旧暦の新年も明けました♪
今年も宜しく御願い致します☆彡
先日地元の自治体が後援する「薬草栽培講座」なるものに参加して参りました。
ゆくゆくはMyアナスタシア農園を薬草園にしたいと思っているので、それを地元の自治体が後押ししてくださるのなら、凄く嬉しい~と思い喜び勇んで出掛けたのです。
がしかし、結果、憤りで頭から湯気が出ていたのではと思う程、ムカムカイライラで会場を後にしたのでした。
「薬草講座」とある様に、以下は漢方薬の生薬となる薬草生産のお話です。
現在、日本で処方されていたり民間薬として売られている漢方の生薬は80%以上中国からの輸入に頼っています。国内生産は僅か10%前後。
"第二のレア・メタル”
と呼ばれているそうです。7年間倍々で価格が高騰し、中国では急ピッチで生産拡大が行われ、現在輸入されている生薬は、もはや安全性が確認出来ていないものだそうです。
少し前に「今の漢方薬はかなり酷い。」と聞いていたのですが、まさかの品質低下だったのですね!!!農薬や化学肥料が使われているかも、土壌や畑の管理体制も、また別の薬草や野草が混在されていないかも調べられない状況なのだそうです。
それに加え、昨今の政治状況から、いつ中国側から輸出全面禁止通達が出るか分からない様で、政府がかなり焦っている様子が見て取れました。
そこで、度重なる気候変動で特産品のセロリとブロッコリーが育たたなくなってきている我が村が恰好のターゲットとなったらしく、それらの栽培から薬草への転換地として目を付けられた様です。
会場には予想を上回る参加者がいっぱいで、地元の農家さんも多く出席されていた様でした。最後の質疑応答にて。
「うちは何十年も農薬と化学肥料漬けでセロリを栽培してきました。その畑で薬草を栽培しても大丈夫なのですか?」
と。主催者側は、「それはあまり氣にしないで大丈夫です。基準はそんなに厳しくありませんので。」
もう一人の農家さんが同じ質問をしました。
「うちも何十年も農薬と化学肥料を使ってセロリを作ってきた。以前東京から来た方から、我が家に入るなり『薬臭い!』と言われた事がある。そんな状況で薬草を育てても本当に大丈夫なのか?」と。
主催者側の答えは上記と同じものでした。
生薬畑として登録すると、畑に入れる者が限定され、厳しく管理されます。
大手製薬会社が不足している指定された品種の栽培が奨励されます。
昔は薬草栽培は無農薬が原則でしたが、今は使える農薬も増えているし、化学肥料の種類も増えているので栽培しやすくなりました、と担当者は悪びれもせず当たり前の様にあっけらかんと話していました。
わたしはもう口をあんぐり、言葉もありません。
薬草を使う方は、體や心が弱り敏感になっている方です。
元氣な方には影響が出なくても、弱っている方々にはとても重要な問題です。
體を回復させるために薬草の力を借りるのに、農薬でダメージを与えられている薬草では充分な結果が出ないばかりか、返って體の機能を弱めてしまうリスクさえあるのです。漢方薬には副作用もありますし。
しかも種は毎年主催者から配られ、自家採種は出来ない様です。もしかして、遺伝子組み換え?!
その上育てた薬草は契約により大手製薬会社、ツ●●、養●酒などの会社に全て吸い取られ、個人では販売出来ない模様。
いつも思いますが、この国のトップは国民の健康や安全なんか、これっぽっちも考えてくれてはいないのですね。大手製薬会社がいかに潰れず、存続出来るか、それしか考えていない様に感じてしまいます。
いずれにせよ、今出回っている漢方薬も、これから地元で栽培奨励されていくかもしれない生薬も安全とは言えないという未来が見えてしまいました。とても悲しい。
大学で「傷寒論」を学びました。
漢方薬のバイブルです。面白くてのめり込んでいました。
授業が楽しくて、楽しくて・・
そんな自分のワクワクを大切に、個人で土にこだわった安全な薬草を守り育てて行きます!
本当に必要な方に届く様に・・
一人一人が自分で考え、より良い選択が出来ます様に。
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