みなさま、こんにちは
アルファサポート行政書士事務所の佐久間です。
今日は最近知った、室町時代に能楽を大成したと言われる世阿弥の「時々の初心」という言葉をご紹介します。
あの有名な「初心忘るべからず」という言葉は、世阿弥の言葉だそうなのですが、世阿弥は初心について3つのことを語っているそうです。
1つ目は「ぜひ初心忘るべからず」。これは私たちが通常知っている意味で、物事を始めたころの心を忘れずにいるということですよね。
2つ目は「時々の初心忘るべからず」というもので、若い時分から、最盛期を経て老年に至るまで、常にその時々にあった演じ方をすることが大切ということだそうです。
初心というのは何も「駆け出し」の頃のことだけをいうのではなく、どんなステージにあっても、常に「初心」はあるもので、またなくてはならないということです。
創意工夫をしなくなったり、チャレンジすることをやめてしまえば「時々の初心」を感じることはなくなるでしょう。
この「時々の初心」という言葉。ぐっと刺さりました
3つ目は「老後の初心忘るべからず」
これも「時々の初心」の延長線上にある教えでしょう。
「時々の初心」は老後であっても例外ではないということです。
“老後になっても、初めて遭遇し、対応しなければならない試練がある。歳をとったからといって、「もういい」ということではなく、其の都度、初めて習うことを乗り越えなければならない。これを、「老後の初心」という。
引用元:https://www.the-noh.com/jp/zeami/words.html
世阿弥のチャレンジ精神いいなあ。
人生100年時代=「ライフシフト」の時代にとてもマッチした思想と感じます。
このような心意気であれば、加齢とともにチャレンジすることに億劫になったり臆病になったりすることもなさそうですね。
「時々の初心」。私の座右の銘になっちゃうかも
そのくらい気に入りました。
ではまた
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