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アルファサポート行政書士事務所代表SAKUMAのブログ

国際結婚手続きや配偶者ビザ、就労ビザ、興行ビザを専門とする東京のアルファ・サポート行政書士事務所SAKUMAのブログです。

みなさま、こんにちは!!
アルファサポート行政書士事務所の佐久間です。

今日は最近知った、室町時代に能楽を大成したと言われる世阿弥の「時々の初心」という言葉をご紹介します。
世阿弥
あの有名な「初心忘るべからず」という言葉は、世阿弥の言葉だそうなのですが、世阿弥は初心について3つのことを語っているそうです。

1つ目は「ぜひ初心忘るべからず」。これは私たちが通常知っている意味で、物事を始めたころの心を忘れずにいるということですよね。

2つ目は「時々の初心忘るべからず」というもので、若い時分から、最盛期を経て老年に至るまで、常にその時々にあった演じ方をすることが大切ということだそうです。

初心というのは何も「駆け出し」の頃のことだけをいうのではなく、どんなステージにあっても、常に「初心」はあるもので、またなくてはならないということです。

 

創意工夫をしなくなったり、チャレンジすることをやめてしまえば「時々の初心」を感じることはなくなるでしょう。

この「時々の初心」という言葉。ぐっと刺さりました
アップ

 

3つ目は「老後の初心忘るべからず

これも「時々の初心」の延長線上にある教えでしょう。

「時々の初心」は老後であっても例外ではないということです。

老後になっても、初めて遭遇し、対応しなければならない試練がある。歳をとったからといって、「もういい」ということではなく、其の都度、初めて習うことを乗り越えなければならない。これを、「老後の初心」という。

引用元:https://www.the-noh.com/jp/zeami/words.html

世阿弥のチャレンジ精神いいなあ。
グッド!グッド!グッド!

人生100年時代「ライフシフト」の時代にとてもマッチした思想と感じます。

このような心意気であれば、加齢とともにチャレンジすることに億劫になったり臆病になったりすることもなさそうですね。

「時々の初心」。私の座右の銘になっちゃうかも
はてなマークはてなマークはてなマーク
そのくらい気に入りました。爆  笑

ではまた!!

おまけの記事〇 ご興味ある方はどうぞ!


特定技能ビザをめざすための特定活動ビザとは?
留学ビザが許可されやすい日本語学校とは?
留学生の正社員採用
ワーキングホリデー中の外国人のアルバイト採用
在留特別許可

技能実習の社内体制
留学生のアルバイトはなぜ週28時間に設定されているのか?

 

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みなさま、こんにちは!!
アルファサポート行政書士事務所の佐久間です。

今日は、特定活動ビザをとりあげてみたいと思います。

特定活動ビザは、既存の独立した在留資格の対象にはなっていないが、日本として受け入れる必要があると判断した外国人を受け入れるための在留資格です。

 

特定活動ビザ

日本は在留資格制度を採っており、在留資格に対応する活動以外は、日本ですることができないという建てつけになっています。

しかし、日本で許すべき様々な活動に対応する在留資格を1つ1つ個別に用意することもできないので、補完的な受け皿として特定活動ビザが用意されています。

すなわち、

サマージョブで来日する外国人のように受入れ人数がそもそも少なかったり、
ワーキングホリデーEPA看護師のように二国間協定による受入れのため「対象国」が限定されていたり、
就職活動のためや出国準備のために在留を認めるなど恩恵的なものだったり、
オリンピック関係者のように時限的だったり、
老親同性婚配偶者のように人道的配慮からの受入れだったり、

このような外国人をすべて特定活動ビザで受け入れています。

特定活動ビザによって許可される活動は法務大臣が外国人ごとに個別に決定するものとされていて、その内容は「指定書」という書面に記載され、パスポートにホチキス留めされます。

ただ、実務上は法務大臣がすべての案件をチェックするわけにはいかないので、法務大臣が「告示」で定めた活動については、他の在留資格と同じく、現場の入国審査官かぎりで許否を判断をすることができます。

 

特定活動ビザ

この告示に載っている活動が現在では49種類あり、これらを告示特定活動といいます。

告示に載っていないと認められないかというと必ずしもそうではないのですが、日本政府が特定活動の対象として正面から認めている活動に含まれないので、難度はかなり上がります。

たとえば、

・母国に残してきた老親を日本に呼び寄せたい
・母国で合法的に結婚した同性婚の相手を招へいしたい

といったご相談もよくいただきますが、特定活動告示には載っていない活動のため、非常に難度は高いです。

特定活動ではこの他、

日系4世
スキー指導者
イギリス人ボランティア

等々を受け入れることができます。

あれこんな活動も受入れ可能なんだな・・・という思わぬ発見がありそうな特定活動ビザについて詳しくは、新しい記事「特定活動ビザ」をご参照ください。

ではまた
!!

 

●おまけの記事● ご興味のあるかたはクリック

 

特定活動

就労ビザ

在留資格

コンコルド効果

トレードオフ

 

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みなさま、こんにちは!!
アルファサポート行政書士事務所の佐久間です。

今日は、ビザ(査証)が持つ意味について解説してみたいと思います。

 

ビザとは

ビザとは何か
はてなマークと検索すると、多くのインターネット上の記事では、
入国許可証であると書かれているのですが、こと日本のビザ(査証)に関しては、この説明は誤りです。

国によってはビザ(査証)に入国許可証の意味を持たせているところもありますが、日本のビザ(日本国査証)にはそこまでの意味はなく、「入国推薦状」の意味に留まります。

ビザとは何かということについて世界共通のルールがあるとお考えの方が多いのですが、そのような国際法は無く、各国が国内法で独自に決めているにすぎません。

日本の場合、どのようなビザの種類を設けるかについては、法律すら存在せず、外務省が内部規則で決定しているにすぎません。※
在留資格は入管法の別表で定められていますが、ビザと在留資格は別ものです。

入国許可証」と「入国推薦状」の違いがどこにあるのかというと、前者はそれをもらった以上、入国が保証されるのに対して、後者は推薦されたにすぎないので、ビザ(査証)をもらったからといって、必ずしも入国できるかは分からないところにあります。

日本の場合、最終的に外国人が入国することができるかどうかは、
空港や海港にいる入国審査官が判断します。

したがって、たとえ有効な査証をもって来日しても、空港の入国審査官が拒否した場合には、入国することができません。

では、日本のビザ(査証)が「推薦状」なのだとすると、だれが誰にたいして「当該外国人の入国が適切である」と推薦しているのでしょうか?

答えは、ビザ(査証)を発給した在外公館の査証官が、日本の空港で上陸審査をしている入国審査官に対して、当該外国人の入国を推薦していることになります。

ビザ(査証)にもたせる意味は国によって様々なので、「アライバルビザ(到着ビザ)」というものを設けている国もあります。

アライバルビザ(到着ビザ)とは、渡航先の国の空港に到着した後に、空港で取得するビザのことです。

相手国に到着してしまっているわけですから、入国の推薦状の意味合いはなく、滞在許可証の意味合いが強くなります。

今日インターネット上にアップした別の記事「ビザとは」では、査証免除(Visa Waiver)二国間取決めの結果として行われていると理解すると生じる不都合などについて書いています。

ご興味ある方はご覧ください
爆  笑

ではまた!!

〇おまけの記事〇
ビザとは
特定技能ビザ
技能実習生
技術・人文知識・国際業務
外国人雇用状況の届出
オーバーステイ
不法滞在
登録支援機関とは
特定技能と技能実習の違い
再入国許可

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