーロは小幅な感じでの差だけど、資源国通貨は結構売られている。全体としては、値下がり銘柄が圧倒的に多い日で、SP500では値上がり108銘柄、値下がり銘柄349銘柄と全体と同じ傾向。セクター別では指数の割に上昇はない。下落セクターは率の大きいほうからエネルギー、金融、資本財・サービスの順。相対的に底堅い下落率の小さいものはヘルスケア。SP500の個別では値上がり上位はジンマー・バイオメット、ペリゴ ヘルスケア、ストライカーなどヘルスケア銘柄がたくさん、あとはナスダックとかMSCIのような安定してそうなところ。値下がり上位はウィンリゾーツ、ラスベガスサンズ、MGMのようなレジャー系にGE、HPのような銘柄もあり、広く安い感じ。時価総額の大きいところはアップルは-0.96%、MSは+0.94%、アマゾン-0.21%、グーグル-0.04%、FBは+0.01%などまちまちだがまだましな感じがする。なお、アリババは-3.18%。

 

昨夜はほぼ全面安なアメリカだけど、金利が低下して金融株が売られたり、指数としてはナスダックが幾分か底堅い、ほぼ全面安ではあるけどヘルスケアのようなディフェンシブ系が相対的に堅いなど、今日はいろいろと理屈が通っている感じ。見た感じだと、景気敏感株(シクリカル)がダメというのと、やはり航空レジャーがダメ。金融もダメ。それでも日本株、底堅いので、買うならば、グロースっぽい医療ってと考えたがイメージがわかない。まあ今日は素直に売っておこうかと。

 

結果(税手数料別)

5401 日鉄

09:06 売り 800株2330円

10:51 決済 800株2295円

+28000円

 

8306 MUFG

09:00 売り 4000株642.9円

10:19 決済 4000株638.9円

+16000円

 

9202 ANA

09:00 売り 800株2607円

10:32 売り乗せ 1600株2613円

10:42 決済 2400株2609円

+4800円

 

日鉄は売り目線だったけど、気配が安すぎたので、様子を見てから売って正解。ANAはコロナ収束だからか、米国無視でやはり強い、中途半端にナンピンして中途半端に逃げるなんてのはダメだな。MUFGがなんでこんなに気配が高いのかが不思議だったけど、素直に売られて思ったより取れてよかった。何となく米国は景気一服っぽい感じ(景気後退ではない、踊り場のイメージ)に見えるけどな。今夜売られると結構きつい下げになりそう。